American Gourmet Style
クラフトスピリッツ
Craft Sprits
アメリカ各地で体験するクラフトスピリッツCraft Spirits Experiences Around the U.S.
バーボントレイル
-
ケンタッキー州のユニークな味と食の伝統を体験
世界のバーボン製造の中心地であるケンタッキー州では蒸留所がツアーやテイスティングを積極的に行っています。 蒸留所を訪れるツアートレイルは全部で 3 つ。ケンタッキー・バーボン・トレイル(Kentucky Bourbon Trail)にはバーボンのトップメーカーの蒸留所がありアーバン・バーボン・トレイル(Urban Bourbon Trail)ではルイビルのダウンタウンを巡ります。また、クラフトツアー(Craft Tour)ではケンタッキー州の少量生産メーカーを紹介しています。 世界トップクラスのバーボンはもちろんのことその雰囲気も来訪者を酔わせます。蒸留所の多くは歴史建造物に指定されており、中にはケンタッキー・ホース・カントリー(Kentucky Horse Country)の農場の近くにひっそりと建つ蒸留所もあります。 文化的な見どころやユニークなレストランとブティックがひしめく魅力的な街の探索も楽しめます。
世界のバーボン製造の中心地であるケンタッキー州では、蒸留所がツアーやテイスティングを積極的に行っています。
お気に入りを見つける
-
地元製造の蒸留酒
メイン州産のお気に入りの醸造酒を選んでください。コールドリバー(Cold River)は地元産のじゃがいもでウォッカを製造し、香草で風味を付けています。 トウェンティー 2 ウォッカ(Twenty 2 Vodka)は数々の賞を受賞した口当たりのよいウォッカです。 メイン・クラフト・ディスティリング(Maine Craft Distilling)は大麦を原料とした独特の蒸留酒を製造しています。家族経営の ニュー・イングランド・ディスティリング(New England Distilling)のツアーでは、メイン州の小規模蒸留酒生産について詳しく学ぶことができます。
コールドリバーは地元産のじゃがいもで作ったウォッカで、植物の香味が独特な味わいとなっています。
ボルチモアの移り変わり、味わうスピリッツシーン
ボルチモアはユニークで豊かな文化が根付く地区から成り活気に満ちた歴史ある水辺の都市です。街中に広がるさまざまなレストランでシェフ考案のコンセプトが反映された魅力あふれるメニューに出会えます。職人による地元のレストラン、想像力に富んだフードホール、急成長を遂げているクラフトビールとスピリッツシーンが好奇心旺盛な食べ物好きたちをワクワクさせてくれます。
-
ビール&スピリッツ
地元のドリンクを飲みつくします。まずはザ・ブルワーズ・アート(The Brewer’s Art)へ。バー、ラウンジ、そしてスイスのロッジスタイルのダイニングルームを備えベルギースタイルのビールを醸造しているレストランです。生ビール、バーの軽食、楽しいボードゲーム、定期的に開催されるフードトラックを楽しみたい方はユニオン・クラフト・ブルーイング(Union Craft Brewing)がおすすめです。ヘビーシーズ(Heavy Seas)では、パウダーモンキー(Powder Monkey)、ルースキャノン(Loose Cannon)、ペグレグ(Peg Leg)、20 イヤーストーム(20 Year Storm)など、海や海賊をイメージしたビールが楽しめます。スピリッツがお好みの方は、サガモアディスティラリー(Sagamore Distillery)のツアーを予約しましょう。地元の湧水を使って作られたライウイスキーの試作品を味わうことができます。親戚や友人に、ボトルをお土産にすると喜ばれることでしょう。
ユニオン・クラフト・ブルワリーのタップルームでビアテイスティング
首都圏で楽しむ
-
スピリッツとハードシードルを楽しむ
