Pacific Northwest & Alaska – American gourmet style

The American Gourmet Style

American Gourmet Style

パシフィック・ノースウエストとアラスカのFood&Drink

1 / 13の地域料理

Food & Drinkin Pacific Northwest and Alaska

アラスカからワシントン、オレゴン州にいたる沿岸地域は自然そのものの魚介類が豊富。特にアラスカサーモンを含め天然のシーフードを安定輸出できるのは世界中でもこの地域だけです。冷涼なワシントン・オレゴン州は良質な果物・野菜生産に適しており、オーガニック食品の栽培にも大変適しています。また世界的に有名なワインの産地と同緯度に位置し、高品質なワインを産出しています。

代表的な食べ物
アラスカン・シーフードサンドイッチ

アラスカ産の真鱈やオヒョウなどの白身魚を唐揚げにし、熱いうちにチーズをのせ、冷たいマヨネーズソースをかけて、ゴマ付きバンにはさみます。シーズニングしたグリルド・サーモンや、ボイルしてほぐしたキングクラブの身を使ってもアラスカ産天然シーフードならではのリッチなサンドイッチが味わえます。

<主な材料>
真鱈(ポラック)・鮭(サーモン)・ホワイトソルガム(唐揚粉)・シーフードシーズニングチーズ(スライス)・マヨネーズ・レリッシュ(ソース用)

パシフィック・ノースウエストとアラスカの伝統料理Traditional Pacific Northwest and Alaska Cuisine

  • マリオンベリーパイ

    ブラックベリーとオルダーベリーを組み合わせた交配種で深紅から紫色をしたマリオンベリーを使ったデザートパイ。

  • ヘーゼルナッツチョコレート

    オレゴン州で採れるヘーゼルナッツにチョコレートコーティングをしたお菓子。

  • ワイルドベリーコブラー

    砂糖をまぶしたさまざまな野生のベリーフルーツのベースにクランブル状の生地をトッピングした美味しいデザート。

  • ワラワラオニオンリング

    北西部の地域で採れる大きくて甘みの強い玉ねぎを輪切りにし、特製の衣でコーティングをして揚げた、サクサクとした食感と香ばしさが楽しめる料理。

  • フィッシャースコーン

    ラズベリージャムとクリームを間に挟んだワシントン州フェアで有名なスコーン。

  • スモークサーモンチャウダー

    牛乳と生クリームをベースとしスモークサーモンとジャガイモをメイン具材としたクリーミーで風味豊かな温かいチャウダースープ。

  • サーモンキャンディー

    サーモンを甘辛いマリネ液に漬け込み、キャンディのような仕上がりになるまでスモークやオーブンで熱して作る料理。

  • フィッシュ&チップス

    揚げた白身魚とフライドポテトが組み合わさったメニュー。

  • アクタック

    冷凍肉、魚、ショートニング、ベリーなどを混ぜ合わせて作るアラスカの先住民族に伝わる栄養価が高い伝統的な冷たいデザート。

  • トッチョス

    トルティーヤチップスの代わりにテイタートッツをベースにしてレタスやトマト、ひき肉にチーズソースなどをトッピングしたナチョス風のローデッドポテト。

  • フライブレッド

    小麦粉や玉ねぎ、牛乳などの材料を混ぜて作った生地を揚げて膨らませることで軽く、もちもちとした食感が特徴の揚げパン。

ちょこっと「食」に関する地域の情報Tidbits on Local “Food”

  • アラスカ州 主な水産物

    鮭、海底に生息する魚(スケトウダラ、オヒョウ、マダラ、ギンダラ、ヒラメなど)やメバル、貝、ニシンが主な水産物です。またカニやエビもあります。そして64 か所の水産養殖場では、牡蠣、アサリ、ミルガイなどが養殖されています。

  • カリフォルニア州 主な農作物

    平坦な土地と寒暖の差が激しい気候から様々な食材が育てられています。ぶどう・いちご・オレンジなどの果物類、アーモンド・ピスタチオなどの豆類、トマト、レタス、オレンジ、人参などの野菜や米など。カリフォルニアは様々な食材の宝庫です。

  • オレゴン州 主な農作物

    アメリカ西海岸沿いに位置し北にワシントン州、南にカリフォルニア州と接するオレゴン。太平洋に面した肥沃な土地と気候を生かし、小麦、じゃがいも、ブルーベリー、ヘーゼルナッツ、洋ナシ、トウモロコシ、ビール用のホップ、チェリーなど様々な農作物が栽培されています。

  • ワシントン州 主な農作物

    地中海性気候に恵まれ夏の最高気温は平均摂氏23度(8月)と暑すぎない夏を過ごすことができる土地です。冬の最低気温は平均摂氏2.2度(1月)。りんご、チェリー(加工品も含む)、ぶどう、ブルーベリー、洋ナシ、ラズベリーなどの果実の栽培が盛んです。野菜は主にじゃがいも、人参などが栽培され、穀物では小麦、ホップが栽培されています。

アラスカ州

Food & Drinkin Pacific Northwest and Alaska

荘厳さをたたえる美しい景観、氷河期の巨大な氷河、数多くの野生生物。豊かなアラスカ先住民の伝統を有するアラスカ州は地球上に 2 つとない場所です。アメリカ最北のこの州では自然の驚異と文化的な宝石が豊富にあり、何度も訪れる人が絶えません。
アラスカ・デナリ国立公園(Denali National Park)入り口近くのパークスハイウェイに沿って北へ流れるのは、氷河が溶けてできたネナナ川です。釣りも人気の水上アクティビティで、川ではサーモン、湖ではマス、海に出れば巨大なオヒョウとタラを楽しむことが出来ます。

アラスカ州の地域で楽しむ「食」

  • フォックスアイランドで

    ロッジに 1泊するのがおすすめです。1 泊 の料金にはシェフが用意する食事(1 日 3 回)、1 時間のマッサージ、ワインテイスティング、ヨガが含まれます。さらにカヤック、氷河ハイキング、マウンテンバイク、釣り/ボートツアー、ネイチャーウォーク、料理教室などたいていのガイド付きアクティビティも楽しめます。

  • フェアバンクスで

    真夜中でも太陽が沈まない夏、夜空を彩る幻想的なオーロラ、温泉や果てしなく続く雪深いツンドラ。しばらく滞在してスノーモービルやラフティング、スキーに犬ぞりなどのアクティビティを楽しむのもおすすめです。見逃せない大小の博物館、醸造所、さまざまなショップ、お祭り、新鮮な食材を使った地元料理。アラスカ州第二の規模を誇るこの都市は独自の魅力にあふれています。新鮮なアラスカ産シーフードが名物のレストランで、ディナーをぜひ。

  • アラスカ州都、ジュノーで

    ジュノーは多彩な見どころとアドベンチャーが詰まった魅力あふれる美しい街です。そのため毎年多くの観光客が訪れます。海面レベルの小さな土地に位置するジュノーは、西にガスティノー海峡(Gastineau Channel)と太平洋が広がり東には険しい山脈がそびえています。これらで街を囲まれているため、ジュノーに車で乗り込むことはできません。アラスカの州都への移動には飛行機またはフェリーが必要なのです。それでもジュノーの有名なシーフードグルメに舌鼓を打ちながら街の文化を吸収してください。新鮮なサーモンやカニは絶品です。もっと冒険したければ、干したセイウチやアザラシをご注文していただくことをおすすめします。

