Texas – American gourmet style

The American Gourmet Style

American Gourmet Style

テキサスのFood&Drink

10 / 13の地域料理

Food & Drinkin Texas

ローンスターと呼ばれ、南部と西部のクロスロード(十字路)にあたる土地柄。今なお開拓者精神に富み、独自の気風を育て上げてきたテキサスは他の地域と一線を画しています。ビッグ&ボウルドと呼ばれる料理の気質はボリューム満点であることと、冒険心を満足させる味付けのこと。ステーキの大きさにこだわりをもち、ビーフを丸ごとバーベキューにしたり、ピリ辛のテックス・メックスはテキサスの代表的な料理です。

代表的な食べ物
テキサスBBQサンドイッチ

カウボーイ時代からの歴史を持つサンドイッチ。ブリスケットやショートリブなどのバーベキュー(BBQ)用部位をゆっくりと燻製又はロースト。焼いた肉をBBQソースに絡め、たまねぎのみじん切り、輪切りピクルスを挟みます。パンは温めたソフトなバンを使うのがトラディショナルですが、お好きなスタイルで楽しめるサンドイッチです。

<主な材料>
ビーフ ブリスケット・タマネギ ピクルス バーベキューソース(又は瓶入りBBQソース)・缶トマト・ケチャップ・アップルサイダービネガー・糖蜜

テキサスの伝統料理Traditional Texas Cuisine

  • チキンフライドステーキ

    チキンステーキを揚げて、グレービーソースをかけたアイコニックなテキサス料理。10月26日は「テキサスチキンフライドステーキの日」と宣言されている。

  • テキサスBBQ

    牛肉を塩と黒胡椒がベースのスパイスミックスで味付けし、低温で長時間燻製し柔らかくジューシーに仕上げるBBQ。トマトベースのBBQソースを一部では添える。

  • ぺカンパイ

    コーンシロップとペカンナッツで作る甘いパイ。 感謝祭やクリスマスなど祝日の食事に供され、南部で広く愛されている名物デザート。

  • キングランチチキンキャセロール

    鶏肉、チーズ、コーントルティーヤ、ピーマンがラザニアのように層になった料理。パーティー、イベントや集まりでか゚必ずある伝統的な料理。

  • テキサスブラックビーンスープ

    テキサス州発祥の料理で、ブラックビーンを主成分とし、スパイシーで風味豊かな味付けが特徴のスープで特に寒い季節に人気。

  • テキサスシートケーキ

    縁取りのついたベーキングシートで一気に焼き上げるシート状のチョコレートケーキ。テキサスの伝統は材料の中にペカンナッツが含まれている。

  • テキサスハッシュ

    米、ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、トマト、チリパウダーを混ぜ、シュレッドチーズをのせたワンスキレットのメインディッシュ。

  • フリートパイ

    スポーツ観戦向けに人気が集まり広まった、コーンチップスにチリ、チーズ、玉ねぎ、ハラペーニョをトッピングしたシンプルな料理。

  • カウボーイキャビア

    さまざまな種類の豆、トマト、ピーマン、玉ねぎが、酸味のあるドレッシングで和えられ、トルティーヤチップスが添えられたテキサス製の冷たいサラダ。

  • テキサスチリ/チリコンケソ

    肉、赤唐辛子、様々なスパイス、や他の材料を使うが、豆や米、パスタは使わないのがテキサススタイル。TEX-MEXでコーンチップスにつけるチーズディップも有名。

ちょこっと「食」に関する地域の情報Tidbits on Local “Food”

  • テキサス州の農地

    695,662平方キロメートルという広大な土地は、ドイツ、イギリス、スコットランド、アイルランド、ベルギー、オランダを合わせても足りません。そしてテキサス州ほど農地の多い州もありません。

  • ドクターペッパー・ミュージアム

    テキサス州公認の飲み物として広く親しまれているドクターペッパーはウェーコ市民が生みの親。ドクターペッパー・ミュージアム(Dr. Pepper Museum) で、この有名な飲み物について学ぶことができます。

  • 主な農作物

    広大な面積を有するテキサスは気候もそれぞれ違います。大きく分けて東側は湿気地帯、西側は乾燥地帯、に分かれます。さらに細かく分けると、東部は温暖湿潤気候、西部はステップ気候、州南部では亜熱帯性の気候が見られます。 複数の気候区が交っているこの地域では、トウモロコシ、小麦、ソルガム、米、ピーナッツなどが栽培されます。

テキサス州

Food & Drinkin Texas

テキサス州と聞いて思い浮かべるのは牧場やロデオ、太陽が輝くどこまでも広い空。それともスパイシーなテクスメクスやソースたっぷりのバーベキュー、肉がたくさん入ったチリなどの伝統料理ですか?思い浮かべた内容が何であれ、テキサス製の爽やかな飲み物がきっと引き立ててくれます。

テキサス州の
ブドウ園、ビール醸造所、蒸留所Texas Vineyards, Breweries and Distilleries


  • ビール造りの長い歴史

    テキサス州にはチェコやドイツ出身の移民から受け継いだ豊かなビール醸造文化が今も息づいています。現在、州内で稼働しているビール醸造所は 40 軒以上。現地のビール醸造所が造っているビールを試すなら、ぜひ 6 月に開催されるヒューストン・ビール・フェスティバル(Houston Beer Fest)に足を運んでみましょう。 サンアントニオに行くのもおすすめです。


  • スタイリッシュなスピリッツ

    現在テキサスで稼働している蒸留所は 30 軒以上。テキサス州のスピリッツを試してみたい方は、バーテンダーやレストランのウェイター、ウェイトレスにその店で取り扱っているスピリッツの種類を聞いてみましょう。バルコーンズディスティラリー(Balcones Distillery)ウイスキーは伝統的な自家製テキサスの味で有名です。もし取り扱いがあれば、テキサス州のワイルドフラワーハニー、ミッションフィグ(イチジク)、中白糖で作られた特製スピリッツ、バルコーンズランブル(Balcones’ Rumble)をぜひご注文ください。サンアントニオのおすすめは、レベッカ・クリーク・ディスティラリー(Rebecca Creek Distillery)のテイスティングツアー。蒸留所で作られたとても滑らかなエンチャンティッド・ロック・ウォッカをベースにしたカクテルや試飲用のドリンクを飲みながら、テイスティングルームでのんびりとした時間を過ごしましょう。


  • サンアントニオのビールルネッサンス

    サンアントニオのビール産業は復興期の真っただ中。新しいクラフトビール醸造所がいくつか登場し、19 世紀のパールブルワリー(Pearl Brewery)が都会的なフードセンターに再建されました。ザ・パール(The Pearl)という名称でローカルに親しまれているこの建物には、質の高い自社醸造ビールで有名なサウザーリー・ファイン・フード・アンド・ブルワリー(Southerleigh Fine Food and Brewery)などのレストランがあります。


