Midwestern – American gourmet style

The American Gourmet Style

American Gourmet Style

ミッドウエストのFood&Drink

3 / 13の地域料理

Food & Drinkin Midwestern

ミシガン湖をはじめとするグレート・レークスを取り巻く諸州地域。トウモロコシ、大豆の生産が盛んで、ビールや乳製品、肉とソーセージも有名です。アメリカのブレッド・バスケットと呼ばれるほど食糧の潤沢な地域。茹でただけのスイートコーンや、ただ焼いただけの肉料理が好まれているのには訳があります。新鮮で上質な素材に恵まれ、伝統的にフレッシュな食品が容易に手に入るため手間暇をかける必要がないからなのです。

ミッドウエストのフード
代表的な食べ物
ウィスコンシン・グリルド・
チーズ・サンドイッチ

トロトロに溶けたチーズをはさんだサンドイッチは「クロックムッシュ」とも呼ばれ、スライスしたハムと炒めたタマネギ、薄切りトマトを、2種類以上のスライスチーズではさみ、パンの表面にバターを塗って焼き、慎重にサンドを返しながら、パンが黄金色、チーズが程よく溶けるまでじっくり焼きます。

<主な材料>
ジャックチーズ・チェダーチーズ・スイス風アメリカンチーズ・ハム・バター

ポーク・テンダーロイン

フライド・ウォールアイ

グレート・プレーンズ & マウンテン・ウエスト へ

ミッドウエストの伝統料理Traditional Midwestern Cuisine

  • チェリーパイ

    バターを使用したサクサクで風味豊かなパイプラストに赤く熟した新鮮なさくらんぼをフィリングに使った、ジューシーで甘酸っぱい味わいが特徴のパイ。

  • シカゴディープディッシュピザ

    厚い生地と逆さに組み立てられることが特徴でシカゴ発祥のユニークなピザスタイル。型を使ったパイのような形の生地の上に具材、チーズ、トマトソースが順番に積み重ねたユニークなピザ。

  • シェイカーレモンパイ

    パイ生地にレモンの果汁と皮を使ったフィリングを敷き、メレンゲをトッピングしてオーブンで焼き上げる、レモンの酸味と甘さが絶妙に調和したパイ。

  • チーズバーガーパイ

    パイ生地の中にひき肉、レタス、トマト、ピクルス、玉ねぎ、チーズなどの具材を入れ、チーズバーガーの要素をパイに組み合わせた創作的な料理。

  • チキンヴェスヴィオ

    ジューシーな骨付き鶏肉とじゃがいもをホワイトワインやチキンブロス、ハーブと一緒にオーブンで調理したイタリアンアメリカンの料理。

  • ランザ

    牛肉、キャベツ、タマネギなどの具をイースト入りのパン生地で包んでオーブンで焼いたジューシーでうま味が染み込んだネブラスカ州の名物料理。

  • チーズカード

    ウィスコンシン州など乳製品の生産が盛んな地域でとれる熟成されていない若いチェダーチーズのスナック。マイルドでわずかに酸味のある味が特徴でそのままもしくは揚げて食べられている。

  • アメリカングーラッシュ

    脂身の少ないグラウンドビーフとマカロニをトマトベースのソースに絡めた手軽で美味しい家庭料理の一つ。

  • スコッチャールーズ

    シリアルなどにピーナッツバターやシロップを混ぜチョコレートでコーティングをしたバー状の伝統的なお菓子。ピーナッツバターとチョコレートの組み合わせが特徴的でおやつとして人気。

  • フレンチディップサンドウィッチ

    薄くスライスしたローストビーフをフレンチロールに挟んだサンドウィッチを別皿に盛った肉汁にディップするかかけて食べる独特のスタイルが特徴的なサンドウィッチ。

  • シュレッドチキンサンドウィッチ

    焼いた鶏肉をフォークや手で裂いてほぐしたシュレッドチキンをレタス、トマト、ピクルス、チーズなどと一緒にパンに挟み、バーベキューソースやマヨネーズなどで味付けをした一品。