アンカレッジ

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アラスカ州中南部、クック湾(Cook Inlet)に突き出た半島に位置するアンカレッジは訪れる人にさまざまな側面を見せてくれます。周囲の山々にひけを取らないほど大きく成長した国境の町。にわか景気と落ち込みを経験したアンカレッジは、今ではこの地域の観光と交通の重要拠点となっています。地球最北端の都市のひとつであるアンカレッジでは都会ならではのアトラクションも豊富ですが、アウトドアスポットも待っています。それは正真正銘のアラスカへの入口なのです。

  • ビッグシティ(アンカレッジ)のバラエティ豊かなグルメを探訪

    アンカレッジで朝食を取るチャンスに恵まれたら選択肢は 1 つ。旅行者にも地元民にも人気のスノー・シティ・カフェ(Snow City Cafe)以外にありません。ダウンタウンのホテルに泊まると徒歩で行くことができます。朝食を終えたら市内を散歩しましょう。4 番街と 5 番街の通り沿いの素敵なギフトショップを見て歩き、E ストリートと G ストリートの間の 4 番街に出没するホットドッグカートに目を光らせましょう。お勧めはランチにぴったりの人気カート、ティアズ・グルメ・ソーセージ(Tia’s Gourmet Sausage)です。ぜひトナカイの「ホットドッグ」を注文してください。典型的なホットドッグに見えますが、大部分にトナカイの肉が使われているアラスカの代表的なストリートフードです。

    午後はガイド付きの現地ツアーへ行くことが出来ます。ビッグ・スウィグ・ツアーズ(Big Swig Tours)では市内有数のブルワリーへ連れて行ってくれるます。所要時間は 3 時間ほどでアンカレッジのダウンタウンから出発します。運転はお任せください。ディナーのためにお腹を空かせておくこともお忘れなく。アラスカ州屈指のシーフードレストランの 1 つ、タイニー F ストリートステーション(Tiny F Street Station)はパイロットたちの行きつけのレストランです。

オレゴン州

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オレゴン州では見るだけでなくやってみることが大事。美しい海岸や火山、澄み切った湖、見渡す限り広がる砂漠などをその目で見ることができます。ワールドクラスのピノノワール、アメリカ有数のグルメや地ビールのグルメな体験や、サイクリング、カヤック、ウィンドサーフィンなど、あらゆるアクティビティを求めるなら迷うことはありません。

ポートランドとユージーンを結ぶ州間高速道路 5 号線の西側の丘には 400 以上のワイナリーが点在しています。このウィラメットバレー(Willamette Valley)ではアメリカ最高級のピノ・ノワールが生産されています。そして今やアメリカ中に広がったスタンプタウン・コーヒー・ロースター(Stumptown Coffee Roasters)はポートランドに 1 号店があります。

  • グルメ情報

    オレゴン州のグルメに関わるスペシャリスト達はトレンドを仕掛ける存在です。地ビール、小規模蒸留所、17 のワイン産地があり、手作りのシーソルトやアイスクリーム、チーズなども楽しめます。オレゴン州のグルメは地元の人だけのものではありません。ニューヨークタイムズ誌は、オレゴン州を「拡大を続けるグルメの楽園」と称しました。受賞歴を誇るオレゴン州のシェフやレストラン、農家の人々は国内外の出版物に登場しますが、これらグルメの職人の面々には実際に会うこともできます。1 月のオレゴン・トリュフ・フェスティバル(Oregon Truffle Festival)、3 月のオレゴン・チーズ・フェスティバル(Oregon Cheese Festival)、ワールドクラスのグルメの祭典である 9 月のフィーストポートランド(Feast Portland)など毎年開催される美味しいイベントをどうぞお見逃しなく。

ポートランド

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世界中の人々の興味をかきたてているのが、ビーガン向けのタトゥーショップ、きわどい形のドーナツ、ダースベイダーのような扮装で一輪車にまたがってバグパイプを演奏する地元民などポートランドの個性豊かな奇抜さです。
ポートランドには遊び心がいっぱいです。実際に人々を惹きつけているのは博物館や美術館のような伝統的な名所よりもポートランドのごく普通な地域でのフレンドリーで風変わりな住民との交流です。このあたりの、手で注いでいれるコーヒーや地ビール、フードトラックのテイクアウト用の料理はほぼ間違いなくとてもおいしいものばかりです。

ポートランドを巡る

  • 旅の始まりはポートランドから

    地元民となじんで過ごします。地元民の生活の中心は川の東側にあります。南東部では市内で人気のコーヒー焙煎店であるスタンプタウン(Stumptown)でコーヒーの入れ方教室に参加したり、店内に備え付けられたバーでコーヒーを試飲したりできます。また、ブードゥードーナツ(Voodoo Doughnuts)ではベーコンや朝食用シリアルのフルーツループをトッピングしたドーナツが食べられます。

    オレゴン州ポートランドのミシシッピアヴェニューで楽しむ食事

  • ハイキング

    フルーツループ(Fruit Loop)沿いのベリーの摘み取り農園に立ち寄ります。お腹いっぱい食べたいときはフリーム(pFriem)がお勧めです。ベルギーの流れをくむビール、地元の食材を使った料理、コロンビア川とホワイトサーモン川(White Salmon River)の眺めを楽しむことができます。

  • オレゴン・ワイン・カントリーへの旅

    ポートランドの南にある肥沃なウィラメット川流域(Willamette River Valley)ののどかな丘陵は、500 を超えるワイナリーが集まるワインの中心地です。道案内の看板に従って運転しブドウの木が縞模様を描く景色に囲まれた脇道にあるペナー・アッシュ・ワイン・セラーズ(Penner-Ash Wine Cellars)、アルディリ(Árdiri)、その他のワイナリーにぜひ行ってみてください。ほぼすべてのワイナリーがテイスティングを行っています。多くの場合、屋外の席で雪に覆われたカスケード山脈を眺めながら楽しむことができます。

ポートランド近く
オレゴン州(Oregon)
マウント・フッド・テリトリー(Mt. Hood Territory)を巡る

オレゴン州(Oregon)の最高峰から解け出す澄んだ水は、釣り人やパドラーが挑戦したくなるスリリングなアクティビティを提供するだけでなくおいしい恵みももたらしてくれます。 これらの水が最高のクラフトビールやワインを作る原料を育てるのです。

  • グレーターポートランド
    Greater Portland 地域

    オレゴン州(Oregon)のワイルドブラックベリーのハチミツが特徴のピルスナー、ザ・ビーズ・ニーズ(The Bee’s Knees)をはじめとする通年販売のビールや、季節限定のビールを味わうことができます。 湖が見える席を押さえ豊富なメニューから何か選んでビールと一緒にぜひお楽しみください。 ピーターズ・マウンテン・ヴィンヤード(Pete’s Mountain Vineyard)からもマウントフッド(Mt. Hood)とウィラメットバレー(Willamette Valley)の壮大な景色を眺めることができます。 ピノノワール(Pinot Noir)またはピノグリ(Pinot Gris)のワインを片手にその景色に浸って頂くことをおすすめします。