  • テキサス州のワインカントリー探索

    サンアントニオから景色を楽しみながら北へ 1 時間ほどドライブすると、テキサス・ワイン・カントリーの中心地であるフレデリックスバーグに到着します。フレデリックスバーグのワインロード 290 には 20 軒以上のワイナリーが並んでいます。ここでテイスティングやツアーを楽しみましょう。テキサス産テンプラニーリョ(赤ワイン)やヴィオニエ(白ワイン)がおすすめ。あまり有名ではありませんが、テキサス州はアメリカで 5 番目に大きいワインの生産地です。州内には 200 軒以上のワイナリーがあり、数世紀に渡るブドウ畑開拓の歴史を誇ります。テキサスワインの多様性を味わいたい方には、 ダラス・フォートワース 近くのグレープバイン・ワイン・トレイル(Grapevine Wine Trail)にあるラボックの有名なワイナリーの数々を見学しましょう。リャノ・エスタカード・ワイナリー(Llano Estacado Winery)や、マクファーソンセラーズ(McPherson Cellars)、施設内のビストロでスペイン風のタパスが楽しめるラ・ディオッサ・セラーズ(La Diosa Cellars)などがあります。

フルサイズの自家製ピーカンパイが
毎日補充される
24 時間営業の自動販売機

  • 夜中にパイが食べたくなっても安心

    ピーカンパイの自動販売機は、バードル・ピーカン・キャンディー&ギフト・カンパニー(Berdoll Pecan Candy & Gift Company)の店の前に置かれています。この種の自動販売機があるのはアメリカでもおそらくここだけでしょう。焼きたてのパイやピーカンを使った甘いお菓子が毎日補充されており、ホリデーシーズンは補充の頻度も高くなります。
    通称「ミスパール」という名のリスについてご紹介すると、身長は 4 メートルで、人間の頭よりも大きなピーカンを握りしめています。毎日たくさんの通りすがりの人たちがこのリスの写真を撮ろうと高速道路を降りてやって来ます。もちろんパイが人気なのは言うまでもありません。

ダラス

Food & Drinkin Texas

大きくて美しい都市ダラスでの食の体験Food Experiences in the Big, Beautiful City of Dallas

この都市からは訪れるたびに新鮮な印象を受けます。ダラスは大都市でありながらショッピング、食事、素晴らしいアウトドアを楽しみやすい場所です。マッキニー・アヴェニュー・トロリー(McKinney Avenue Trolley)または D リンク(D-Link)シャトルに乗って市内の人気の観光スポットを見て回ることができます。何が最高かと言えば、無料だということです。

  • 食のパラダイス

    ダラスでのディナータイムには、実験的なレストランの中心地であるトリニティグローブズ(Trinity Groves)へ。伝統的なバーベキューに挑戦することもできますし、アジア料理などの他の国の料理もあります。その後、コンチネンタルブリッジ(Continental Bridge)を散歩。この歩道橋からは、1、2 を争う市内の美しい景色を眺めることができます。
    1 日の最後には、リユニオンタワー(Reunion Tower)のジオデッキ( GeO-Deck)に立ち寄り、ゆっくりと腰掛けながら美しいスカイラインを楽しむことができます。

オースティン

Food & Drinkin Texas

風変りでクールなオースティンの魅力Unique and Cool Austin Charm

オースティンはライブミュージックの名所として有名ですが、この街にはほかにもたくさんの顔があります。テキサス大学(University of Texas)のキャンパスがあり、数多くの学生がいるこの街には、いきいきとした、クリエイティブな雰囲気が満ちています。技術関係の企業がこのテキサス州の州都に多く移ってくるようになっても、昔からいる地元の人は、街の非公式のスローガンである「オースティンを風変りな街のままに(Keep Austin Weird)」という務めを積極的に果たしています。サウス・コングレス・アベニュー(South Congress Avenue)の刺激的なエリア、ソーコー(SoCo)は、ビンテージブティックや、ウェスタン・ウェア・ショップ、ライブハウス、ファンキーなアートギャラリー、人気レストランをとおして、この「変わり者」の精神を具現化した場所です。


  • トラビス湖のほとりで特別な体験

    どこまでも続くテキサス州の空の下で 1 日を過ごすなら、お弁当とタオルを持ってトラビス湖(Lake Travis)に出かけてみましょう。ボートをレンタルしたり、スキューバダイビングを楽しんだり、ペース・ベンド・パーク(Pace Bend Park)で洞窟やトレイルを散策したりすることができます。


  • 文化スポットを探索しながら食事

    オースティンの活気ある音楽シーンを味わうなら、1964 年にオープンしたホンキートンクのライブハウス、ブロークンスポーク(Broken Spoke)は見逃せません。ツーステップのダンスレッスンを受けたあとは、地元の人が作る本場テキサス州の懐かしい味と、地方の伝説的ミュージシャンが奏でるライブミュージックを楽しむのはいかがでしょう。地元の人に混ざって夜を過ごすなら、バーや、クラブ、ライブハウスがひしめき合う 6 番街(Sixth Street)がおすすめです。


  • 地元の味を堪能

    オースティンを発つ前に、ラ・バーベキュー(La Barbecue)や フランクリンバーベキュー(Franklin Barbecue)などの店に立ち寄ってじっくりと調理した有名な BBQ の味を試してみるのをお忘れなく。または、30 分ほど南に行ったところにある小さな町ロックハート(Lockhart)にもクロイツマーケット(Kreuz Market)やブラックス BBQ(Black’s BBQ)などの BBQ の有名店があります。
    訪れる時期を問わずオースティンでは常にフェスティバルが開かれています。ローカルなものから国際的なものファッションからクラフトビールまで、きっとお好みのフェスティバルが見つかります。

オースティンの一日を味わい尽くすA Taste of a Day in Austin

Food & Drinkin Texas

  • 朝食

    町の東側にあるタコストラック、ベラクルス・オール・ナチュラル(Veracruz All Natural)の朝食で1日の始まりを。本場のミガスタコスをぜひお試しください。トルティーヤチップス、トマト、玉ねぎ、ハラペーニョ、チーズ入りのスクランブルエッグが、自家製のトウモロコシのトルティーヤに包まれています。スイカ、マンゴーなどのフルーツに砂糖と水をブレンドしたフレッシュドリンク、アグアスフレスカスもお忘れなく。
    朝食の次は、コーヒーショップのライトブラザーズ・ブルー&ブルー(Wright Bros. Brew & Brew)に立ち寄ります。マッチョな口ひげを生やしてスキニージーンズをはいた、最先端ファッションの若者を眺めるのにぴったりの場所です。


  • ランチ

    昼食時には、おなかの減り具合はテキサス州(Texas)くらいビッグなものでしょう。フランクリンバーベキュー(Franklin Barbecue)とは一味違うウェストキャンパス(West Campus)地区にあるフリードメンズ(Freedmen’s)で、ジューシーなブリスケットやリブ、ソーセージを味わうことができます。ホースラディッシュ入りのポテトサラダなどのサイドメニューもお忘れなく。デザートには、スモークド・バナナ・プディングのためにぜひお腹をあけておきましょう。
    ランチの後は、サウス・コングレス・アベニュー(South Congress Avenue)へ。バイジョージ(ByGeorge)のような高級店と、パーツ&レイバー(Parts & Labour)のような地元ショップが混在しており、ファッションの最先端に出会えます。この通りで、町の非公式スローガンである「キテレツなオースティンを維持しよう(Keep Austin Weird)」と書いたバンパーステッカーを買うことができます。甘党なら、ビッグ・トップ・キャンディ・ショップ(Big Top Candy Shop)などの一風変わったキャンディショップのネッコウエハース(Necco wafers)やエッグクリームに大満足するはずです。休憩するなら、ジョーズコーヒー(Jo’s Coffee)でアイスコーヒーを飲むか、緑あふれるテラスでくつろげるホテル・サンノゼ・バー(the Hotel San Jose bar)でワインのボトルを開けるのがお勧めです。
    一服したら、数ブロック歩いて南1番街(South First Street)まで足をぜひ延ばしてください。この通りも、ヴィンテージショップや、おしゃれなレストランや店が集まったホットスポットです。