  • ウェットブリトー

    メキシコ料理のブリトーに、ソースやグレイビーをかけて提供されるスタイル。ソースに覆われているため、通常のブリトーよりも柔らかく風味豊かなのが特徴。

ちょこっと「食」に関する地域の情報Tidbits on Local “Food”

  • アイオワ州 主な農作物

    夏は暑く高湿で湿度が高く、冬は降雪量が多くそして寒く。栽培される主な農作物はトウモロコシ、大豆、オーツ麦です。

  • ウィスコンシンン州 主な農作物

    ウィスコンシン州は北緯42度~47度で北海道とほぼ同じ位置にあります。ここはミシガン湖に近いため穏やかな気候、夏は過ごし易く極端な暑さになるのは稀です。反対に冬は厳しくかなり冷え込みます。-20℃まで気温が下がることはもちろんのこと-40℃まで冷え込むこともあります。四季ははっきりとしています。主な農作物はトウモロコシ、大豆、じゃがいも、小麦、人参、キャベツなど。

  • サウスダコダ州 主な農作物

    サウスダコタ州は四季がはっきりしてる州。夏は昼夜の寒暖の差が激しくため暑く、冬は冷涼で乾燥しています。 主な農作物はトウモロコシ、大豆、小麦、ソルガム、オーツ麦、大麦など。穀物類の種類も栽培量も多い州です。

  • ミシガン州 主な農作物

    ミシガン州は夏は暖かいが期間が短く、反対に冬はとても寒くて長い期間を過ごさなければなりません。1年を通じて降水量は多く、冬の積雪量も多いです。アメリカのなかでも厳しい寒さを持つ州の一つです。ここで栽培される主な農作物は、トウモロコシ、大豆、りんご、じゃがいも、小麦、ブルーベリー、キュウリ、かぼちゃ(細長い SQUASH という品種)、チェリー、キャベツ、アスパラガスなど。寒さの厳しい州ですが、農作物は野菜と果物に溢れています。

  • イリノイ州 主な農作物

    イリノイ州は大陸性気候で、夏場は湿度は少なめで比較的爽やかだが(ただ雷は多い傾向で竜巻も起きる)、山や海の影響がなく、寒暖の差が激しいです。冬は非常に寒い。主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、そしてかぼちゃです。

  • オハイオ州 主な農作物

    オハイオ州の通常の夏は暑く湿度が高い。冬は概して冷涼から寒冷で、北部ほど降雪も多い。降水量は年間を通じてまあまあです。主な農作物は、大豆、トウモロコシ、小麦、かぼちゃ、オーツ麦など。

  • ネブラスカ州 主な農作物

    ネブラスカ州は夏はとても暑く冬はとても寒く、季節による寒暖差が激しいことで知られます。 夏は摂氏30度くらいになり(40度を超えることもあり)州です。この州の主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、じゃがいも、ソルガム、キビなど。

  • ミズーリ州 主な農作物

    ミズーリ州の夏の気温は高くそして湿度も高く、そして冬は気温が低く寒い州です。ここで栽培される主な農作物は、大豆、トウモロコシ、小麦、米、オーツ麦です。

  • ミネソタ州 主な農作物

    ミネソタ州はアメリカ最北端にある州です。アメリカの冷蔵庫と言われるほど冬の寒さが厳しく(-50℃まで下がることも!)、でも反対に夏は暑く。気温の差・寒暖の差が他のどの州よりも厳しいと言われます。ここで栽培される主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、じゃがいも、キャノーラ、大麦、ライ麦、豆類です。

  • インディアナ州 主な農作物

    四季がはっきりしており、夏は気持ちがよく、冬は摂氏-8度まで冷え込みます。 アメリカ中西部の中心にあり、北西端はミシガン湖の南端に位置しています。主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、メロン・スイカなのど果物やかぼちゃ、ミントなどのハーブ類の栽培も盛んです。