  • 山岳地域

    南側斜面にあるガバメントキャンプ(Government Camp)の町のマウント・フッド・ブルーイング・カンパニー(Mt. Hood Brewing Company)で、アイス・アクス・インディア・ペール・エール(Ice Axe India Pale Ale)のピッチャーとスイートチリのアプリコットソースで味付けしたチキンウィングのような風味の効いたパブ料理をのシェアをぜひ。 マウントフッド(Mt. Hood)の丘陵地帯にあるサンディ(Sandy)では、ブーダ・カット・ワイナリー(Buddha Kat Winery)に立ち寄って、受賞歴を誇るヴァライエタルワインやルバーブ、ブルベリー、その他のフルーツで作られたワインを味わって頂けます。

  • ウィラメットバレー
    Willamette Valley

    絵のような美しさを湛えたウィラメットバレー(Willamette Valley)の川や湖には、サケや淡水性のマスがたくさん生息する釣りスポットがあります。 釣りの成果に祝杯をあげるなら、ウッドバーン(Woodburn)にあるウッドン・シュー・チューリップ・ファーム(Wooden Shoe Tulip Farm)の春のチューリップ畑の中にひっそりと建つウッドン・シュー・ヴィンヤーズ(Wooden Shoe Vineyards)がお勧めです。 白または赤を注文して、ヴァライエタルワインを何種類か味見してください。 あるいは、モララ(Molalla)にあるアレクセリ・ヴィンヤード&ワイナリー(Alexeli Vineyard and Winery)で手作りワインで乾杯するのもよいでしょう。 ブドウの木が見えるよう、パティオの席に座りましょう。 ウィルソンヴィル(Wilsonville)には、オレゴン州(Oregon)の恵みに祝杯をあげるのに絶好の場所があります。それが100 年前に建てられた教会を再利用して醸造所兼レストランにした、マクメナミンズ・オールド・チャーチ&パブ(McMenamins Old Church and Pub)です。 ここでブラブラしながら、オレゴン州(Oregon)のラズベリーを使って作ったルビー(Ruby)などのエールやサイダーを楽しんでください。 メイン料理には、もちろんクランベリーとヘーゼルナッツバターを添えた天然のサケを注文しましょう。

カリフォルニア州

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  • 世界有数の休暇先

    人気のビーチ、広大な中央部、花崗岩のシエラ(Sierra)の山々。黄金の州と呼ばれるカリフォルニア州だけで一生分の休暇を過ごせます。太陽がまぶしいビーチと波とたわむれるサーファー。カルチャーとエンターテインメントが充実した魅力的な都市。驚きに満ちた公園と一度は見ておきたい風景。カリフォルニア州を凌駕する場所はなかなか見当たりません。だれもが知っているテーマパークで子供のお願い事リストを実現したり、世界トップクラスの料理とワインに舌鼓を打つのもおすすめです。5 つ星ホテルのバルコニーやテントのフラップから眺めたら、カリフォルニア州はまさに黄金の地です。ここでの食事は満足するのに値することでしょう。

  • 都会の楽しみ方

    サンフランシスコのにぎやかなユニオンスクエア(Union Square)、ロサンゼルスの活気あるダウンタウンやサンセット大通り(Sunset Strip)、サンディエゴの歴史あるガスランプクォーター(Gaslamp Quarter)などエキサイティングな都会のスポットがあります。斬新な料理が評判のレストランのうわさのシェフを発見したり、カリフォルニア州でブームのフード・トラック・フェアでおいしいものにありつくこともできます。日が暮れたら、ミクソロジストがつくるカクテルを楽しみ、コンサートや芝居に出かけ夜通しダンスに夢中になるのもいいかもしれません。
    アナハイムのディズニーリゾート(Disneyland Resort)、シーワールド・サン・ディエゴ(SeaWorld San Diego)、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(Universal Studios Hollywood)などの都会の有名スポットを訪れる時間を取っておいてください。都会に潜む秘密の庭園、サンディエゴのバルボアパーク(Balboa Park)や世界的に有名な動物園などの緑の楽園といった隠れた宝石もお忘れなく。

  • 州の文化

    カリフォルニア州の芸術と文化はワールドクラスの美術館や博物館の中だけにあるのではありません。カーメル・バイ・ザ・シー(Carmel-by-the-Sea)、アイディルワイルド(Idyllwild)、ラグナビーチ(Laguna Beach)などのコミュニティには、豊かな芸術遺産が残されています。カリフォルニア州のルーツを解明したのはスペイン人の宣教師による布教活動です。

  • 心地よさにおぼれる

    カリフォルニア州には予想を越えた「自分を甘やかす」体験のチャンスがたくさんあります。
    ゴージャスなスパや静かなウェルネススポットで心地よさに身を任せましょう。エレガントなワイナリーではビンテージワインを堪能。映画の野外撮影所とトップアトラクションの VIP ツアーに参加することもできます。ヨントビルにあるフレンチランドリー(French Laundry)のトーマス・ケラーやロサンゼルスにあるスパーゴ(Spago)のウルフギャング・パックのような、ミシュランの星を獲得しているシェフが考案した料理を味わうのも心地よさにおぼれる一つです。

もっとカリフォルニアはこちら

ワシントン

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大都市シアトルを後すると、太平洋沿岸北西部の起伏に富んだ荒野が眼前に広がっていることに気づきます。ワシントン州にいることを実感するのです。(しかも、1 ブロックごとに少なくとも 1 軒のエスプレッソ・ショップがあります)。朝に温帯雨林に囲まれた国立公園を散策し午後に火山国定公園のトレイルをハイキングし夕方に砂漠のセージの香りを楽しむことができる。アメリカ本土 48 州の中でもワシントン州だけです。
この州では、空腹ものどの渇きも感じることはありません。900 軒以上のワイナリーが 13 の生産地域で 40 のブドウ品種を栽培しています。また、スターバックスは 1971 年にシアトル(Seattle)に 1 号店を開店しました。市内の 1,000 人あたりのコーヒーショップ数は 2.5 軒で、独立系コーヒーショップがアメリカで最も集中している地域です。海岸沿いには水路がいくつもあり、農産物も豊富。このことがフードシーンの活況を支えています。ここを訪れる人は農民や職人、地元産の食材を使った料理を専門とするシェフとの触れ合いを楽しむことができます。

もっとシアトルのコーヒー

トリシティーズ地域

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トリシティーズ近郊には 200 軒以上のワイナリーがあり、楽しい催し、ツアー、アクティビティが目白押しです。
州で最も小さいワインの銘柄レッドマウンテンAVA(Red Mountain AVA)のワイナリーを訪れるのをどうぞお忘れなく。赤ブドウ品種が素晴らしいことで有名なレッドマウンテン(Red Mountain)は、ワシントン州のブドウ栽培地域の中でも最も暖かいエリアです。レッド・マウンテン・トレイル(Red Mountain Trails)で一味違ったツアーに参加して最高の思い出作りをするのはいかがでしょう。馬に乗ってブドウ園を巡ったり馬車でワインテイスティングをしたり、トレイルを馬車で周遊した後に新鮮なオランダ式オーブン料理の夕食を堪能したりすることができます。フルーツ・オブ・ザ・ヴィン・トーロリー(Fruit of the Vine Trolley)に乗れば最も有名なワイナリーのいくつかを楽しく快適に巡ることができます。