ワシントン D.C.は蒸留の一大中心地となりつつあります。ジンやウイスキー、ウォッカのテイスティングとツアーを楽しむなら、ワンエイト蒸留所(One Eight Distilling)がお勧めです。 それともジョス A マグナス& Co., D.C.(Jos.A.Magnus & Co., D.C.)の「最新にして最古」のバーボンやジンの蒸留所で喉を潤してはいかがでしょうか。ここでは禁酒法時代以前の蒸留酒を再現していることで知られています。
少量のバッチのスピリッツを楽しむならメリーランド州の東海岸にあるリオン蒸留所(Lyon Distilling)を訪れることをおすすめします。 ラウドン郡にあるカトクチンクリーク(Catoctin Creek)は、バージニア州で禁酒法以後に建てられた初めての蒸留所です。地元産の穀物や作物を使用して製造しています。 ミドルバーグにあるマウントディファイアンスサイダリー&ディスティラリー(Mt.Defiance Cidery & Distillery)の アブサンも必ず試してほしい一品です。すべて天然の素材を使用し、昔ながらの方法で作られています。
食の都チャールストンで
-
クラフトドリンク
地元産のクラフトドリンクは食前や食後のひとときにもディナーのお供にも最適です。 地ビールを楽しむならパルメット・ブルーイング・カンパニー(Palmetto Brewing Company)のタップルームでくつろぎに満ちたひとときを。 クラシックなチャールストン・ラガー(Charleston Lager)をはじめとする 4 種類の主力ビールはいつでもオーダーできますが、それに加えて特別銘柄も用意されています。 地元産の旬の食材を巧みにブレンドしたカクテルを試してみたいならザ・ジン・ジョイント(The Gin Joint)へ。 あるいはスターズルーフトップ(Stars Rooftop)ならドリンクメニューが豊富で、スタイリッシュなルーフトップからアッパー・キング・ストリート(Upper King Street)の絶景も堪能できます。
フレッシュミントの葉とベリーをあしらったクラフトカクテルは食事の前後にも、食事のお供にも美味しくいただけます。
ワイオミング州で蜂蜜酒など
-
クラフトドリンク
スモールバッチのビール、スピリッツ、ワイン、さらには蜂蜜酒がお好きなら、ワイオミング州のクラフトドリンクもきっと気に入るはずです。キャスパーにあるバックワーズ・ディスティリング・カンパニー(Backwards Distilling Company)では、製造施設を見学した後テイスティングルームでウォッカ、ジン、ラムを試飲することができます。ビッグホーン国立森林公園(Bighorn National Forest)から 2 時間東に進んだジレットにあるビッグ・ロスト・ミーダリー・アンド・ブルワリー(Big Lost Meadery and Brewery)では伝統的な蜂蜜酒をベースに作り上げた個性的な蜂蜜酒を味わうことができます。ビール派にぜひお試しいただきたいのが、店のおすすめや季節のビールなど複数の銘柄を少量ずつ味わえる飲み比べセット。ブラック・トゥース・ブルーイング・カンパニー(Black Tooth Brewing Company)、ルミナスブルーハウス(Luminous Brewhouse)、スミス・アレー・ブルーイング・カンパニー&パブリック・ハウス(Smith Alley Brewing Company & Public House)はすべてシェリダン(Sheridan)にあります。
ジレットにあるビッグ・ロスト・ミーダリー・アンド・ブルワリーの手作り蜂蜜酒の試飲
州都ランシングで
-
ミシガン州の州都の彩り豊かな歴史、風変わりな文化、職人技が光るグルメ