  • カンザス州 主な農作物

    カンザス州はケッペンの気候区分で3つの地域に入っています。湿潤大陸性気候、亜乾燥気候、温暖湿潤気候。 目の前で地平線にまで広がる平原、 山や谷といった起伏はなくとても平らなこの州はその3つの気候区分によりそれぞれ気候が変わります。東部3分の2(特に北東部)は湿潤大陸性気候により冷涼から寒気の強い冬と、暑く湿気が多い夏が特徴です。この州で栽培される主な農作物は、トウモロコシ、小麦、大豆です。

  • ノースダコタ州 主な農作物

    ノースダコタ州はアラスカ州などを除きアメリカ合衆国本土でも最も北に位置する州の一つです。空気が綺麗な州と言われています。夏は暑くならず、でも冬は最北に位置するため非常に寒く。最高気温が氷点下を下回る日々です。 主な農作物は、大豆、小麦、トウモロコシ、キャノーラ、大麦、じゃがいも、エンドウ豆、大麦、亜麻仁、レンズ豆、ライ麦、シュガービーツなど。

アイオワ州

Food & Drinkin Midwestern

  • ユニークで趣深いアメリカ文化の象徴

    ミズーリ川(Missouri River)とミシシッピ川(Mississippi River)に挟まれた位置にあるアイオワ州はアメリカ中西部の主要都市から近く、わりと身近に感じられる州なのです。でも旅の目的地としては穴場的な存在です。『フィールド・オブ・ドリームス』や『マディソン郡の橋』などの映画や小説の舞台になったり、『アメリカンゴシック』という有名な絵画の背景になったりしており、アメリカ文化の源泉がある場所ともいえるでしょう。環境的には、穏やかに起伏する丘、果てしなく広がる農地、静かで落ち着いたメインストリートが特徴ですが、実は胸躍る体験もたくさんできる場所でもあります。

  • アイオワ州ならではの味覚

    アメリカ中西部は肥沃な農地と豊かな作物で知られていますがアイオワ州も例外ではありません。デモイン・ダウンタウン・ファーマーズ・マーケット(Des Moines Downtown Farmers’ Market)では多種多様な農産物を販売しています。アイオワ州はアメリカ有数の豚肉の産地でもあるので、郷土料理であるヒレカツをぜひ試してみてください。酪農場や昔ながらのソーダショップではつくりたてのチーズやアイスクリームを味わってみましょう。世界でもトップクラスにランキングされるトップリング・ゴリアス・ブルワリー(Toppling Goliath Brewery)や、禁酒法の時代から存在する「ザ・グッド・スタッフ」と呼ばれるテンプルトン・ライ・ウイスキー(Templeton Rye Whiskey)の蒸留酒製造所にも足を運んでみてください。

  • 道路沿いで見つかる珍名所

    「世界一大きな」「世界一小さな」「世界一高い」「世界一広い」「世界一奇妙な」などと形容されるモノに興味がある方はぜひアイオワ州を訪れてください。なぜなら、ここは「世界一〇〇な」物体が道路沿いに山ほど存在している場所。世界一大きなコンクリート製の雄牛、世界一高いトウモロコシの茎、世界一大きなスウェーデンのコーヒーポット、世界一大きなイチゴ、世界一大きなポップコーンの粒、世界一大きなコンクリート製の妖精ノームなど、記念撮影の背景にぴったりのオブジェや像には事欠きません。また、世界一高くて長い複線の鉄道橋や、世界一短くて急な斜面の線路もあるので、なんとか怖さを我慢して体験してみてください。