  • 多彩なグルメを堪能

    トリシティーズは農業が盛んで地元の食材を使ったおいしい食べ物が豊富です。3 つの都市、ケネウィク(Kennewick)、パスコ(Pasco)、リッチランド(Richland)のそれぞれにファーマーズマーケットがあり、果物、野菜、パン、焼き菓子、ジャム、その他地元の美味を試食するのに最適です。2 店舗あるカントリーマーカンティール(Country Mercantile)はパスコに 1 店、リッチランドのすぐ西、バジャーマウンテンの近くにもう 1 店あり、屋内でファーマーズマーケット式の市場が楽しめます。毎週昼食時にはパスコ市街のフード・トラック・フライデー(Food Truck Friday)が多彩な味と香りを運んできます。1 年を通して食に関する無数のイベントが催されています。毎年 9 月パスコで開催されるファイアリー・フード・フェスティバル(Fiery Foods Festival)は、究極の美食とエキサイティングなカルチャーが融合した食と音楽と楽しみがいっぱいの祝典です。

    トリシティーズ地域のベントンシティにあるブドウ畑の秋の風景

サウスサイドシアトル

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ワシントン州のシアトルとタコマ(Tacoma)の間に位置するシアトルサウスサイド地域は、シアトルの国際空港があるシータック、タクウィラ、デモインという 3 つの小さな町から構成されています。

  • バラエティ豊かなレストラン

    サウスサイドシアトルではシャープスローストハウス(Sharps Roast House)に直行し、じっくりとローストしたプライムリブ、アップルウッドでスモークしたバーベキューとともに冷たいクラフトビールやウォッカ、ジン、ウイスキー、テキーラなどの少量生産のスピリッツをぜひ堪能してください。世界各地の味も楽しむことができます。極めつけは、大人気のアジア料理レストランチェーン、ディン・タイ・フォン(Din Tai Fung)のタクウィラ支店です。本格的な台湾の小籠包や麺料理は絶品です。
    他にもぜひ試していただきたい注目の店には、ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)の高級店カッパーリーフレストラン(Copperleaf Restaurant)。特製ホットドッグの中でもクリームチーズとオニオン入りのシアトルドッグ(Seattle Dog)がおすすめのデモイン・ドッグ・ハウス(Des Moines Dog House)、エチオピア料理と挽き立てのコーヒーを味わえるスター・コーヒー・レストラン(Star Coffee Restaurant)などがあります。

    ワシントン州シアトルサウスサイド:バラエティに富んだグルメシーン

ヤキマバレー

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ヤキマバレーは、急速に太平洋沿岸北西部の手作り飲料の中心地になりつつあります。
地元産のホップ、ワイン用ぶどう、その他のフルーツの質の高さに刺激を受けたヤキマバレーの職人は、思わず乾杯したくなる飲み物を手作りしています。ここは太平洋沿岸北西部で最も多種多様な農産物が生産され、ホップの生産量の割合はアメリカ全土の 78 %を占めることをご存知ですか? いたるところに田畑、農場、果樹園があるので、太陽の恵みをふんだんに受けた土地の産物を簡単に口にすることができます。 この環境は新たな刺激をもたらしています。 地元の食材に刺激を受けた職人がユニークな飲み物を毎月のように生み出しているのです。

  • ワイン

    ヤキマバレーは80 軒以上のワイナリーと 5,200 ヘクタールを超えるぶどう園があることで、すでに有名です。 ヤキマバレーとは、1983 年に制定されたこのワシントン州最古の産地の呼称です。ここではぶどうの総生産量の約 3 分の 1 が産出されています。 ヤキマバレーのワイナリーの 1 つトレベリセラーズ(Treveri Cellars)は、スパークリングワインを専門に生産するワシントン州唯一のワイナリーです。 「お客様は、近隣では見つからないワインについて学び、その味を体験するためにここを訪問されます」と、トレベリ社のジュリー・グリーブは言います。 複数あるヤキマバレーのテイスティングルートをたどることもできます。

  • ビール

    長い間アメリカの「ホップタウン」と呼ばれてきたヤキマバレーは、最近では地元の高級クラフトビールで有名になってきました。 メガン・クインとその 2 人の兄弟はヤキマバレーの初期のホップを植えた農民のひ孫です。 現在は360 ヘクタールを超えるホップ農園を経営しています。この農園では、急成長を遂げているクラフトビール業界とホップ畑の真ん中にある自社、ベール・ブレーカー・ブルーイング・カンパニー(Bale Breaker Brewing Company)に供給するホップを専門に栽培しています。 「お客様は、ホップについて学び、その植物に触れて香りをかぐだけではありません。広いパティオや芝生エリアでも楽しく過ごすことができます」とメガンは述べています。

    アメリカ国内のホップの 80% 近くが、ヤキマバレーで生産されています。

  • シードル

    リンゴは確かにヤキマバレーにとって目新しいものではありませんが、職人手作りのシードルは最近登場したばかりです。 ヤキマバレーの農家の 3 代目クレイグ・キャンベルとその妻のシャロンがタイトン・サイダー・ワークス(Tieton Cider Works)の設立を決意してからまだわずかです。 最近、ヤキマにタイトン・サイダー・バー(Tieton Cider Bar)をオープンさせました。このバーは理解を深めるための飲み比べセットや酒好きが集まるプログラムで評判になっています。 「シードル革命にかかわっていることにワクワクしています。今はこの業界がどこで受け入れられるかを考えています」とシャロンは語っています。

オリンピア

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ワシントン州の州都であり海辺の街であるオリンピアは、穏やかな冬と過ごしやすい夏、常緑の森、山脈、そして砂のビーチに恵まれ、アクティビティに溢れた日々を過ごすことができる場所です。素晴らしいアウトドア体験を求める人にとっては理想的な場所です。また、ゆったりとした気取らないこの街の中心部や郊外には、歴史的記念物を巡ったり、職人が作る料理を楽しんだり、文化探訪をしたい人も満足できる、さまざまな見どころがそろっています。

  • ワイン&フード

    地元産の食材や手作りの工芸品、焼き菓子、肉、レストランやライブミュージックが楽しめるオリンピア・ファーマーズ・マーケット(Olympia Farmers Market)は、41 年にわたり多くの人を引き付けてきました。地元産の食材は、家族経営のサンドウィッチ屋やブルーパブやあちこちにあるコーヒーハウスなどがそろうオリンピアのレストランにとってとても重要なものです。長さ 96 キロメートルのサーストン・バウンティフル・バイウェイ(Thurston Bountiful Byway)を自由に巡る際には、途中の農場や蒸留所、ブティックで過ごす時間をたっぷり確保しておいてください。あらゆる種類のフルーツやビール、スピリッツが味わえます。また、地元のワイナリーのいくつかを訪ね太平洋沿岸北西部の絶品ワインを試してみるのもお勧めです。