  • ディナー

    トッド・デュプレシャン(Todd Duplechan)とジェシカ・マヘル(Jessica Maher )がシェフをつとめるレストラン、レノール(Lenoir)があります。このレストランは、インドや東南アジア、そしてアメリカ南部の味をミックスしたクリエイティブな料理で有名です。リフォームした一軒家にヴィンテージ風のシックな装飾が施されており、ロマンチックな裏庭のパティオも素敵です。
    ディナーの後は、町のナイトライフの中心地、ダウンタウンの6番街(Sixth Street)へぜひ向かってください。知る人ぞ知るバー、ミッドナイトカウボーイ(Midnight Cowboy)で自分へのごほうびとしてクラフトカクテルを堪能して頂けます。このバーには前もって予約を入れることをお忘れなく。全米で知られたアーティストから地元のアーティストまで出演するモホーク(the Mohawk)でライブミュージックを楽しむのもお勧めです。

ダイナミックなグルメ天国の5つ星Five Stars in a Dynamic Gourmet Paradise

Food & Drinkin Texas

オースティンは「ライブミュージックの世界の首都(Live Music Capital of the World®)」と自認しています。口ずさむ歌で溢れるこの街はグルメの楽園としても高く評価されています。人気の定番料理から注目の新しいレストランまで、オースティンには素晴らしいバンド演奏を楽しんだ後に燃料補給をする方法が色々とあるのです。


  • テクスメクス料理:
    朝食タコスともっと色々

    アメリカ南部とメキシコ料理が見事に結びついたテクスメクス料理は、オースティンの芸術とも言える風格を誇っています。トーチーズタコス(Torchy’s Tacos)でベーコン、卵、グリーンチリ、チーズのタコスを朝食に一日を始めましょう。トーチーズは 2006 年にオースティンで最初の店舗を構え、現在は全国 30 カ所以上に展開しています。アボカドのフライ、ハラペーノソーセージ、キハダマグロのあぶりなどユニークなフィリングの独創的なタコスが自慢です。または1982 年オースティンの地で開店以来ずっと続いているチュイーズ(Chuy’s)でつぶした豆やチーズとチキンか牛肉を詰め込んだビッグアズヨーフェイス(Big as Yo’ Face)という名前のブリトーを試してみてください。気に入っていただけます。


  • フードトラック&フードトレーラー

    フードトラックはコンサートの間に美味しいものをさっとつまむのにぴったりのスポットです。オースティンのフードトラックには、コーヒーからチュロス、バーベキューやビーガン料理までありとあらゆるものがそろっています。年間を通してフードトラックが常在する公園、ザピクニック(The Picnic)を訪れれば時間があまりなくても食べ歩きが楽しめます。ザピクニックにいる販売業者たちは絞りたてのジュース、ポーボーイズ(サンドイッチの一種)、フライドチキン、カップケーキなどを販売しています。


  • 一味違うBBQ

    オースティンのバーベキュー文化はとても発達しています。お気に入りの定番や革新的なものまでここには試してみるものがたっぷりとあります。スティルズスイッチBBQ&ブリュー(Stiles Switch BBQ&Brew)では、ブリスケットと柔らかくあぶった肉の盛り合わせ、リブ、七面鳥の胸肉、作りたてのサイドディッシュをお見逃しなく。歴史的な鉄道駅にちなんで名付けられたスティルズスイッチは、オースティンを代表するクラフトビール醸造で知られる他ピットマスターのランス・カークパトリックから素晴らしい燻製肉も仕入れています。


  • クラフトマンシップあふれる飲み物

    オースティンのバーはやみつきになりそうなカクテルで、失望という言葉とは無縁です。新しく面白い材料を使ったカクテルを飲めばすぐに 2 杯めを頼みたくなるでしょう。ウィスラーズ(Whisler’s)には忘れずに立ち寄って、ビート、ウォーターメロンシュラブ、セロリ、新鮮なハーブなど珍しい材料とトップクラスのお酒をブレンドした飲み物をいただきます。この現代風のバーは定番のカクテルをアップグレードしたものや神秘的なお酒にモダンなひねりを加えたもので、多くのファンを抱えています。


  • コーヒーと音楽を楽しむ所

    オースティンには居心地の良いコーヒーハウスと音楽を聴くスポットが多くあります。レストラン評論家のザガットが「アメリカで最もホットな12 のバーの 1 つ」と評したラジオコーヒー&ビール(Radio Coffee and Beer)にも行ってみましょう。コーヒー、クラフトビール、様々なライブミュージックが心を込めて用意されています。

ヒューストン

Food & Drinkin Texas

ヒューストンで味わえる4つの食体験Four Food Experiences in Houston

この町だけで、中南米からアジア、地中海に至るまで幅広い地域の影響を受けた多彩な風味と美食の世界を体験することができます。ヒューストンには 70 の異なる文化の料理を提供する 11,000 軒あまりのレストランがあります。ヒューストンで味わえる幅広い選択肢の中からまずはここでご紹介する 4 つの食体験をご紹介します。

  • ウェステイマーロードのフードシーン

    ドイツからの移民で小麦粉の商人だったウェステイマーにちなんで名づけられたウェステイマーロード(Westheimer Road)は東西に走る主要な道路のひとつで、いまでは事実上ありとあらゆる種類のレストランが見つかる人気のスポットです。この町の食文化の多様性を示すこの通りでは、シーフードレストラン、ギリシャ食堂、エンパナーダ店なども見つかります。ヒューストンの活気あふれるモントローズ地区には、ショップ、バー、レストラン、アートギャラリーなどが混在しています。ヨーロッパ料理、地中海料理、アメリカ料理、アジア料理、メキシコ料理など各国のさまざまな料理が並ぶこの地域でお気に入りのレストランを見つけてください。

  • ジョージ・ランチ・ヒストリカル・パークでの食事

    ジョージ・ランチ・ヒストリカル・パーク(George Ranch Historical Park)で食事をすれば、100 年以上の時をさかのぼることができます。生きた歴史を伝えるこの公園はヒューストン中心部から南西に 30 分の位置にあります。8,000 ヘクタールに及ぶ大牧場の中にあり、多くの家畜だけでなく当時を再現した衣装を身に着けた人々の姿も見られます。1860 年代そのままの、チャックワゴンでの朝食や炉辺での料理教室、6 品のディナーコースを楽しむために集まることができるのです。食事にはカントリーハムやパングレービー、豚のわき腹肉の砂糖煮、コーン&ポテトキャセロール、アップルクランブルなどの伝統料理などがあります。キャンドルを灯した中での 6 品のディナーコースは歴史的なライオン・プレーリー・ホーム(Ryon Prairie Home)で提供され、ポリー・ライオン夫人自らがホスト役をつとめます。