  • アイオワ・エステート・フェア

    このお祭りを普通のお祭りと思ってもらったら困ります。11日間にわたって開催されるアイオワ・エステート・フェア(Iowa State Fair )は、ユニークなフード、風変わりなコンテスト、屋台、農産物のショー、スリル満点の乗り物などで年齢を問わず楽しめるお祭りで、アメリカで 5 本の指に入ると言われています。コンサートも開催されますが、その参加アーティストは想像以上に豪華な顔ぶれ。過去にはエルトン・ジョン、ジャネット・ジャクソン、アリシア・キーズ、ボブ・ディランが出演しました。おすすめなのはフリーマーケット、お祭りならではのゲーム、フードで一番人気の串付きポークチョップです。またバターでつくられた牛の彫刻はこの祭りの目玉の一つなので、ぜひ写真に撮っておいてください。パイ食い、雄鶏の鳴き声、腕相撲などの愉快なコンテストも見逃せません。

イリノイ州 & アイオワ州

Food & Drinkin Midwestern

クワッドシティーズ* / イリノイ州 & アイオワ州 で楽しむ

*この地域について:クワッドシティーズはイリノイ州のロックアイランド、モリーン、イーストモリーンとアイオワ州のダベンポート、ベッテンドルフを含めた地域の総称です。 また周辺にある小さな町も含まれます。この地域はイリノイ州シカゴから車で 3 時間の距離にあり、モリーンのクワッドシティ国際空港(MLI)を利用できます。

  • 地元の料理を味わいつくす

    グルメについて言うと、クワッドシティーズは受賞歴ある地ビール、地元産ワイン、バーボン、ジン、ウォッカ、ウィスキーの産地です。醸造所の一部ではツアーが催されていたり少し立ち寄って味見したりできる場所もあります。
    食べ物も当地のセールスポイントです。伝統的な中西部スタイルの料理を提供する数々の地元のレストランからお選びください。 地元の人気店マシンシェド(Machine Shed)、バス・ストリート・チョップ・ハウス(Bass Street Chop House)、ハリス・ピザ(Harris Pizza)、ジムズ・リブ・ヘブン(Jim’s Rib Haven)などは一例に過ぎません。
    甘党なら昔ながらのソーダファウンテンドリンクや有名なホットファッジサンデーをラゴマシーノズ(Lagomarcino’s)でお試しください。多数のフレーバーを取り揃えたモルト、シェイク、アイスクリームを提供する「ホワイティズアイスクリーム」(Whitey’s Ice Cream)もお勧めです。

    中西部のアットホームなおもてなしをクワッドシティーズでぜひご体験ください。

イリノイ州

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  • ルート 66 とリンカーン縁の地、シカゴ

    アメリカの魅力を発掘しませんか。ガリーナのような趣のある小さな町を散策したりシカゴで大都会ならではの楽しみを満喫したり。アメリカで最も有名な道路ルート 66(Route 66)の旅へも出かけて頂けます。ルイス&クラーク探検隊がかつて通った道や、エイブラハム・リンカーンが故郷と呼んだ地も必見です。

  • アメリカらしい地を探訪

    アメリカの真髄を余すところなく体験したいのであれば、アメリカ髄一の伝説的な高速道路であるルート 66 に沿って進みアメリカの黄金時代を感じるのが一番のお勧めです。イリノイ州を象徴するこのルート 66 沿いには昔ながらのダイナーやドライブインシアター、沿道の一風変わった観光スポットが並びます。

  • シカゴ:中西部を代表する都市

    イリノイ州で最も知られているシカゴ。国際的なこの都市は多くの人がアメリカの文化の中心だと考えています。有名な美術館や博物館、素晴らしい建築物、ミシュランの星を獲得したレストランの数々。シカゴにはその全てが揃っています。

  • イリノイ州製

    イリノイ州の活力の源である、職人、小規模経営のビール、ウィスキー、ワイン生産者や農家の人達と出会ってみてください。作業場や製造所の見学、手作りの飲み物を味わい、お店を覗いて本当のローカル気分を味わってください。グルメポップコーンや最先端のエスプレッソから再生品や磨いた石を使って作られたアート、家具、ジュエリーまで、これまで見たことも味わったこともないような食事やドリンクがきっと見つかります。

シカゴ

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シカゴの定番グルメChicago’s Classic Food