American Gourmet Style

パシフィック・ノースウエストとアラスカのFood&Drink

1 / 13の地域料理

Food & Drinkin Pacific Northwest and Alaska

アラスカからワシントン、オレゴン州にいたる沿岸地域は自然そのものの魚介類が豊富。特にアラスカサーモンを含め天然のシーフードを安定輸出できるのは世界中でもこの地域だけです。冷涼なワシントン・オレゴン州は良質な果物・野菜生産に適しており、オーガニック食品の栽培にも大変適しています。また世界的に有名なワインの産地と同緯度に位置し、高品質なワインを産出しています。

代表的な食べ物
アラスカン・シーフードサンドイッチ

アラスカ産の真鱈やオヒョウなどの白身魚を唐揚げにし、熱いうちにチーズをのせ、冷たいマヨネーズソースをかけて、ゴマ付きバンにはさみます。シーズニングしたグリルド・サーモンや、ボイルしてほぐしたキングクラブの身を使ってもアラスカ産天然シーフードならではのリッチなサンドイッチが味わえます。

<主な材料>
真鱈(ポラック)・鮭(サーモン)・ホワイトソルガム(唐揚粉)・シーフードシーズニングチーズ(スライス)・マヨネーズ・レリッシュ(ソース用)

パシフィック・ノースウエストとアラスカPacific Northwest and Alaska

Food & Drinkin Pacific Northwest and Alaska

主な都市

Alaska / アラスカ州
 Anchorage / アンカレッジ
 Juneau / ジュノー[州都]

Oregon / オレゴン州
 Portland / ポートランド
 Salem / セイラム[州都]

California / カリフォルニア州
 Los Angeles / ロサンゼルス
 San Francisco / サンフランシスコ
 Sacramento / サクラメント[州都]
 San Diego / サンディエゴ

Washington / ワシントン州
 Seattle / シアトル
 Olympia / オリンピア[州都]


パシフィック・ノースウエストとアラスカの伝統料理Traditional Pacific Northwest and Alaska Cuisine

  • マリオンベリーパイ

    ブラックベリーとオルダーベリーを組み合わせた交配種で深紅から紫色をしたマリオンベリーを使ったデザートパイ。

  • サーモンキャンディー

    サーモンを甘辛いマリネ液に漬け込み、キャンディのような仕上がりになるまでスモークやオーブンで熱して作る料理。

  • ヘーゼルナッツ
    チョコレート

    オレゴン州で採れるヘーゼルナッツにチョコレートコーティングをしたお菓子。

  • フィッシュ&チップス

    揚げた白身魚とフライドポテトが組み合わさったメニュー。

  • ワイルドベリーコブラー

    砂糖をまぶしたさまざまな野生のベリーフルーツのベースにクランブル状の生地をトッピングした美味しいデザート。

  • アクタック

    冷凍肉、魚、ショートニング、ベリーなどを混ぜ合わせて作るアラスカの先住民族に伝わる栄養価が高い伝統的な冷たいデザート。

  • ワラワラオニオンリング

    北西部の地域で採れる大きくて甘みの強い玉ねぎを輪切りにし、特製の衣でコーティングをして揚げた、サクサクとした食感と香ばしさが楽しめる料理。

  • トッチョス

    トルティーヤチップスの代わりにテイタートッツをベースにしてレタスやトマト、ひき肉にチーズソースなどをトッピングしたナチョス風のローデッドポテト。

  • フィッシャースコーン

    ラズベリージャムとクリームを間に挟んだワシントン州フェアで有名なスコーン。

  • フライブレッド

    小麦粉や玉ねぎ、牛乳などの材料を混ぜて作った生地を揚げて膨らませることで軽く、もちもちとした食感が特徴の揚げパン。

  • スモークサーモン
    チャウダー

    牛乳と生クリームをベースとしスモークサーモンとジャガイモをメイン具材としたクリーミーで風味豊かな温かいチャウダースープ。

ちょこっと「食」に関する地域の情報Tidbits on Local “Food”

  • アラスカ州 主な水産物

    鮭、海底に生息する魚(スケトウダラ、オヒョウ、マダラ、ギンダラ、ヒラメなど)やメバル、貝、ニシンが主な水産物です。またカニやエビもあります。そして64 か所の水産養殖場では、牡蠣、アサリ、ミルガイなどが養殖されています。

  • カリフォルニア州 主な農作物

    平坦な土地と寒暖の差が激しい気候から様々な食材が育てられています。ぶどう・いちご・オレンジなどの果物類、アーモンド・ピスタチオなどの豆類、トマト、レタス、オレンジ、人参などの野菜や米など。カリフォルニアは様々な食材の宝庫です。

  • オレゴン州 主な農作物

    アメリカ西海岸沿いに位置し北にワシントン州、南にカリフォルニア州と接するオレゴン。太平洋に面した肥沃な土地と気候を生かし、小麦、じゃがいも、ブルーベリー、ヘーゼルナッツ、洋ナシ、トウモロコシ、ビール用のホップ、チェリーなど様々な農作物が栽培されています。

  • ワシントン州 主な農作物

    地中海性気候に恵まれ夏の最高気温は平均摂氏23度(8月)と暑すぎない夏を過ごすことができる土地です。冬の最低気温は平均摂氏2.2度(1月)。りんご、チェリー(加工品も含む)、ぶどう、ブルーベリー、洋ナシ、ラズベリーなどの果実の栽培が盛んです。野菜は主にじゃがいも、人参などが栽培され、穀物では小麦、ホップが栽培されています。

アラスカ州

Food & Drinkin Pacific Northwest and Alaska

荘厳さをたたえる美しい景観、氷河期の巨大な氷河、数多くの野生生物。豊かなアラスカ先住民の伝統を有するアラスカ州は地球上に 2 つとない場所です。アメリカ最北のこの州では自然の驚異と文化的な宝石が豊富にあり、何度も訪れる人が絶えません。
アラスカ・デナリ国立公園(Denali National Park)入り口近くのパークスハイウェイに沿って北へ流れるのは、氷河が溶けてできたネナナ川です。釣りも人気の水上アクティビティで、川ではサーモン、湖ではマス、海に出れば巨大なオヒョウとタラを楽しむことが出来ます。

アラスカ州の地域で楽しむ「食」

  • フォックスアイランドで

    ロッジに 1泊するのがおすすめです。1 泊 の料金にはシェフが用意する食事(1 日 3 回)、1 時間のマッサージ、ワインテイスティング、ヨガが含まれます。さらにカヤック、氷河ハイキング、マウンテンバイク、釣り/ボートツアー、ネイチャーウォーク、料理教室などたいていのガイド付きアクティビティも楽しめます。

  • フェアバンクスで

    真夜中でも太陽が沈まない夏、夜空を彩る幻想的なオーロラ、温泉や果てしなく続く雪深いツンドラ。しばらく滞在してスノーモービルやラフティング、スキーに犬ぞりなどのアクティビティを楽しむのもおすすめです。見逃せない大小の博物館、醸造所、さまざまなショップ、お祭り、新鮮な食材を使った地元料理。アラスカ州第二の規模を誇るこの都市は独自の魅力にあふれています。新鮮なアラスカ産シーフードが名物のレストランで、ディナーをぜひ。