ミシガン州のローワー半島の中心、グランドラピッズとデトロイトの間という便利な場所に位置するの州都ランシングです。歴史的であり現代的でもある。都会的であり古風でもある。そんなランシングではさまざまなアトラクションや隠れた名所で、この街独特の雰囲気を感じることができます。洗練された雰囲気のイーライ・アンド・イーディス・ブロード美術館(Eli and Edythe Broad Art Museum)やダウンタウンにある素晴らしい州会議事堂(State Capitol Building)はもちろん必見ですが、旧市街のファンキーなアートシーン、地元の蒸留所のクラフトカクテル、歴史あるレオタウン(REO Town)で飲むコーヒー、グランド川(Grand River)沿いで楽しむちょっとしたアドベンチャーにも忘れずに足を運んでみてください。
-
アメリカン・フィフス・スピリッツで触れるランシングのカクテルシーン
クラフトスピリッツの蒸留所はアメリカ中で人気が高まっていますが、ランシング最初の蒸留所はもっとも名の知れた蒸留所の 1 つです。野球のマイナーリーグチーム、ランシングラグナッツが本拠地とするスタジアムからすぐのところにあるアメリカン・フィフス・スピリッツ(American Fifth Spirits)では、ミシガン州産の原材料を使って作られた受賞歴のあるバーボン、ジン、ウォッカ、ウィスキーなどが楽しめます。州法により蒸留所が提供できるのは自社製造の蒸留酒のみ。つまり、カクテルに使われるスピリッツはすべてその蒸留所で作られたものです。カクテルメニューは季節の原材料とバーテンダーの創造力によって毎月変わります。飲み物と合わせて職人が作るチーズやポップコーンなどの軽食もお試しください。また、アメリカン・フィフス・スピリッツでは、蒸留所の舞台裏を見学するツアーやバーテンダースキルを磨くことができるクラフトカクテル講座なども開催しています。
アメリカン・フィフス・スピリッツ蒸留所のテイスティングルームで味わうクラフトカクテル
ワインで有名なソノマ郡で味わう
-
ビールとシードル
ソノマ郡のワイン以外の有名な飲み物、ビール、シードル、スピリッツもお試しください。ソノマ郡には、30 軒を超える醸造所、シードルハウス、蒸留所があります。シードルには歴史的にこの地域を最初に有名にした作物である、地物のリンゴを利用しています。また、加工蒸留所ではウォッカ、ジン、ウィスキーを生産し、テイスティングもできます。実は、アメリカで最高のビールのいくつかは ソノマ郡で醸造されています。ビールマップを使って、訪問するテイスティングルームをぜひ見つけてください。
メイン州でクラフトスピリッツに入門してみるTry Out the Craft Spirits in Maine
畑からボトルへ
蒸留所やテイスティングルーム、レストランやバーでクラフトスピリッツを味わってみてください。
「畑からボトルへ」や「農場から瓶へ」など、いくつかの呼び方がありますが、メイン州で生産されるクラフトドリンクには 1 つの明確な方向性があります。それは州で最高の品質の農産物と伝統の蒸留方法を組み合わせ、メイン州オリジナルの美味しいスピリッツのブランドを作るということです。
-
コールド・リバー・ウォッカ/メイン蒸留所、フリーポート
「畑からボトルへ」をさらに一歩進めた「大地からグラスへ」というコンセプトを掲げるメイン蒸留所(Maine Distilleries)では、コールドリバー(Cold River)ブランドのウォッカとジンを作っています。近隣のグリーンサム農園(Green Thumb Farms)と提携しコールドリバーのスピリッツの材料となるジャガイモをメイン州の豊穣な大地で栽培しています。メイン州を流れる清流コールドリバーの水にメイン州産の天然のブルーベリーを加えたフレーバーウォッカもあります。ぜひ立ち寄って味わってみてください。
メイン蒸留所のコールド・リバー・ウォッカ(Cold River Vodka)は、その名の通りコールドリバーの水と、地産のジャガイモ、メイン州の天然のブルーベリーを使ったウォッカ
-
ハロウェルのザ・メインハウス
ここに向かう前にその日のカクテルをソーシャルメディアでチェックしましょう。バーテンダーがメイン州のスピリッツ、自家製のインフュージョン、季節の食材を使ったカクテルを考案しています。秋にはアップル・サイダー・カクテルをタパスと一緒にお楽しみください。