グルメホットドッグから最高級ステーキまで、シカゴ料理のスタイルはバラエティに富んだアトラクションと同じくらい有名でエキサイティングです。
中西部のアットホームなおもてなし、多様性に富んだ文化、独自の精神がシカゴならではのフードシーンを生み出しました。イリノイ州を象徴するこの街で味わうべき料理をお探しならどうぞ続きをお読みください。

  • シカゴスタイルのグルメ

    ピザ、ホットドッグ、イタリアンビーフを味わわずにシカゴを訪れたとは言うなかれ。シカゴスタイルのピザには、ディープディッシュ(深さのある生地にチーズ、トッピング、ソースを重ねたもの)、スタッフド(ディープディッシュに似た生地にもう 1 枚生地を重ねてソースをかけたもの)、シンクラスト(カリカリの生地を四角く切ったもの)があります。ルーマルナッティズ(Lou Malnati’s)のピザはバターたっぷりの生地とこだわりの食材で一躍シカゴ名物になりました。

    シカゴドッグと言えば、ポピーシード入りのドッグパンにスライストマト、レリッシュ、オニオン、マスタード、ピクルス、唐辛子、セロリソルト。ケチャップは邪道です。ポーティロズ(Portillo’s)で本場の味をどうぞ。行列ができていてもあっという間に順番が来ます。最後はアルズ・イタリアン・ビーフ(Al’s Italian Beef)のイタリアン・ビーフ・サンドイッチ。薄くスライスしたローストビーフをイタリアンバンズで挟みピーマンか辛い野菜のピクルスを添えて肉汁に浸したファストフードです。紙ナプキンを多めにもらってください。

    深さのある生地にチーズとトッピングとソースを重ねたシカゴスタイルのディープディッシュピザ

  • 伝統あるステーキハウス

    中西部は牛の放牧の中心地。このことがシカゴのステーキハウスの歴史に影響しています。人気店のギブソンズバー&ステーキハウス(Gibsons Bar & Steakhouse)の定番は乾燥熟成肉。分厚くカットしたプライムアンガスのステーキとおしゃれなカクテルで知られるギブソンズは、アメリカのレストランで唯一USDA 認定のアンガス・ビーフ・プログラムを実施しています。ぜひ訪れたいスポットです。

    シカゴの伝統あるステーキハウス、ギブソンズバー & ステーキハウスの乾燥熟成ビーフ

  • シカゴの必見スポット

    地元の人々は上質なリブアイに目がありませんがシカゴは新鮮な野菜料理も豊富です。シカゴ・アスレチック・アソシエーション・ホテル(Chicago Athletic Association Hotel)のシンディーズルーフトップ(Cindy’s Rooftop)は、とびきり新鮮な旬の食材と斬新なカクテルメニューが自慢。眼下に広がるミレニアムパーク(Millennium Park)、シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)、ミシガン湖(Lake Michigan)などオープンエアのテラスから見える街一番の絶景も特筆すべきポイントです。

    シンディーズ・ルーフトップ・レストランのランチは採れたての旬の食材を使った料理と美味しいカクテル

シカゴの産直食材

シカゴ界隈ではあらゆる肉と農産物をどこからでも調達することができますが、近年は裏庭(あるいはすぐ近く)で採れる新鮮な食材に目を向けるレストランが増えています。シカゴのこのようなレストランで好まれるのは肉も野菜も調味料も、とにかく生産者の顔が見えるもの。ひと口味わえば歴然とした違いに気づくでしょう。

  • ブランチだけじゃないザ・ブリストル

    ザ・ブリストル(The Bristol)で食事をすればGQ からザガットまでさまざまな雑誌で取り上げられる理由がわかるでしょう。シカゴのバックタウン(Bucktown)地区にあるザ・ブリストルでは、自家製パスタ、産地直送の農産物、斬新なカクテルや世界のビールを味わうことができます。カルト的な人気を誇るザ・ブリストルのブランチ。コンフォートフード(ビスケットとグレービーを添えたチキン)に風味豊かなサイドディッシュ(ポークチラキレス)、二日酔いの迎え酒ならブラッディマリーとモスコミュールと、豊富なメニューを見ればそれも納得です。