  • ダウンタウンの歴史的再生

    ヒューストンのダウンタウン歴史地区が再生されたおかげで、古いものの価値が新たに発見されました。活気を失っていた地区がいまでは独創的なレストラン、バー、クラブでにぎやかに沸き立っています。ヒューストン最古のバーラ・カラフェ(La Carafe)で歴史を感じながら一杯いかがですか。キャンドルが灯された1800 年代から残るこの酒場では、今でもワインとビールしか出されていません。独創的なアイディアの OKRA チャリティーサルーン(OKRA Charity Saloon)は、売り上げの一部をチャリティーに寄付しています。顧客はドリンクを 1 杯注文するたびに 1 票の権利を与えられ前もって選ばれた 4 つのチャリティーのテーマのうち 1 つに投票するのです。

  • ヒューストン料理ツアー

    シェフ自らが開催するヒューストン料理ツアー(Houston Culinary Tour)に参加することができます。この町の最もエキサイティングな地区へシェフたちが案内してくれ、ツアーの道々試食をしたり学んだりすることができます。これまでのツアーではメキシコ湾で獲れたシーフード、ユダヤ料理のベストスポット、エスニックな家庭料理などを堪能しました。受賞歴を誇るシェフのクリス・シェファードも、この町有数のベトナム料理スポットを巡るツアーや様々な味の融合を楽しめるロング・ポイント・ロード(Long Point Road)を散策するツアーなどを数多く開催しています。

テキサス州の 3 大食通都市の
ひとつと言われるヒューストンで

  • 地元の特別な食を楽しむ

    ヒューストンには 1 万軒を超えるレストランがあるというと、驚かれるかもしれません。 受賞歴のある有名レストランから、フードトラック、さらには 70 を超える国々を代表するエスニックレストランまで、幅広い選択肢が揃っています。 市内に数多くあるアジア市場を訪れたり、フードトラックでスブラキ、フォー、韓国の焼き肉を味わったりして、この多様性を大いに楽しんでください。 ウチ(Uchi)の寿司、アンダーベリー(Underbelly)のヤギ肉餃子、ウゴ(Hugo)のウチワサボテンのマーマレード風味のセビーチェも見逃せません。また、ヒューストン・カリナリー・ツアーズ(Houston Culinary Tours)を利用して食の探索をするという手もあります。このツアー会社では、地区別のツアーに加え、シェフが案内する小旅行も提供しています。 毎年 8 月に開催されるヒューストン・レストラン・ウィーク(Houston Restaurant Weeks)は、市内各地の有名レストランが特別メニューを提供する、食欲をそそるイベントです。

サンアントニオ

Food & Drinkin Texas

テキサス州の 3 大食通都市の
ひとつと言われるサンアントニオで

  • 地元の特別な食を楽しむ

    サンアントニオ は、シェフが営むレストランで賑わう活気溢れる都市です。 サウスタウンエリアでアートギャラリー巡りをした後は、スモークした牛胸肉のラーメンなど折衷アジア料理で人気のホットジョイ(Hot Joy)に寄って食事をお楽しみください。 そして、サン・アントニオ・リバー・ウォーク(San Antonio River Walk)に沿って、美術館や、食文化を中心とする洗練された地区として再活性化されている19世紀の醸造所、ザ・パール(The Pearl)を訪れましょう。 ザ・パールには、カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(The Culinary Institute of America)の校舎があり、調理のデモンストレーションを見たり、クラスを受講することができます。 その後は、近隣のバーやレストランまでのんびり歩いて行きましょう。 キュアド(Cured)は、テキサス州のクラフトビールと一緒に自家製の塩漬け肉を味わえるおすすめスポットです。リトル・ライン・プロスト・ハウスでは、テキサスっ子も満足させるアレンジが利いた定番ドイツ料理が楽しめます。 ラグロリア(La Gloria)では、定評のあるシェフ、ジョニー・ヘルナンデスがメキシコの露店、タコス専門店、家庭料理を融合した創作料理を披露します。 デザートは、リック・オネスト・アイスクリーム(Lick Honest Ice Creams)が必須スポットです。地元の農家や職人から調達したテキサス州の蜂蜜や桃など、天然の純粋な材料を使った贅沢なフレーバーを味わうことができます。

フレデリックスパーグ

Food & Drinkin Texas

テキサス・ヒル・カントリー(Texas Hill Country)に位置するフレデリックスバーグ。ここを訪れなければテキサス州に来たとは言えません。1800 年代半ばに移民が入植して発展したこのリゾート地は、テキサス人の心とドイツ人の魂が渾然一体となっています。ここは、歴史あるメイントリートやその他の通りに 150 軒を超えるブティックやアートギャラリーが立ち並ぶ、買い物客のパラダイスです。ウェスタンファッション、女性向けのファッションやジュエリー、テキサス州産の食品、テキサス州産のワイン、地元や地域の工芸家の作品、洗練された室内装飾品、数多くのレストランが見つかります。

テキサス・ヒル・カントリーの中心にある
小さなドイツSmall Germany in the Heart of the Texas Hill Country

  • バラエティ豊かな食事スポットが揃ったこの地では、思わず食欲がそそられるありとあらゆるおいしい料理で空腹を満たすことができます。本格的なドイツ料理から伝統的なバーベキューやメキシコ風テキサス料理を意味するテクスメクス料理まで、どんな要求も満たしてくれます。ライブ演奏を聴きながら賑わう屋外のパティオでの食事、屋内の静かなテーブルでじっくりと味わう食事などお好きなシチュエーションを選べます。
    ワインはお好きですか。フレデリックスバーグとその周辺には50 を超えるワイナリーがあります。その多くは、フレデリックスバーグからほんの数分東に行った国道 290 号線沿いに集まっています。

  • このため、フレデリックスバーグはテキサス・ワイン・カントリー(Texas Wine Country)の中心地となっています。国内外の賞を多数受賞しているこの地のワイン。一度試飲すればきっとその理由がわかるはずです。ワインに個性があるようにワイナリーにもそれぞれの個性があります。トスカーナスタイル、モダン、チャーミング、それぞれの味を感じたままに楽しんでください。ワイナリーではパティオや中庭で美しい景色を眺めながらくつろいだり、ワイン樽の貯蔵室を訪れるバレル・ルーム・ツアー(Barrel Room Tour)やワイン造りに関するセミナー(Winemaker Seminar)に参加したりすることもできます。

  • ひとつ確かなことは、ワイナリーを訪れずしてフレデリックスバーグへの旅行を語ることはできないということです。
    ここにはアメリカ最大の野草農園ワイルドシードファーム(Wildseed Farms)があり、また、夏になるとジューシーで甘い桃を売る地元の農場の売店が見られるようになります。これも人気のあるヒルカントリーの伝統的な夏の風景です。

テキサス州の 3 大食通都市の
ひとつと言われるフレデリックスバーグで

  • 地元の特別な食を楽しむ

    サンアントニオから緩やかに起伏する丘陵や川谷のある フレデリックスバーグの息を呑むような田園地帯に向かいます。 短いドライブで、ワイナリー、夏の桃狩り、甘いペストリーやおいしいシュニッツェル(Schnitzel)などの本格的ドイツ料理を体験することができます。 フレデリックスバーグのドイツ伝統料理やビールを150 年以上前にこの地に定住したドイツ人先駆者たちのシンボルである町のビストロ、パン屋、ビアガーデンで楽しんでいただくことができます。フレデリックスバーグの由緒あるダウンタウンでは、グルメ食品店でお買い物を楽しめます。オパス・マーケット・アンド・デリ(Opa’s Market and Deli)でスモークソーセージを試食したり、クインテッセンシャルチョコレート(Quintessential Chocolates)でワイン風味のお菓子を堪能することができます。