-
ポートランドのポートランド・ハント&アルパイン・クラブ
スカンジナビア風の料理とクラフトカクテルやスピリッツを幅広く取り揃えたドリンクメニューを夜遅い時間でも楽しめます。その多くはメイン州産です。オーナーのアンドリュー・ヴォルクは、地元のスピリッツに関するあれこれやその楽しみ方を喜んで教えてくれます。
-
ポートランドのニューイングランド蒸留所
ニューイングランド蒸留所(New England Distillery)ではオーナーの醸造家ネッド・ワイトが 1850 年代から一家に伝わる昔ながらの製法を受け継いでいます。ツアーに参加するとメイン・ビール・カンパニー(Maine Beer Company)から仕入れた酵母を使って発酵させる様子や、ジン、ラム酒、ライウイスキー作りに使用する手製の銅製蒸留器を見学できます。蒸留器の下の直火がスピリッツの強さや味にどのような影響を与えるのかをワイトさんに質問してみましょう。
ペンシルベニア州で味わうTaste in Pennsylvania
田園地帯から市内まで、ペンシルベニア州はシードルメーカーと蒸留所の宝庫。この州ならではの味と風味を反映するユニークな美味しさを楽しんで頂けます。
禁酒法以前ペンシルベニア州はアメリカ最大のウィスキー生産量を誇る州でした。 そして今、この州のシードルと蒸留酒シーンが盛り上がりを見せています。
これらのユニークなスポットでグラスを満たし伝統と地元の味を楽しんでいただくことをおすすめします。
-
ヨーク
ヨークの近くにあるウィンドブリッジファーム(Wyndridge Farm)の素朴で優雅な雰囲気に身も心もリラックス。 この農場にはヨーク郡最古かつ唯一のハードシードル会社があり、ペンシルベニア州中央部育ちのリンゴが使われています。 テイスティングルームでシャンパン風のリンゴ酒をぜひ味わってください。 ここのクラフティシードル(Crafty Cider)には従来のものの他にクランベリー味などもあります。 絵画のように美しいこの農場にある木造梁の納屋はイベントスペースとしても人気です。
-
ランカスター
ボイヤータウンを南下し約 85 キロ先のランカスターへ。シスルフィンチ蒸留所(Thistle Finch Distillery)は少量生産のライ、ジン、ウォッカのメーカーです。 この蒸留所で使われる穀物の 90% は近隣のランカスター郡とレバノン郡で採れたもの。 テイスティングルームではクラフトカクテルのほか、プルド・ポーク・サンドイッチやタコスなどのパブ料理も楽しめます。
シスルフィンチ蒸留所を巡るツアーで舞台裏をチェック
-
ボイヤータウン
ボイヤータウンのフレコンズサイダリー(Frecon’s Cidery)の果樹園では70 年以上リンゴやその他の果物が栽培されています。 バークス郡にあるこのシードルメーカーは今もデザート、シードル、香り豊かなリンゴを調合し、昔ながらの技法で醸造を続けています。 強い酸味のグラニースミスとワインサップを使った、アルコール度数の高いクラビーグラニー(Crabby Granny)は特におすすめです。
-
フィラデルフィア
フィラデルフィアディスティリング(Philadelphia Distilling)はフィラデルフィア最大の街にあります。 禁酒法以前フィラデルフィアには蒸留所が数多くありましたが、ここは最古の歴史を誇ります。 フィラデルフィアディスティリングと言えば、ブルーコートジン(Bluecoat Gin)、ヴュー・カレ・アブサン(Vieux Carré Absinthe)、ライベースのウォッカが有名です。 テイスティングルーム、レストラン、酒屋、イベントスペースを備えたさらに大規模な蒸留所をオープンしています。
フィラデルフィアディスティリングのバラエティ豊富なスピリッツ
American Gourmet Style
クラフトスピリッツ
Craft Sprits
目次
アメリカ各地で体験する
クラフトスピリッツCraft Spirits Experiences Around the U.S.