  • アラスカ州都、ジュノーで

    ジュノーは多彩な見どころとアドベンチャーが詰まった魅力あふれる美しい街です。そのため毎年多くの観光客が訪れます。海面レベルの小さな土地に位置するジュノーは、西にガスティノー海峡(Gastineau Channel)と太平洋が広がり東には険しい山脈がそびえています。これらで街を囲まれているため、ジュノーに車で乗り込むことはできません。アラスカの州都への移動には飛行機またはフェリーが必要なのです。それでもジュノーの有名なシーフードグルメに舌鼓を打ちながら街の文化を吸収してください。新鮮なサーモンやカニは絶品です。もっと冒険したければ、干したセイウチやアザラシをご注文していただくことをおすすめします。

アンカレッジ

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アラスカ州中南部、クック湾(Cook Inlet)に突き出た半島に位置するアンカレッジは訪れる人にさまざまな側面を見せてくれます。周囲の山々にひけを取らないほど大きく成長した国境の町。にわか景気と落ち込みを経験したアンカレッジは、今ではこの地域の観光と交通の重要拠点となっています。地球最北端の都市のひとつであるアンカレッジでは都会ならではのアトラクションも豊富ですが、アウトドアスポットも待っています。それは正真正銘のアラスカへの入口なのです。

ビッグシティ(アンカレッジ)の
バラエティ豊かなグルメを探訪

アンカレッジで朝食を取るチャンスに恵まれたら選択肢は 1 つ。旅行者にも地元民にも人気のスノー・シティ・カフェ(Snow City Cafe)以外にありません。ダウンタウンのホテルに泊まると徒歩で行くことができます。朝食を終えたら市内を散歩しましょう。4 番街と 5 番街の通り沿いの素敵なギフトショップを見て歩き、E ストリートと G ストリートの間の 4 番街に出没するホットドッグカートに目を光らせましょう。お勧めはランチにぴったりの人気カート、ティアズ・グルメ・ソーセージ(Tia’s Gourmet Sausage)です。ぜひトナカイの「ホットドッグ」を注文してください。典型的なホットドッグに見えますが、大部分にトナカイの肉が使われているアラスカの代表的なストリートフードです。

午後はガイド付きの現地ツアーへ行くことが出来ます。ビッグ・スウィグ・ツアーズ(Big Swig Tours)では市内有数のブルワリーへ連れて行ってくれるます。所要時間は 3 時間ほどでアンカレッジのダウンタウンから出発します。運転はお任せください。ディナーのためにお腹を空かせておくこともお忘れなく。アラスカ州屈指のシーフードレストランの 1 つ、タイニー F ストリートステーション(Tiny F Street Station)はパイロットたちの行きつけのレストランです。

オレゴン州

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オレゴン州では見るだけでなくやってみることが大事。美しい海岸や火山、澄み切った湖、見渡す限り広がる砂漠などをその目で見ることができます。ワールドクラスのピノノワール、アメリカ有数のグルメや地ビールのグルメな体験や、サイクリング、カヤック、ウィンドサーフィンなど、あらゆるアクティビティを求めるなら迷うことはありません。

ポートランドとユージーンを結ぶ州間高速道路 5 号線の西側の丘には 400 以上のワイナリーが点在しています。このウィラメットバレー(Willamette Valley)ではアメリカ最高級のピノ・ノワールが生産されています。そして今やアメリカ中に広がったスタンプタウン・コーヒー・ロースター(Stumptown Coffee Roasters)はポートランドに 1 号店があります。

グルメ情報

オレゴン州のグルメに関わるスペシャリスト達はトレンドを仕掛ける存在です。地ビール、小規模蒸留所、17 のワイン産地があり、手作りのシーソルトやアイスクリーム、チーズなども楽しめます。オレゴン州のグルメは地元の人だけのものではありません。ニューヨークタイムズ誌は、オレゴン州を「拡大を続けるグルメの楽園」と称しました。受賞歴を誇るオレゴン州のシェフやレストラン、農家の人々は国内外の出版物に登場しますが、これらグルメの職人の面々には実際に会うこともできます。1 月のオレゴン・トリュフ・フェスティバル(Oregon Truffle Festival)、3 月のオレゴン・チーズ・フェスティバル(Oregon Cheese Festival)、ワールドクラスのグルメの祭典である 9 月のフィーストポートランド(Feast Portland)など毎年開催される美味しいイベントをどうぞお見逃しなく。

ポートランド

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世界中の人々の興味をかきたてているのが、ビーガン向けのタトゥーショップ、きわどい形のドーナツ、ダースベイダーのような扮装で一輪車にまたがってバグパイプを演奏する地元民などポートランドの個性豊かな奇抜さです。
ポートランドには遊び心がいっぱいです。実際に人々を惹きつけているのは博物館や美術館のような伝統的な名所よりもポートランドのごく普通な地域でのフレンドリーで風変わりな住民との交流です。このあたりの、手で注いでいれるコーヒーや地ビール、フードトラックのテイクアウト用の料理はほぼ間違いなくとてもおいしいものばかりです。

ポートランドを巡る

  • 旅の始まりはポートランドから

    地元民となじんで過ごします。地元民の生活の中心は川の東側にあります。南東部では市内で人気のコーヒー焙煎店であるスタンプタウン(Stumptown)でコーヒーの入れ方教室に参加したり、店内に備え付けられたバーでコーヒーを試飲したりできます。また、ブードゥードーナツ(Voodoo Doughnuts)ではベーコンや朝食用シリアルのフルーツループをトッピングしたドーナツが食べられます。

    オレゴン州ポートランドのミシシッピアヴェニューで楽しむ食事

  • ハイキング

    フルーツループ(Fruit Loop)沿いのベリーの摘み取り農園に立ち寄ります。お腹いっぱい食べたいときはフリーム(pFriem)がお勧めです。ベルギーの流れをくむビール、地元の食材を使った料理、コロンビア川とホワイトサーモン川(White Salmon River)の眺めを楽しむことができます。

  • オレゴン・ワイン・カントリーへの旅

    ポートランドの南にある肥沃なウィラメット川流域(Willamette River Valley)ののどかな丘陵は、500 を超えるワイナリーが集まるワインの中心地です。道案内の看板に従って運転しブドウの木が縞模様を描く景色に囲まれた脇道にあるペナー・アッシュ・ワイン・セラーズ(Penner-Ash Wine Cellars)、アルディリ(Árdiri)、その他のワイナリーにぜひ行ってみてください。ほぼすべてのワイナリーがテイスティングを行っています。多くの場合、屋外の席で雪に覆われたカスケード山脈を眺めながら楽しむことができます。

ポートランド近く
オレゴン州(Oregon)マウント・フッド・テリトリー(Mt. Hood Territory)を巡る

オレゴン州(Oregon)の最高峰から解け出す澄んだ水は、釣り人やパドラーが挑戦したくなるスリリングなアクティビティを提供するだけでなくおいしい恵みももたらしてくれます。 これらの水が最高のクラフトビールやワインを作る原料を育てるのです。

  • グレーターポートランド Greater Portland 地域

    オレゴン州(Oregon)のワイルドブラックベリーのハチミツが特徴のピルスナー、ザ・ビーズ・ニーズ(The Bee’s Knees)をはじめとする通年販売のビールや、季節限定のビールを味わうことができます。 湖が見える席を押さえ豊富なメニューから何か選んでビールと一緒にぜひお楽しみください。 ピーターズ・マウンテン・ヴィンヤード(Pete’s Mountain Vineyard)からもマウントフッド(Mt. Hood)とウィラメットバレー(Willamette Valley)の壮大な景色を眺めることができます。 ピノノワール(Pinot Noir)またはピノグリ(Pinot Gris)のワインを片手にその景色に浸って頂くことをおすすめします。