    斬新なカクテルを楽しめる居心地のよいバー、ザ・ブリストルの夜

  • ファーマーズマーケットだけじゃない
    グリーン・シティー・マーケット

    1998 年に 9 軒の商店から始まった小規模な市場は今ではシカゴ最大のファーマーズマーケットへと成長しました。通年開催のグリーン・シティー・マーケット(Green City Market)には毎年 175,000 人が訪れ、持続的に採れる地元産の食材と加工食品が店頭に並びます。市場のほかシェフによる実演や旬の農産物と季節のレシピをサンプルとして提供する「セイバー・ザ・シーズン(季節を味わう)」プログラムも目玉です。7 月には、シェフ BBQ(Chef BBQ)のクラフトビバレッジや伝播作物、極上の肉と野菜のバーベキューを目当てにお腹を空かせた人々がリンカーンパーク(Lincoln Park)に集まります。

シカゴのメイシーズで魅惑の世界を体験

シカゴのメイシーズ・オン・ステート・ストリートは、古き良きアメリカの小売店と伝統ある都市とが交わる場所です。
1858 年以来、歴史あるメイシーズの建物は有名な映画やパレード、楽しみが尽きないショッピングの舞台としてシカゴにおける文化の発信地であり続けています。 歴史とエキサイティングな魅力に溢れるシカゴの街に欠かせない存在です。 フラッグシップストアの 1 つ、メイシーズ・ステート・ストリート(Macy’s State Street)は単なるショッピングだけではありません。メイシーズを訪れることは、ブランド服や家庭用品、ギフトや家具をたまたま販売しているだけの美術館を訪れるのと同じことを意味するのです。

  • 夢のようなダイニング

    7 階にあるクラシック映画に出てくるようなレストラン、ウォルナットルーム(Walnut Room)はシカゴの名物。チキン・ホット・パイなどの昔ながらの(それでいて新しい)味や、ショートリブやテンダーロインといった究極の味が楽しめます。ショッピングの後の休憩に、当レストランのワインバーもおすすめです。おいしいものが揃うフードコート、セブン・オン・ステート(Seven on State)ではグローバルな料理が楽しめます。

    ワールドクラスのレストラン、ウォルナットルームへ

近隣地域の食文化

イリノイ州シカゴには、中西部の代名詞である人懐っこさに加えて目を見張るような建築物、いくつもの博物館や美術館、印象的なスカイラインといった見どころがあり、この地を繰り返し訪れる旅行者が絶えません。
ザ・ビーン(the Bean)の愛称で呼ばれる彫刻「クラウドゲート」(Cloud Gate)の前でのセルフィー撮影やマグニフィセントマイルの散策も大切ですが、シカゴが人気の観光都市である理由はほかにもあります。それはさまざまな地域の食文化です。おしゃれなガストロパブでもクラシックな居酒屋でもシカゴの最も活気があるローカルな食体験をお楽しみください。

  • 知る人ぞ知るシカゴのフードシーン

    活気に満ちた食文化を発見することはあなたが考えているよりもたやすいことです。ザ・ダック・イン(The Duck Inn)のシェフであり誇り高きシカゴ市民であるシェフ、ケビン・ヒッキーに従えばよいのです。もちろんディープディッシュピザにもよいところはありますが、ヒッキーシェフがシカゴの味として一押しするのはポピーシード入りのドッグパンにスライストマト、レリッシュ、オニオン、マスタード、ピクルス、唐辛子、セロリソルトを挟んだシカゴドッグです。ただしケチャップは邪道です。春には、リンカーンパーク(Lincoln Park)の南端にあり、全国的に有名なグリーン・シティー・マーケット(Green City Market)を訪れることをすすめています。マーケットでは、地元でとれた有機農産物、新鮮な農産物、美食家が喜ぶ主要産物が手に入ります。