バーボントレイル
-
ケンタッキー州のユニークな味と食の伝統を体験
世界のバーボン製造の中心地であるケンタッキー州では蒸留所がツアーやテイスティングを積極的に行っています。 蒸留所を訪れるツアートレイルは全部で 3 つ。ケンタッキー・バーボン・トレイル(Kentucky Bourbon Trail)にはバーボンのトップメーカーの蒸留所がありアーバン・バーボン・トレイル(Urban Bourbon Trail)ではルイビルのダウンタウンを巡ります。また、クラフトツアー(Craft Tour)ではケンタッキー州の少量生産メーカーを紹介しています。 世界トップクラスのバーボンはもちろんのことその雰囲気も来訪者を酔わせます。蒸留所の多くは歴史建造物に指定されており、中にはケンタッキー・ホース・カントリー(Kentucky Horse Country)の農場の近くにひっそりと建つ蒸留所もあります。 文化的な見どころやユニークなレストランとブティックがひしめく魅力的な街の探索も楽しめます。
世界のバーボン製造の中心地であるケンタッキー州では、蒸留所がツアーやテイスティングを積極的に行っています。
お気に入りを見つける
-
地元製造の蒸留酒
メイン州産のお気に入りの醸造酒を選んでください。コールドリバー(Cold River)は地元産のじゃがいもでウォッカを製造し、香草で風味を付けています。 トウェンティー 2 ウォッカ(Twenty 2 Vodka)は数々の賞を受賞した口当たりのよいウォッカです。 メイン・クラフト・ディスティリング(Maine Craft Distilling)は大麦を原料とした独特の蒸留酒を製造しています。家族経営の ニュー・イングランド・ディスティリング(New England Distilling)のツアーでは、メイン州の小規模蒸留酒生産について詳しく学ぶことができます。
コールドリバーは地元産のじゃがいもで作ったウォッカで、植物の香味が独特な味わいとなっています。
ボルチモアの移り変わり、
味わうスピリッツシーン
ボルチモアはユニークで豊かな文化が根付く地区から成り活気に満ちた歴史ある水辺の都市です。街中に広がるさまざまなレストランでシェフ考案のコンセプトが反映された魅力あふれるメニューに出会えます。職人による地元のレストラン、想像力に富んだフードホール、急成長を遂げているクラフトビールとスピリッツシーンが好奇心旺盛な食べ物好きたちをワクワクさせてくれます。
-
ビール&スピリッツ
地元のドリンクを飲みつくします。まずはザ・ブルワーズ・アート(The Brewer’s Art)へ。バー、ラウンジ、そしてスイスのロッジスタイルのダイニングルームを備えベルギースタイルのビールを醸造しているレストランです。生ビール、バーの軽食、楽しいボードゲーム、定期的に開催されるフードトラックを楽しみたい方はユニオン・クラフト・ブルーイング(Union Craft Brewing)がおすすめです。ヘビーシーズ(Heavy Seas)では、パウダーモンキー(Powder Monkey)、ルースキャノン(Loose Cannon)、ペグレグ(Peg Leg)、20 イヤーストーム(20 Year Storm)など、海や海賊をイメージしたビールが楽しめます。スピリッツがお好みの方は、サガモアディスティラリー(Sagamore Distillery)のツアーを予約しましょう。地元の湧水を使って作られたライウイスキーの試作品を味わうことができます。親戚や友人に、ボトルをお土産にすると喜ばれることでしょう。
ユニオン・クラフト・ブルワリーのタップルームでビアテイスティング
首都圏で楽しむ
-
スピリッツとハードシードルを楽しむ