  • 山岳地域

    南側斜面にあるガバメントキャンプ(Government Camp)の町のマウント・フッド・ブルーイング・カンパニー(Mt. Hood Brewing Company)で、アイス・アクス・インディア・ペール・エール(Ice Axe India Pale Ale)のピッチャーとスイートチリのアプリコットソースで味付けしたチキンウィングのような風味の効いたパブ料理をのシェアをぜひ。 マウントフッド(Mt. Hood)の丘陵地帯にあるサンディ(Sandy)では、ブーダ・カット・ワイナリー(Buddha Kat Winery)に立ち寄って、受賞歴を誇るヴァライエタルワインやルバーブ、ブルベリー、その他のフルーツで作られたワインを味わって頂けます。

  • ウィラメットバレー Willamette Valley

    絵のような美しさを湛えたウィラメットバレー(Willamette Valley)の川や湖には、サケや淡水性のマスがたくさん生息する釣りスポットがあります。 釣りの成果に祝杯をあげるなら、ウッドバーン(Woodburn)にあるウッドン・シュー・チューリップ・ファーム(Wooden Shoe Tulip Farm)の春のチューリップ畑の中にひっそりと建つウッドン・シュー・ヴィンヤーズ(Wooden Shoe Vineyards)がお勧めです。 白または赤を注文して、ヴァライエタルワインを何種類か味見してください。 あるいは、モララ(Molalla)にあるアレクセリ・ヴィンヤード&ワイナリー(Alexeli Vineyard and Winery)で手作りワインで乾杯するのもよいでしょう。 ブドウの木が見えるよう、パティオの席に座りましょう。 ウィルソンヴィル(Wilsonville)には、オレゴン州(Oregon)の恵みに祝杯をあげるのに絶好の場所があります。それが100 年前に建てられた教会を再利用して醸造所兼レストランにした、マクメナミンズ・オールド・チャーチ&パブ(McMenamins Old Church and Pub)です。 ここでブラブラしながら、オレゴン州(Oregon)のラズベリーを使って作ったルビー(Ruby)などのエールやサイダーを楽しんでください。 メイン料理には、もちろんクランベリーとヘーゼルナッツバターを添えた天然のサケを注文しましょう。

カリフォルニア州

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  • 世界有数の休暇先

    人気のビーチ、広大な中央部、花崗岩のシエラ(Sierra)の山々。黄金の州と呼ばれるカリフォルニア州だけで一生分の休暇を過ごせます。太陽がまぶしいビーチと波とたわむれるサーファー。カルチャーとエンターテインメントが充実した魅力的な都市。驚きに満ちた公園と一度は見ておきたい風景。カリフォルニア州を凌駕する場所はなかなか見当たりません。だれもが知っているテーマパークで子供のお願い事リストを実現したり、世界トップクラスの料理とワインに舌鼓を打つのもおすすめです。5 つ星ホテルのバルコニーやテントのフラップから眺めたら、カリフォルニア州はまさに黄金の地です。ここでの食事は満足するのに値することでしょう。

  • 州の文化

    カリフォルニア州の芸術と文化はワールドクラスの美術館や博物館の中だけにあるのではありません。カーメル・バイ・ザ・シー(Carmel-by-the-Sea)、アイディルワイルド(Idyllwild)、ラグナビーチ(Laguna Beach)などのコミュニティには、豊かな芸術遺産が残されています。カリフォルニア州のルーツを解明したのはスペイン人の宣教師による布教活動です。

  • 都会の楽しみ方

    サンフランシスコのにぎやかなユニオンスクエア(Union Square)、ロサンゼルスの活気あるダウンタウンやサンセット大通り(Sunset Strip)、サンディエゴの歴史あるガスランプクォーター(Gaslamp Quarter)などエキサイティングな都会のスポットがあります。斬新な料理が評判のレストランのうわさのシェフを発見したり、カリフォルニア州でブームのフード・トラック・フェアでおいしいものにありつくこともできます。日が暮れたら、ミクソロジストがつくるカクテルを楽しみ、コンサートや芝居に出かけ夜通しダンスに夢中になるのもいいかもしれません。
    アナハイムのディズニーリゾート(Disneyland Resort)、シーワールド・サン・ディエゴ(SeaWorld San Diego)、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(Universal Studios Hollywood)などの都会の有名スポットを訪れる時間を取っておいてください。都会に潜む秘密の庭園、サンディエゴのバルボアパーク(Balboa Park)や世界的に有名な動物園などの緑の楽園といった隠れた宝石もお忘れなく。

  • 心地よさにおぼれる

    カリフォルニア州には予想を越えた「自分を甘やかす」体験のチャンスがたくさんあります。
    ゴージャスなスパや静かなウェルネススポットで心地よさに身を任せましょう。エレガントなワイナリーではビンテージワインを堪能。映画の野外撮影所とトップアトラクションの VIP ツアーに参加することもできます。ヨントビルにあるフレンチランドリー(French Laundry)のトーマス・ケラーやロサンゼルスにあるスパーゴ(Spago)のウルフギャング・パックのような、ミシュランの星を獲得しているシェフが考案した料理を味わうのも心地よさにおぼれる一つです。

もっとカリフォルニアはこちら

ワシントン

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大都市シアトルを後すると、太平洋沿岸北西部の起伏に富んだ荒野が眼前に広がっていることに気づきます。ワシントン州にいることを実感するのです。(しかも、1 ブロックごとに少なくとも 1 軒のエスプレッソ・ショップがあります)。朝に温帯雨林に囲まれた国立公園を散策し午後に火山国定公園のトレイルをハイキングし夕方に砂漠のセージの香りを楽しむことができる。アメリカ本土 48 州の中でもワシントン州だけです。
この州では、空腹ものどの渇きも感じることはありません。900 軒以上のワイナリーが 13 の生産地域で 40 のブドウ品種を栽培しています。また、スターバックスは 1971 年にシアトル(Seattle)に 1 号店を開店しました。市内の 1,000 人あたりのコーヒーショップ数は 2.5 軒で、独立系コーヒーショップがアメリカで最も集中している地域です。海岸沿いには水路がいくつもあり、農産物も豊富。このことがフードシーンの活況を支えています。ここを訪れる人は農民や職人、地元産の食材を使った料理を専門とするシェフとの触れ合いを楽しむことができます。

もっとシアトルのコーヒー

トリシティーズ地域

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トリシティーズ近郊には 200 軒以上のワイナリーがあり、楽しい催し、ツアー、アクティビティが目白押しです。
州で最も小さいワインの銘柄レッドマウンテンAVA(Red Mountain AVA)のワイナリーを訪れるのをどうぞお忘れなく。赤ブドウ品種が素晴らしいことで有名なレッドマウンテン(Red Mountain)は、ワシントン州のブドウ栽培地域の中でも最も暖かいエリアです。レッド・マウンテン・トレイル(Red Mountain Trails)で一味違ったツアーに参加して最高の思い出作りをするのはいかがでしょう。馬に乗ってブドウ園を巡ったり馬車でワインテイスティングをしたり、トレイルを馬車で周遊した後に新鮮なオランダ式オーブン料理の夕食を堪能したりすることができます。フルーツ・オブ・ザ・ヴィン・トーロリー(Fruit of the Vine Trolley)に乗れば最も有名なワイナリーのいくつかを楽しく快適に巡ることができます。