American Gourmet Style

テキサスのFood&Drink

10 / 13の地域料理

Food & Drinkin Texas

ローンスターと呼ばれ、南部と西部のクロスロード(十字路)にあたる土地柄。今なお開拓者精神に富み、独自の気風を育て上げてきたテキサスは他の地域と一線を画しています。ビッグ&ボウルドと呼ばれる料理の気質はボリューム満点であることと、冒険心を満足させる味付けのこと。ステーキの大きさにこだわりをもち、ビーフを丸ごとバーベキューにしたり、ピリ辛のテックス・メックスはテキサスの代表的な料理です。

代表的な食べ物
テキサスBBQサンドイッチ

カウボーイ時代からの歴史を持つサンドイッチ。ブリスケットやショートリブなどのバーベキュー(BBQ)用部位をゆっくりと燻製又はロースト。焼いた肉をBBQソースに絡め、たまねぎのみじん切り、輪切りピクルスを挟みます。パンは温めたソフトなバンを使うのがトラディショナルですが、お好きなスタイルで楽しめるサンドイッチです。

<主な材料>
ビーフ ブリスケット・タマネギ ピクルス バーベキューソース(又は瓶入りBBQソース)・缶トマト・ケチャップ・アップルサイダービネガー・糖蜜

テキサス州Texas

Food & Drinkin Texas

主な都市

Austin / オースティン[州都]
Dallas / ダラス
El Paso / エルパソ
Fort Worth / フォートワース
Fredericksburg / フレデリックスバーグ
Houston / ヒューストン


テキサス州の伝統料理Traditional Texas Cuisine

  • チキンフライドステーキ

    チキンステーキを揚げて、グレービーソースをかけたアイコニックなテキサス料理。10月26日は「テキサスチキンフライドステーキの日」と宣言されている。

  • テキサスシートケーキ

    縁取りのついたベーキングシートで一気に焼き上げるシート状のチョコレートケーキ。テキサスの伝統は材料の中にペカンナッツが含まれている。

  • テキサスBBQ

    牛肉を塩と黒胡椒がベースのスパイスミックスで味付けし、低温で長時間燻製し柔らかくジューシーに仕上げるBBQ。トマトベースのBBQソースを一部では添える。

  • テキサスハッシュ

    米、ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、トマト、チリパウダーを混ぜ、シュレッドチーズをのせたワンスキレットのメインディッシュ。

  • テキサス
    ブラックビーンスープ

    テキサス州発祥の料理で、ブラックビーンを主成分とし、スパイシーで風味豊かな味付けが特徴のスープで特に寒い季節に人気。

  • ぺカンパイ

    コーンシロップとペカンナッツで作る甘いパイ。 感謝祭やクリスマスなど祝日の食事に供され、南部で広く愛されている名物デザート。

  • カウボーイキャビア

    さまざまな種類の豆、トマト、ピーマン、玉ねぎが、酸味のあるドレッシングで和えられ、トルティーヤチップスが添えられたテキサス製の冷たいサラダ。

  • キングランチチキン
    キャセロール

    鶏肉、チーズ、コーントルティーヤ、ピーマンがラザニアのように層になった料理。パーティー、イベントや集まりでか゚必ずある伝統的な料理。

  • テキサスチリ/
    チリコンケソ

    肉、赤唐辛子、様々なスパイス、や他の材料を使うが、豆や米、パスタは使わないのがテキサススタイル。TEX-MEXでコーンチップスにつけるチーズディップも有名。

  • フリートパイ

    スポーツ観戦向けに人気が集まり広まった、コーンチップスにチリ、チーズ、玉ねぎ、ハラペーニョをトッピングしたシンプルな料理。

ちょこっと「食」に関する地域の情報Tidbits on Local “Food”

  • テキサス州の農地

    695,662平方キロメートルという広大な土地は、ドイツ、イギリス、スコットランド、アイルランド、ベルギー、オランダを合わせても足りません。そしてテキサス州ほど農地の多い州もありません。

  • ドクターペッパー・ミュージアム

    テキサス州公認の飲み物として広く親しまれているドクターペッパーはウェーコ市民が生みの親。ドクターペッパー・ミュージアム(Dr. Pepper Museum) で、この有名な飲み物について学ぶことができます。

  • 主な農作物

    広大な面積を有するテキサスは気候もそれぞれ違います。大きく分けて東側は湿気地帯、西側は乾燥地帯、に分かれます。さらに細かく分けると、東部は温暖湿潤気候、西部はステップ気候、州南部では亜熱帯性の気候が見られます。 複数の気候区が交っているこの地域では、トウモロコシ、小麦、ソルガム、米、ピーナッツなどが栽培されます。

Texas州

Food & Drinkin Texas

テキサス州と聞いて思い浮かべるのは牧場やロデオ、太陽が輝くどこまでも広い空。それともスパイシーなテクスメクスやソースたっぷりのバーベキュー、肉がたくさん入ったチリなどの伝統料理ですか?思い浮かべた内容が何であれ、テキサス製の爽やかな飲み物がきっと引き立ててくれます。

テキサス州の
ブドウ園、ビール醸造所、蒸留所Texas Vineyards, Breweries and Distilleries


  • ビール造りの長い歴史

    テキサス州にはチェコやドイツ出身の移民から受け継いだ豊かなビール醸造文化が今も息づいています。現在、州内で稼働しているビール醸造所は 40 軒以上。現地のビール醸造所が造っているビールを試すなら、ぜひ 6 月に開催されるヒューストン・ビール・フェスティバル(Houston Beer Fest)に足を運んでみましょう。 サンアントニオに行くのもおすすめです。


  • サンアントニオのビールルネッサンス

    サンアントニオのビール産業は復興期の真っただ中。新しいクラフトビール醸造所がいくつか登場し、19 世紀のパールブルワリー(Pearl Brewery)が都会的なフードセンターに再建されました。ザ・パール(The Pearl)という名称でローカルに親しまれているこの建物には、質の高い自社醸造ビールで有名なサウザーリー・ファイン・フード・アンド・ブルワリー(Southerleigh Fine Food and Brewery)などのレストランがあります。


  • テキサス州のワインカントリー探索

    サンアントニオから景色を楽しみながら北へ 1 時間ほどドライブすると、テキサス・ワイン・カントリーの中心地であるフレデリックスバーグに到着します。フレデリックスバーグのワインロード 290 には 20 軒以上のワイナリーが並んでいます。ここでテイスティングやツアーを楽しみましょう。テキサス産テンプラニーリョ(赤ワイン)やヴィオニエ(白ワイン)がおすすめ。あまり有名ではありませんが、テキサス州はアメリカで 5 番目に大きいワインの生産地です。州内には 200 軒以上のワイナリーがあり、数世紀に渡るブドウ畑開拓の歴史を誇ります。テキサスワインの多様性を味わいたい方には、 ダラス・フォートワース 近くのグレープバイン・ワイン・トレイル(Grapevine Wine Trail)にあるラボックの有名なワイナリーの数々を見学しましょう。リャノ・エスタカード・ワイナリー(Llano Estacado Winery)や、マクファーソンセラーズ(McPherson Cellars)、施設内のビストロでスペイン風のタパスが楽しめるラ・ディオッサ・セラーズ(La Diosa Cellars)などがあります。