ワシントン D.C.は蒸留の一大中心地となりつつあります。ジンやウイスキー、ウォッカのテイスティングとツアーを楽しむなら、ワンエイト蒸留所(One Eight Distilling)がお勧めです。 それともジョス A マグナス& Co., D.C.(Jos.A.Magnus & Co., D.C.)の「最新にして最古」のバーボンやジンの蒸留所で喉を潤してはいかがでしょうか。ここでは禁酒法時代以前の蒸留酒を再現していることで知られています。
少量のバッチのスピリッツを楽しむならメリーランド州の東海岸にあるリオン蒸留所(Lyon Distilling)を訪れることをおすすめします。 ラウドン郡にあるカトクチンクリーク(Catoctin Creek)は、バージニア州で禁酒法以後に建てられた初めての蒸留所です。地元産の穀物や作物を使用して製造しています。 ミドルバーグにあるマウントディファイアンスサイダリー&ディスティラリー(Mt.Defiance Cidery & Distillery)の アブサンも必ず試してほしい一品です。すべて天然の素材を使用し、昔ながらの方法で作られています。
食の都チャールストンで
-
クラフトドリンク
地元産のクラフトドリンクは食前や食後のひとときにもディナーのお供にも最適です。 地ビールを楽しむならパルメット・ブルーイング・カンパニー(Palmetto Brewing Company)のタップルームでくつろぎに満ちたひとときを。 クラシックなチャールストン・ラガー(Charleston Lager)をはじめとする 4 種類の主力ビールはいつでもオーダーできますが、それに加えて特別銘柄も用意されています。 地元産の旬の食材を巧みにブレンドしたカクテルを試してみたいならザ・ジン・ジョイント(The Gin Joint)へ。 あるいはスターズルーフトップ(Stars Rooftop)ならドリンクメニューが豊富で、スタイリッシュなルーフトップからアッパー・キング・ストリート(Upper King Street)の絶景も堪能できます。
フレッシュミントの葉とベリーをあしらったクラフトカクテルは食事の前後にも、食事のお供にも美味しくいただけます。
ワイオミング州で蜂蜜酒など
-
クラフトドリンク
スモールバッチのビール、スピリッツ、ワイン、さらには蜂蜜酒がお好きなら、ワイオミング州のクラフトドリンクもきっと気に入るはずです。キャスパーにあるバックワーズ・ディスティリング・カンパニー(Backwards Distilling Company)では、製造施設を見学した後テイスティングルームでウォッカ、ジン、ラムを試飲することができます。ビッグホーン国立森林公園(Bighorn National Forest)から 2 時間東に進んだジレットにあるビッグ・ロスト・ミーダリー・アンド・ブルワリー(Big Lost Meadery and Brewery)では伝統的な蜂蜜酒をベースに作り上げた個性的な蜂蜜酒を味わうことができます。ビール派にぜひお試しいただきたいのが、店のおすすめや季節のビールなど複数の銘柄を少量ずつ味わえる飲み比べセット。ブラック・トゥース・ブルーイング・カンパニー(Black Tooth Brewing Company)、ルミナスブルーハウス(Luminous Brewhouse)、スミス・アレー・ブルーイング・カンパニー&パブリック・ハウス(Smith Alley Brewing Company & Public House)はすべてシェリダン(Sheridan)にあります。
ジレットにあるビッグ・ロスト・ミーダリー・アンド・ブルワリーの手作り蜂蜜酒の試飲
州都ランシングで
-
ミシガン州の州都の彩り豊かな歴史、