    他のおいしい食べ物にも興味があればヒッキーシェフのアドバイスに従って周辺地域に足を伸ばしてみましょう。アレパでタケリア・ロス・コマレス(Taqueria Los Comales)の本格的なタコスなどのラテン料理が充実しています。またチャイナタウンスクエアではカイ(Cai)の点心や、音を立てながら食べる価値のあるストリングスラーメン(Strings Ramen)のラーメンを試してみましょう。新たに生まれ変わったブリッジポートには地ビール醸造所、高級なコーヒーショップ、オーガニックレストランが登場し地元の人や特に観光客を喜ばせています。

    テイスト・オブ・シカゴでは、定番のシカゴドッグをはじめ、さまざまなトッピングのホットドッグを味わえます

  • 地元でよい飲むところ巡り

    ブリッジポートを訪れたらヒッキーがオーナーを務めるザ・ダック・インでシェフのおすすめメニューを堪能しましょう。ヒッキーの斬新な演出のおかげで生涯忘れられない食事体験ができるはずです。環境への負荷が小さい旬の食材を採り入れた料理は絶え間なく進化を続けています。ただし看板メニューのロティサリーダックはいつでも味わうことができます。これは、ダックファットポテト、ベビーケール、チェリーを添えて、ロゼビネグレットとダックジュスを振り掛けた一品です。とびきりの贅沢をするなら5 品のテイスティングメニューを選択してみてください。訪れた客の心を掴むのは料理だけではありません。居心地がよく、レトロなスタイルの店内は、訪問客を温かく迎え入れます。

    お酒が飲みたくなったらローカルな雰囲気満点の居酒屋を探してみましょう。ミシガン通りにある高級パブ、ザ・ゲージ(The Gage)はいかがでしょうか。ミレニアムパーク(Millennium Park)のすばらしい景色もさることながらプロの目で厳選された充実のカクテルメニューが圧巻です。セカンドシティ(Second City)のコメディショーで大笑いした後はその上の階にある 1959 キッチン&バー(1959 Kitchen & Bar)で小皿料理にぴったりのクラフトビールやカクテルをどうぞ。肩ひじ張らずに過ごしたいときはリンカーンパークの静かな一角にあるザ・モンキーズ・ポー(The Monkey’s Paw)へ。落ち着いた店内では常連たちがクラフトビール、ウィスキー、ファーム・トゥ・テーブル(農地直送)の料理を楽しんでいます。

    高級ショッピング街ミシガンアベニューの活気を味わいながら楽しめるザ・ゲージの極上の料理の数々

インディアナ州

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  • 中西部の中心に見られるアメリカならではの魅力

    インディアナ州には訪れる人にとって本物の体験となる純粋な個性があります。ここでは、蛇行する川でボートを漕ぎ、内陸湖で釣りを楽しみ、メインストリートでショップ巡りをして旅の日々を過ごすことができます。ファーマーズマーケット、食堂、ブドウ園で、地元の味覚を堪能したり生産者との触れ合いも楽しめます。ワールドクラスの都市には世界的に高く評価されている美術館や博物館、舞台芸術、エネルギーあふれるスポーツイベントがあり、そのうえ親しみやすさもあります。活気ある州都を訪れそそり立つ砂丘のふもとで日光浴をし、高い丘に登り海抜以下の地の底を探索することもできます。インディアナ州ではどこへ行っても誠実な人々と本物の体験に出会えます。いたるところでもてなしの心遣いが生きているため、混雑している観光地でも安全と楽しさが配慮されています。そうなのです。これこそインディアナ州なのです。

  • 壮大な歴史的建造物の中で味わう食事

    アメリカ中西部地域にあるヒストリック・ホテルズ・オブ・アメリカで、斬新かつ美味しい料理を味わい魅力あふれるアメリカ史を楽しんで頂けます。

  • トマトジュース

    シェフのルイス・ペランはオレンジジュース不足からヒントを得て、1917 年にインディアナ州フレンチリックにあるフレンチ・リック・スプリング・ホテルでトマトジュース(French Lick Springs Hotel)を考案しました。 シェフに敬意を表して同ホテルのレストランやラウンジでスパイシーなブラッディマリーをどうぞ。