  • スタイリッシュなスピリッツ

    現在テキサスで稼働している蒸留所は 30 軒以上。テキサス州のスピリッツを試してみたい方は、バーテンダーやレストランのウェイター、ウェイトレスにその店で取り扱っているスピリッツの種類を聞いてみましょう。バルコーンズディスティラリー(Balcones Distillery)ウイスキーは伝統的な自家製テキサスの味で有名です。もし取り扱いがあれば、テキサス州のワイルドフラワーハニー、ミッションフィグ(イチジク)、中白糖で作られた特製スピリッツ、バルコーンズランブル(Balcones’ Rumble)をぜひご注文ください。サンアントニオのおすすめは、レベッカ・クリーク・ディスティラリー(Rebecca Creek Distillery)のテイスティングツアー。蒸留所で作られたとても滑らかなエンチャンティッド・ロック・ウォッカをベースにしたカクテルや試飲用のドリンクを飲みながら、テイスティングルームでのんびりとした時間を過ごしましょう。

フルサイズの自家製ピーカンパイが
毎日補充される
24 時間営業の自動販売機

  • 夜中にパイが食べたくなっても安心

    ピーカンパイの自動販売機は、バードル・ピーカン・キャンディー&ギフト・カンパニー(Berdoll Pecan Candy & Gift Company)の店の前に置かれています。この種の自動販売機があるのはアメリカでもおそらくここだけでしょう。焼きたてのパイやピーカンを使った甘いお菓子が毎日補充されており、ホリデーシーズンは補充の頻度も高くなります。
    通称「ミスパール」という名のリスについてご紹介すると、身長は 4 メートルで、人間の頭よりも大きなピーカンを握りしめています。毎日たくさんの通りすがりの人たちがこのリスの写真を撮ろうと高速道路を降りてやって来ます。もちろんパイが人気なのは言うまでもありません。

ダラス

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大きくて美しい都市ダラスでの食の体験Food Experiences in the Big, Beautiful City of Dallas

この都市からは訪れるたびに新鮮な印象を受けます。ダラスは大都市でありながらショッピング、食事、素晴らしいアウトドアを楽しみやすい場所です。マッキニー・アヴェニュー・トロリー(McKinney Avenue Trolley)または D リンク(D-Link)シャトルに乗って市内の人気の観光スポットを見て回ることができます。何が最高かと言えば、無料だということです。

  • 食のパラダイス

    ダラスでのディナータイムには、実験的なレストランの中心地であるトリニティグローブズ(Trinity Groves)へ。伝統的なバーベキューに挑戦することもできますし、アジア料理などの他の国の料理もあります。その後、コンチネンタルブリッジ(Continental Bridge)を散歩。この歩道橋からは、1、2 を争う市内の美しい景色を眺めることができます。
    1 日の最後には、リユニオンタワー(Reunion Tower)のジオデッキ( GeO-Deck)に立ち寄り、ゆっくりと腰掛けながら美しいスカイラインを楽しむことができます。

オースティン

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風変りでクールなオースティンの魅力Unique and Cool Austin Charm

オースティンはライブミュージックの名所として有名ですが、この街にはほかにもたくさんの顔があります。テキサス大学(University of Texas)のキャンパスがあり、数多くの学生がいるこの街には、いきいきとした、クリエイティブな雰囲気が満ちています。技術関係の企業がこのテキサス州の州都に多く移ってくるようになっても、昔からいる地元の人は、街の非公式のスローガンである「オースティンを風変りな街のままに(Keep Austin Weird)」という務めを積極的に果たしています。サウス・コングレス・アベニュー(South Congress Avenue)の刺激的なエリア、ソーコー(SoCo)は、ビンテージブティックや、ウェスタン・ウェア・ショップ、ライブハウス、ファンキーなアートギャラリー、人気レストランをとおして、この「変わり者」の精神を具現化した場所です。


  • トラビス湖のほとりで特別な体験

    どこまでも続くテキサス州の空の下で 1 日を過ごすなら、お弁当とタオルを持ってトラビス湖(Lake Travis)に出かけてみましょう。ボートをレンタルしたり、スキューバダイビングを楽しんだり、ペース・ベンド・パーク(Pace Bend Park)で洞窟やトレイルを散策したりすることができます。


  • 文化スポットを探索しながら食事

    オースティンの活気ある音楽シーンを味わうなら、1964 年にオープンしたホンキートンクのライブハウス、ブロークンスポーク(Broken Spoke)は見逃せません。ツーステップのダンスレッスンを受けたあとは、地元の人が作る本場テキサス州の懐かしい味と、地方の伝説的ミュージシャンが奏でるライブミュージックを楽しむのはいかがでしょう。地元の人に混ざって夜を過ごすなら、バーや、クラブ、ライブハウスがひしめき合う 6 番街(Sixth Street)がおすすめです。


  • 地元の味を堪能

    オースティンを発つ前に、ラ・バーベキュー(La Barbecue)や フランクリンバーベキュー(Franklin Barbecue)などの店に立ち寄ってじっくりと調理した有名な BBQ の味を試してみるのをお忘れなく。または、30 分ほど南に行ったところにある小さな町ロックハート(Lockhart)にもクロイツマーケット(Kreuz Market)やブラックス BBQ(Black’s BBQ)などの BBQ の有名店があります。
    訪れる時期を問わずオースティンでは常にフェスティバルが開かれています。ローカルなものから国際的なものファッションからクラフトビールまで、きっとお好みのフェスティバルが見つかります。

オースティンの一日を味わい尽くすA Taste of a Day in Austin

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  • 朝食

    町の東側にあるタコストラック、ベラクルス・オール・ナチュラル(Veracruz All Natural)の朝食で1日の始まりを。本場のミガスタコスをぜひお試しください。トルティーヤチップス、トマト、玉ねぎ、ハラペーニョ、チーズ入りのスクランブルエッグが、自家製のトウモロコシのトルティーヤに包まれています。スイカ、マンゴーなどのフルーツに砂糖と水をブレンドしたフレッシュドリンク、アグアスフレスカスもお忘れなく。
    朝食の次は、コーヒーショップのライトブラザーズ・ブルー&ブルー(Wright Bros. Brew & Brew)に立ち寄ります。マッチョな口ひげを生やしてスキニージーンズをはいた、最先端ファッションの若者を眺めるのにぴったりの場所です。


  • ランチ

    昼食時には、おなかの減り具合はテキサス州(Texas)くらいビッグなものでしょう。フランクリンバーベキュー(Franklin Barbecue)とは一味違うウェストキャンパス(West Campus)地区にあるフリードメンズ(Freedmen’s)で、ジューシーなブリスケットやリブ、ソーセージを味わうことができます。ホースラディッシュ入りのポテトサラダなどのサイドメニューもお忘れなく。デザートには、スモークド・バナナ・プディングのためにぜひお腹をあけておきましょう。
    ランチの後は、サウス・コングレス・アベニュー(South Congress Avenue)へ。バイジョージ(ByGeorge)のような高級店と、パーツ&レイバー(Parts & Labour)のような地元ショップが混在しており、ファッションの最先端に出会えます。この通りで、町の非公式スローガンである「キテレツなオースティンを維持しよう(Keep Austin Weird)」と書いたバンパーステッカーを買うことができます。甘党なら、ビッグ・トップ・キャンディ・ショップ(Big Top Candy Shop)などの一風変わったキャンディショップのネッコウエハース(Necco wafers)やエッグクリームに大満足するはずです。休憩するなら、ジョーズコーヒー(Jo’s Coffee)でアイスコーヒーを飲むか、緑あふれるテラスでくつろげるホテル・サンノゼ・バー(the Hotel San Jose bar)でワインのボトルを開けるのがお勧めです。
    一服したら、数ブロック歩いて南1番街(South First Street)まで足をぜひ延ばしてください。この通りも、ヴィンテージショップや、おしゃれなレストランや店が集まったホットスポットです。