風変わりな文化、職人技が光るグルメミシガン州のローワー半島の中心、グランドラピッズとデトロイトの間という便利な場所に位置するの州都ランシングです。歴史的であり現代的でもある。都会的であり古風でもある。そんなランシングではさまざまなアトラクションや隠れた名所で、この街独特の雰囲気を感じることができます。洗練された雰囲気のイーライ・アンド・イーディス・ブロード美術館(Eli and Edythe Broad Art Museum)やダウンタウンにある素晴らしい州会議事堂(State Capitol Building)はもちろん必見ですが、旧市街のファンキーなアートシーン、地元の蒸留所のクラフトカクテル、歴史あるレオタウン(REO Town)で飲むコーヒー、グランド川(Grand River)沿いで楽しむちょっとしたアドベンチャーにも忘れずに足を運んでみてください。
-
アメリカン・フィフス・スピリッツで触れる
ランシングのカクテルシーンクラフトスピリッツの蒸留所はアメリカ中で人気が高まっていますが、ランシング最初の蒸留所はもっとも名の知れた蒸留所の 1 つです。野球のマイナーリーグチーム、ランシングラグナッツが本拠地とするスタジアムからすぐのところにあるアメリカン・フィフス・スピリッツ(American Fifth Spirits)では、ミシガン州産の原材料を使って作られた受賞歴のあるバーボン、ジン、ウォッカ、ウィスキーなどが楽しめます。州法により蒸留所が提供できるのは自社製造の蒸留酒のみ。つまり、カクテルに使われるスピリッツはすべてその蒸留所で作られたものです。カクテルメニューは季節の原材料とバーテンダーの創造力によって毎月変わります。飲み物と合わせて職人が作るチーズやポップコーンなどの軽食もお試しください。また、アメリカン・フィフス・スピリッツでは、蒸留所の舞台裏を見学するツアーやバーテンダースキルを磨くことができるクラフトカクテル講座なども開催しています。
アメリカン・フィフス・スピリッツ蒸留所のテイスティングルームで味わうクラフトカクテル
ワインで有名なソノマ郡で味わう
-
ビールとシードル
ソノマ郡のワイン以外の有名な飲み物、ビール、シードル、スピリッツもお試しください。ソノマ郡には、30 軒を超える醸造所、シードルハウス、蒸留所があります。シードルには歴史的にこの地域を最初に有名にした作物である、地物のリンゴを利用しています。また、加工蒸留所ではウォッカ、ジン、ウィスキーを生産し、テイスティングもできます。実は、アメリカで最高のビールのいくつかは ソノマ郡で醸造されています。ビールマップを使って、訪問するテイスティングルームをぜひ見つけてください。
メイン州でクラフトスピリッツに入門してみるTry Out the Craft Spirits in Maine
畑からボトルへ
蒸留所やテイスティングルーム、レストランやバーでクラフトスピリッツを味わってみてください。
「畑からボトルへ」や「農場から瓶へ」など、いくつかの呼び方がありますが、メイン州で生産されるクラフトドリンクには 1 つの明確な方向性があります。それは州で最高の品質の農産物と伝統の蒸留方法を組み合わせ、メイン州オリジナルの美味しいスピリッツのブランドを作るということです。
-
コールド・リバー・ウォッカ/
メイン蒸留所、フリーポート「畑からボトルへ」をさらに一歩進めた「大地からグラスへ」というコンセプトを掲げるメイン蒸留所(Maine Distilleries)では、コールドリバー(Cold River)ブランドのウォッカとジンを作っています。近隣のグリーンサム農園(Green Thumb Farms)と提携しコールドリバーのスピリッツの材料となるジャガイモをメイン州の豊穣な大地で栽培しています。メイン州を流れる清流コールドリバーの水にメイン州産の天然のブルーベリーを加えたフレーバーウォッカもあります。ぜひ立ち寄って味わってみてください。
メイン蒸留所のコールド・リバー・ウォッカ(Cold River Vodka)は、その名の通りコールドリバーの水と、地産のジャガイモ、メイン州の天然のブルーベリーを使ったウォッカ
-
ポートランドのポートランド・ハント&