  • 多彩なグルメを堪能

    トリシティーズは農業が盛んで地元の食材を使ったおいしい食べ物が豊富です。3 つの都市、ケネウィク(Kennewick)、パスコ(Pasco)、リッチランド(Richland)のそれぞれにファーマーズマーケットがあり、果物、野菜、パン、焼き菓子、ジャム、その他地元の美味を試食するのに最適です。2 店舗あるカントリーマーカンティール(Country Mercantile)はパスコに 1 店、リッチランドのすぐ西、バジャーマウンテンの近くにもう 1 店あり、屋内でファーマーズマーケット式の市場が楽しめます。毎週昼食時にはパスコ市街のフード・トラック・フライデー(Food Truck Friday)が多彩な味と香りを運んできます。1 年を通して食に関する無数のイベントが催されています。毎年 9 月パスコで開催されるファイアリー・フード・フェスティバル(Fiery Foods Festival)は、究極の美食とエキサイティングなカルチャーが融合した食と音楽と楽しみがいっぱいの祝典です。

    トリシティーズ地域のベントンシティにあるブドウ畑の秋の風景

サウスサイドシアトル

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ワシントン州のシアトルとタコマ(Tacoma)の間に位置するシアトルサウスサイド地域は、シアトルの国際空港があるシータック、タクウィラ、デモインという 3 つの小さな町から構成されています。

  • バラエティ豊かなレストラン

    サウスサイドシアトルではシャープスローストハウス(Sharps Roast House)に直行し、じっくりとローストしたプライムリブ、アップルウッドでスモークしたバーベキューとともに冷たいクラフトビールやウォッカ、ジン、ウイスキー、テキーラなどの少量生産のスピリッツをぜひ堪能してください。世界各地の味も楽しむことができます。極めつけは、大人気のアジア料理レストランチェーン、ディン・タイ・フォン(Din Tai Fung)のタクウィラ支店です。本格的な台湾の小籠包や麺料理は絶品です。
    他にもぜひ試していただきたい注目の店には、ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)の高級店カッパーリーフレストラン(Copperleaf Restaurant)。特製ホットドッグの中でもクリームチーズとオニオン入りのシアトルドッグ(Seattle Dog)がおすすめのデモイン・ドッグ・ハウス(Des Moines Dog House)、エチオピア料理と挽き立てのコーヒーを味わえるスター・コーヒー・レストラン(Star Coffee Restaurant)などがあります。

    ワシントン州シアトルサウスサイド:バラエティに富んだグルメシーン

ヤキマバレー

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ヤキマバレーは、急速に太平洋沿岸北西部の手作り飲料の中心地になりつつあります。
地元産のホップ、ワイン用ぶどう、その他のフルーツの質の高さに刺激を受けたヤキマバレーの職人は、思わず乾杯したくなる飲み物を手作りしています。ここは太平洋沿岸北西部で最も多種多様な農産物が生産され、ホップの生産量の割合はアメリカ全土の 78 %を占めることをご存知ですか? いたるところに田畑、農場、果樹園があるので、太陽の恵みをふんだんに受けた土地の産物を簡単に口にすることができます。 この環境は新たな刺激をもたらしています。 地元の食材に刺激を受けた職人がユニークな飲み物を毎月のように生み出しているのです。

  • ワイン

    ヤキマバレーは80 軒以上のワイナリーと 5,200 ヘクタールを超えるぶどう園があることで、すでに有名です。 ヤキマバレーとは、1983 年に制定されたこのワシントン州最古の産地の呼称です。ここではぶどうの総生産量の約 3 分の 1 が産出されています。 ヤキマバレーのワイナリーの 1 つトレベリセラーズ(Treveri Cellars)は、スパークリングワインを専門に生産するワシントン州唯一のワイナリーです。 「お客様は、近隣では見つからないワインについて学び、その味を体験するためにここを訪問されます」と、トレベリ社のジュリー・グリーブは言います。 複数あるヤキマバレーのテイスティングルートをたどることもできます。

  • ビール

    長い間アメリカの「ホップタウン」と呼ばれてきたヤキマバレーは、最近では地元の高級クラフトビールで有名になってきました。 メガン・クインとその 2 人の兄弟はヤキマバレーの初期のホップを植えた農民のひ孫です。 現在は360 ヘクタールを超えるホップ農園を経営しています。この農園では、急成長を遂げているクラフトビール業界とホップ畑の真ん中にある自社、ベール・ブレーカー・ブルーイング・カンパニー(Bale Breaker Brewing Company)に供給するホップを専門に栽培しています。 「お客様は、ホップについて学び、その植物に触れて香りをかぐだけではありません。広いパティオや芝生エリアでも楽しく過ごすことができます」とメガンは述べています。

    アメリカ国内のホップの 80% 近くが、ヤキマバレーで生産されています。

  • シードル

    リンゴは確かにヤキマバレーにとって目新しいものではありませんが、職人手作りのシードルは最近登場したばかりです。 ヤキマバレーの農家の 3 代目クレイグ・キャンベルとその妻のシャロンがタイトン・サイダー・ワークス(Tieton Cider Works)の設立を決意してからまだわずかです。 最近、ヤキマにタイトン・サイダー・バー(Tieton Cider Bar)をオープンさせました。このバーは理解を深めるための飲み比べセットや酒好きが集まるプログラムで評判になっています。 「シードル革命にかかわっていることにワクワクしています。今はこの業界がどこで受け入れられるかを考えています」とシャロンは語っています。

オリンピア

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ワシントン州の州都であり海辺の街であるオリンピアは、穏やかな冬と過ごしやすい夏、常緑の森、山脈、そして砂のビーチに恵まれ、アクティビティに溢れた日々を過ごすことができる場所です。素晴らしいアウトドア体験を求める人にとっては理想的な場所です。また、ゆったりとした気取らないこの街の中心部や郊外には、歴史的記念物を巡ったり、職人が作る料理を楽しんだり、文化探訪をしたい人も満足できる、さまざまな見どころがそろっています。

  • ワイン&フード

    地元産の食材や手作りの工芸品、焼き菓子、肉、レストランやライブミュージックが楽しめるオリンピア・ファーマーズ・マーケット(Olympia Farmers Market)は、41 年にわたり多くの人を引き付けてきました。地元産の食材は、家族経営のサンドウィッチ屋やブルーパブやあちこちにあるコーヒーハウスなどがそろうオリンピアのレストランにとってとても重要なものです。長さ 96 キロメートルのサーストン・バウンティフル・バイウェイ(Thurston Bountiful Byway)を自由に巡る際には、途中の農場や蒸留所、ブティックで過ごす時間をたっぷり確保しておいてください。あらゆる種類のフルーツやビール、スピリッツが味わえます。また、地元のワイナリーのいくつかを訪ね太平洋沿岸北西部の絶品ワインを試してみるのもお勧めです。