  • ディナー

    トッド・デュプレシャン(Todd Duplechan)とジェシカ・マヘル(Jessica Maher )がシェフをつとめるレストラン、レノール(Lenoir)があります。このレストランは、インドや東南アジア、そしてアメリカ南部の味をミックスしたクリエイティブな料理で有名です。リフォームした一軒家にヴィンテージ風のシックな装飾が施されており、ロマンチックな裏庭のパティオも素敵です。
    ディナーの後は、町のナイトライフの中心地、ダウンタウンの6番街(Sixth Street)へぜひ向かってください。知る人ぞ知るバー、ミッドナイトカウボーイ(Midnight Cowboy)で自分へのごほうびとしてクラフトカクテルを堪能して頂けます。このバーには前もって予約を入れることをお忘れなく。全米で知られたアーティストから地元のアーティストまで出演するモホーク(the Mohawk)でライブミュージックを楽しむのもお勧めです。

ダイナミックなグルメ天国の5つ星Five Stars in a Dynamic Gourmet Paradise

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オースティンは「ライブミュージックの世界の首都(Live Music Capital of the World®)」と自認しています。口ずさむ歌で溢れるこの街はグルメの楽園としても高く評価されています。人気の定番料理から注目の新しいレストランまで、オースティンには素晴らしいバンド演奏を楽しんだ後に燃料補給をする方法が色々とあるのです。


  • テクスメクス料理:朝食タコスともっと色々

    アメリカ南部とメキシコ料理が見事に結びついたテクスメクス料理は、オースティンの芸術とも言える風格を誇っています。トーチーズタコス(Torchy’s Tacos)でベーコン、卵、グリーンチリ、チーズのタコスを朝食に一日を始めましょう。トーチーズは 2006 年にオースティンで最初の店舗を構え、現在は全国 30 カ所以上に展開しています。アボカドのフライ、ハラペーノソーセージ、キハダマグロのあぶりなどユニークなフィリングの独創的なタコスが自慢です。または1982 年オースティンの地で開店以来ずっと続いているチュイーズ(Chuy’s)でつぶした豆やチーズとチキンか牛肉を詰め込んだビッグアズヨーフェイス(Big as Yo’ Face)という名前のブリトーを試してみてください。気に入っていただけます。


  • フードトラック&フードトレーラー

    フードトラックはコンサートの間に美味しいものをさっとつまむのにぴったりのスポットです。オースティンのフードトラックには、コーヒーからチュロス、バーベキューやビーガン料理までありとあらゆるものがそろっています。年間を通してフードトラックが常在する公園、ザピクニック(The Picnic)を訪れれば時間があまりなくても食べ歩きが楽しめます。ザピクニックにいる販売業者たちは絞りたてのジュース、ポーボーイズ(サンドイッチの一種)、フライドチキン、カップケーキなどを販売しています。


  • 一味違うBBQ

    オースティンのバーベキュー文化はとても発達しています。お気に入りの定番や革新的なものまでここには試してみるものがたっぷりとあります。スティルズスイッチBBQ&ブリュー(Stiles Switch BBQ&Brew)では、ブリスケットと柔らかくあぶった肉の盛り合わせ、リブ、七面鳥の胸肉、作りたてのサイドディッシュをお見逃しなく。歴史的な鉄道駅にちなんで名付けられたスティルズスイッチは、オースティンを代表するクラフトビール醸造で知られる他ピットマスターのランス・カークパトリックから素晴らしい燻製肉も仕入れています。


  • クラフトマンシップあふれる飲み物

    オースティンのバーはやみつきになりそうなカクテルで、失望という言葉とは無縁です。新しく面白い材料を使ったカクテルを飲めばすぐに 2 杯めを頼みたくなるでしょう。ウィスラーズ(Whisler’s)には忘れずに立ち寄って、ビート、ウォーターメロンシュラブ、セロリ、新鮮なハーブなど珍しい材料とトップクラスのお酒をブレンドした飲み物をいただきます。この現代風のバーは定番のカクテルをアップグレードしたものや神秘的なお酒にモダンなひねりを加えたもので、多くのファンを抱えています。


  • コーヒーと音楽を楽しむ所

    オースティンには居心地の良いコーヒーハウスと音楽を聴くスポットが多くあります。レストラン評論家のザガットが「アメリカで最もホットな12 のバーの 1 つ」と評したラジオコーヒー&ビール(Radio Coffee and Beer)にも行ってみましょう。コーヒー、クラフトビール、様々なライブミュージックが心を込めて用意されています。

ヒューストン

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ヒューストンで味わえる4つの食体験Four Food Experiences in Houston

この町だけで、中南米からアジア、地中海に至るまで幅広い地域の影響を受けた多彩な風味と美食の世界を体験することができます。ヒューストンには 70 の異なる文化の料理を提供する 11,000 軒あまりのレストランがあります。ヒューストンで味わえる幅広い選択肢の中からまずはここでご紹介する 4 つの食体験をご紹介します。

  • ウェステイマーロードのフードシーン

    ドイツからの移民で小麦粉の商人だったウェステイマーにちなんで名づけられたウェステイマーロード(Westheimer Road)は東西に走る主要な道路のひとつで、いまでは事実上ありとあらゆる種類のレストランが見つかる人気のスポットです。この町の食文化の多様性を示すこの通りでは、シーフードレストラン、ギリシャ食堂、エンパナーダ店なども見つかります。ヒューストンの活気あふれるモントローズ地区には、ショップ、バー、レストラン、アートギャラリーなどが混在しています。ヨーロッパ料理、地中海料理、アメリカ料理、アジア料理、メキシコ料理など各国のさまざまな料理が並ぶこの地域でお気に入りのレストランを見つけてください。

  • ダウンタウンの歴史的再生

    ヒューストンのダウンタウン歴史地区が再生されたおかげで、古いものの価値が新たに発見されました。活気を失っていた地区がいまでは独創的なレストラン、バー、クラブでにぎやかに沸き立っています。ヒューストン最古のバーラ・カラフェ(La Carafe)で歴史を感じながら一杯いかがですか。キャンドルが灯された1800 年代から残るこの酒場では、今でもワインとビールしか出されていません。独創的なアイディアの OKRA チャリティーサルーン(OKRA Charity Saloon)は、売り上げの一部をチャリティーに寄付しています。顧客はドリンクを 1 杯注文するたびに 1 票の権利を与えられ前もって選ばれた 4 つのチャリティーのテーマのうち 1 つに投票するのです。

  • ジョージ・ランチ・ヒストリカル・パークでの食事

    ジョージ・ランチ・ヒストリカル・パーク(George Ranch Historical Park)で食事をすれば、100 年以上の時をさかのぼることができます。生きた歴史を伝えるこの公園はヒューストン中心部から南西に 30 分の位置にあります。8,000 ヘクタールに及ぶ大牧場の中にあり、多くの家畜だけでなく当時を再現した衣装を身に着けた人々の姿も見られます。1860 年代そのままの、チャックワゴンでの朝食や炉辺での料理教室、6 品のディナーコースを楽しむために集まることができるのです。食事にはカントリーハムやパングレービー、豚のわき腹肉の砂糖煮、コーン&ポテトキャセロール、アップルクランブルなどの伝統料理などがあります。キャンドルを灯した中での 6 品のディナーコースは歴史的なライオン・プレーリー・ホーム(Ryon Prairie Home)で提供され、ポリー・ライオン夫人自らがホスト役をつとめます。