アルパイン・クラブスカンジナビア風の料理とクラフトカクテルやスピリッツを幅広く取り揃えたドリンクメニューを夜遅い時間でも楽しめます。その多くはメイン州産です。オーナーのアンドリュー・ヴォルクは、地元のスピリッツに関するあれこれやその楽しみ方を喜んで教えてくれます。
-
ポートランドのニューイングランド蒸留所
ニューイングランド蒸留所(New England Distillery)ではオーナーの醸造家ネッド・ワイトが 1850 年代から一家に伝わる昔ながらの製法を受け継いでいます。ツアーに参加するとメイン・ビール・カンパニー(Maine Beer Company)から仕入れた酵母を使って発酵させる様子や、ジン、ラム酒、ライウイスキー作りに使用する手製の銅製蒸留器を見学できます。蒸留器の下の直火がスピリッツの強さや味にどのような影響を与えるのかをワイトさんに質問してみましょう。
-
ハロウェルのザ・メインハウス
ここに向かう前にその日のカクテルをソーシャルメディアでチェックしましょう。バーテンダーがメイン州のスピリッツ、自家製のインフュージョン、季節の食材を使ったカクテルを考案しています。秋にはアップル・サイダー・カクテルをタパスと一緒にお楽しみください。
ペンシルベニア州で味わうTaste in Pennsylvania
田園地帯から市内まで、ペンシルベニア州はシードルメーカーと蒸留所の宝庫。この州ならではの味と風味を反映するユニークな美味しさを楽しんで頂けます。
禁酒法以前ペンシルベニア州はアメリカ最大のウィスキー生産量を誇る州でした。 そして今、この州のシードルと蒸留酒シーンが盛り上がりを見せています。これらのユニークなスポットでグラスを満たし伝統と地元の味を楽しんでいただくことをおすすめします。
-
ヨーク
ヨークの近くにあるウィンドブリッジファーム(Wyndridge Farm)の素朴で優雅な雰囲気に身も心もリラックス。 この農場にはヨーク郡最古かつ唯一のハードシードル会社があり、ペンシルベニア州中央部育ちのリンゴが使われています。 テイスティングルームでシャンパン風のリンゴ酒をぜひ味わってください。 ここのクラフティシードル(Crafty Cider)には従来のものの他にクランベリー味などもあります。 絵画のように美しいこの農場にある木造梁の納屋はイベントスペースとしても人気です。
-
ボイヤータウン
ボイヤータウンのフレコンズサイダリー(Frecon’s Cidery)の果樹園では70 年以上リンゴやその他の果物が栽培されています。 バークス郡にあるこのシードルメーカーは今もデザート、シードル、香り豊かなリンゴを調合し、昔ながらの技法で醸造を続けています。 強い酸味のグラニースミスとワインサップを使った、アルコール度数の高いクラビーグラニー(Crabby Granny)は特におすすめです。
-
ランカスター
ボイヤータウンを南下し約 85 キロ先のランカスターへ。シスルフィンチ蒸留所(Thistle Finch Distillery)は少量生産のライ、ジン、ウォッカのメーカーです。 この蒸留所で使われる穀物の 90% は近隣のランカスター郡とレバノン郡で採れたもの。 テイスティングルームではクラフトカクテルのほか、プルド・ポーク・サンドイッチやタコスなどのパブ料理も楽しめます。
シスルフィンチ蒸留所を巡るツアーで舞台裏をチェック
-
フィラデルフィア
フィラデルフィアディスティリング(Philadelphia Distilling)はフィラデルフィア最大の街にあります。 禁酒法以前フィラデルフィアには蒸留所が数多くありましたが、ここは最古の歴史を誇ります。 フィラデルフィアディスティリングと言えば、ブルーコートジン(Bluecoat Gin)、ヴュー・カレ・アブサン(Vieux Carré Absinthe)、ライベースのウォッカが有名です。 テイスティングルーム、レストラン、酒屋、イベントスペースを備えたさらに大規模な蒸留所をオープンしています。
フィラデルフィアディスティリングのバラエティ豊富なスピリッツ