  • ヒューストン料理ツアー

    シェフ自らが開催するヒューストン料理ツアー(Houston Culinary Tour)に参加することができます。この町の最もエキサイティングな地区へシェフたちが案内してくれ、ツアーの道々試食をしたり学んだりすることができます。これまでのツアーではメキシコ湾で獲れたシーフード、ユダヤ料理のベストスポット、エスニックな家庭料理などを堪能しました。受賞歴を誇るシェフのクリス・シェファードも、この町有数のベトナム料理スポットを巡るツアーや様々な味の融合を楽しめるロング・ポイント・ロード(Long Point Road)を散策するツアーなどを数多く開催しています。

テキサス州の 3 大食通都市の
ひとつと言われるヒューストンで

  • 地元の特別な食を楽しむ

    ヒューストンには 1 万軒を超えるレストランがあるというと、驚かれるかもしれません。 受賞歴のある有名レストランから、フードトラック、さらには 70 を超える国々を代表するエスニックレストランまで、幅広い選択肢が揃っています。 市内に数多くあるアジア市場を訪れたり、フードトラックでスブラキ、フォー、韓国の焼き肉を味わったりして、この多様性を大いに楽しんでください。 ウチ(Uchi)の寿司、アンダーベリー(Underbelly)のヤギ肉餃子、ウゴ(Hugo)のウチワサボテンのマーマレード風味のセビーチェも見逃せません。また、ヒューストン・カリナリー・ツアーズ(Houston Culinary Tours)を利用して食の探索をするという手もあります。このツアー会社では、地区別のツアーに加え、シェフが案内する小旅行も提供しています。 毎年 8 月に開催されるヒューストン・レストラン・ウィーク(Houston Restaurant Weeks)は、市内各地の有名レストランが特別メニューを提供する、食欲をそそるイベントです。

サンアントニオ

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テキサス州の 3 大食通都市の
ひとつと言われるサンアントニオで

  • 地元の特別な食を楽しむ

    サンアントニオ は、シェフが営むレストランで賑わう活気溢れる都市です。 サウスタウンエリアでアートギャラリー巡りをした後は、スモークした牛胸肉のラーメンなど折衷アジア料理で人気のホットジョイ(Hot Joy)に寄って食事をお楽しみください。 そして、サン・アントニオ・リバー・ウォーク(San Antonio River Walk)に沿って、美術館や、食文化を中心とする洗練された地区として再活性化されている19世紀の醸造所、ザ・パール(The Pearl)を訪れましょう。 ザ・パールには、カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(The Culinary Institute of America)の校舎があり、調理のデモンストレーションを見たり、クラスを受講することができます。 その後は、近隣のバーやレストランまでのんびり歩いて行きましょう。 キュアド(Cured)は、テキサス州のクラフトビールと一緒に自家製の塩漬け肉を味わえるおすすめスポットです。リトル・ライン・プロスト・ハウスでは、テキサスっ子も満足させるアレンジが利いた定番ドイツ料理が楽しめます。 ラグロリア(La Gloria)では、定評のあるシェフ、ジョニー・ヘルナンデスがメキシコの露店、タコス専門店、家庭料理を融合した創作料理を披露します。 デザートは、リック・オネスト・アイスクリーム(Lick Honest Ice Creams)が必須スポットです。地元の農家や職人から調達したテキサス州の蜂蜜や桃など、天然の純粋な材料を使った贅沢なフレーバーを味わうことができます。

フレデリックスパーグ

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テキサス・ヒル・カントリー(Texas Hill Country)に位置するフレデリックスバーグ。ここを訪れなければテキサス州に来たとは言えません。1800 年代半ばに移民が入植して発展したこのリゾート地は、テキサス人の心とドイツ人の魂が渾然一体となっています。ここは、歴史あるメイントリートやその他の通りに 150 軒を超えるブティックやアートギャラリーが立ち並ぶ、買い物客のパラダイスです。ウェスタンファッション、女性向けのファッションやジュエリー、テキサス州産の食品、テキサス州産のワイン、地元や地域の工芸家の作品、洗練された室内装飾品、数多くのレストランが見つかります。

テキサス・ヒル・カントリーの
中心にある小さなドイツSmall Germany in the Heart of the Texas Hill Country

バラエティ豊かな食事スポットが揃ったこの地では、思わず食欲がそそられるありとあらゆるおいしい料理で空腹を満たすことができます。本格的なドイツ料理から伝統的なバーベキューやメキシコ風テキサス料理を意味するテクスメクス料理まで、どんな要求も満たしてくれます。ライブ演奏を聴きながら賑わう屋外のパティオでの食事、屋内の静かなテーブルでじっくりと味わう食事などお好きなシチュエーションを選べます。

ワインはお好きですか。フレデリックスバーグとその周辺には50 を超えるワイナリーがあります。その多くは、フレデリックスバーグからほんの数分東に行った国道 290 号線沿いに集まっています。

このため、フレデリックスバーグはテキサス・ワイン・カントリー(Texas Wine Country)の中心地となっています。国内外の賞を多数受賞しているこの地のワイン。一度試飲すればきっとその理由がわかるはずです。ワインに個性があるようにワイナリーにもそれぞれの個性があります。トスカーナスタイル、モダン、チャーミング、それぞれの味を感じたままに楽しんでください。ワイナリーではパティオや中庭で美しい景色を眺めながらくつろいだり、ワイン樽の貯蔵室を訪れるバレル・ルーム・ツアー(Barrel Room Tour)やワイン造りに関するセミナー(Winemaker Seminar)に参加したりすることもできます。

ひとつ確かなことは、ワイナリーを訪れずしてフレデリックスバーグへの旅行を語ることはできないということです。

ここにはアメリカ最大の野草農園ワイルドシードファーム(Wildseed Farms)があり、また、夏になるとジューシーで甘い桃を売る地元の農場の売店が見られるようになります。これも人気のあるヒルカントリーの伝統的な夏の風景です。

テキサス州の 3 大食通都市の
ひとつと言われるフレデリックスバーグで

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  • 地元の特別な食を楽しむ

    サンアントニオから緩やかに起伏する丘陵や川谷のある フレデリックスバーグの息を呑むような田園地帯に向かいます。 短いドライブで、ワイナリー、夏の桃狩り、甘いペストリーやおいしいシュニッツェル(Schnitzel)などの本格的ドイツ料理を体験することができます。 フレデリックスバーグのドイツ伝統料理やビールを150 年以上前にこの地に定住したドイツ人先駆者たちのシンボルである町のビストロ、パン屋、ビアガーデンで楽しんでいただくことができます。フレデリックスバーグの由緒あるダウンタウンでは、グルメ食品店でお買い物を楽しめます。オパス・マーケット・アンド・デリ(Opa’s Market and Deli)でスモークソーセージを試食したり、クインテッセンシャルチョコレート(Quintessential Chocolates)でワイン風味のお菓子を堪能することができます。