  • パーマー・ハウス・ヒルトンのロックウッドレストラン

    1873 年頃、イリノイ州シカゴのダウンタウン中心部に建てられたパーマーハウス(Palmer House)はシカゴ美術館(Art Institute of Chicago)歩いてすぐの場所にあり、観光客の人気を集めています。 ホテル内のロックウッドレストラン(Lockwood Restaurant)ではプリフィクスのランチを予約しましょう。歴史専門家が同行するホテル内ツアーやデザートのブラウニーが付いてきます。 このデザートは、1893 年のシカゴ万国博覧会出品のため、ホテルのペストリーキッチンで考案されたと言われています。

    ロックウッドレストランがあるパーマー・ハウス・ヒルトン・ホテルは、シカゴのダウンタウンの中心部にあります。

  • フレンチ・リック・スプリング・ホテルの
    1875:ザ・ステーキハウス

    インディアナ州フレンチリックにある美しいフージャー国有林の近くのフレンチ・リック・スプリングス・ホテル(French Lick Springs Hotel)。宿泊客は 170 年も前から、このきらびやかな雰囲気の中でくつろぎ、英気を養ってきました。 今では、スパやゴルフ場に加え、1875:ザ・ステーキハウス(1875: The Steakhouse)を目当てに訪れる人も増えています。 レストランのオープンキッチンでは、乾燥熟成させた中西部産プレミアムビーフのステーキや甘いインディアン産コーンのクリーム煮など、メインからサイドディッシュまでシェフが腕を振るいます。

    インディアナ州フレンチリックにあるフレンチ・リック・スプリング・ホテルの 1875:ステーキハウスの店内

ウィスコンシン州

Food & Drinkin Midwestern

  • 四季を過ごす

    満開の桜の中を散策する春、湖のほとりのコテージでリラックスする夏、起伏に富んだ地形に広がる鮮やかな紅葉を愛でる秋、スノーモービルで冒険気分を味わう冬。ウィスコンシン州はいつの季節も人びとを魅了してやみません。アクティブなアウトドア派や子供連れのファミリーはもちろんグルメやカルチャーが大好きな方も、ウィスコンシン州が誇る名所やアクティビティにはきっと大満足していただけることでしょう。

  • サンデー発祥の地

    デザートもおすすめです。アイスクリームを使ったいわゆる「サンデー」が初めてアメリカで販売されたのはウィスコンシン州のツーリバーズという町で。1881 年のことでした。

  • 中西部ならではのグルメ

    ウィスコンシン州はお腹を空かせた状態で訪れるべし。なぜなら新鮮なことで有名なアメリカ中西部のグルメが満喫できる場所だからです。ウィスコンシン州ではビールの人気が高く、ビアガーデンでビールを楽しむ人びとの姿が多く見られます。また地ビールの醸造所もたくさんあります。有名どころで訪れてみたいのは、3 シープス・ブルーイング・カンパニー(3 Sheeps Brewing Company)、レイクフロントブルワリー(Lakefront Brewery)、キャピタルブルワリー(Capital Brewery)、ニュー・グララス・ブルーイング・カンパニー(New Glarus Brewing Company)です。ウィスコンシン州にはサパークラブが 300 以上もあるので、古風な味わいの地ビールとフィッシュフライを味わいながら地元の人びととおしゃべりに興じるのもいいかもしれません。

  • ライネンクーゲルの醸造所ツアー

    チペワフォールズにあるこの醸造所は、ドイツ移民によって 150 年前に立ち上げられました。ここで醸造されたビールを最初に飲んだ客は、地元の木こり達でした。「ライニー」の愛称で知られるこの醸造所は、現在もライネンクーゲル家が経営しており、いろんな種類のドイツの伝統的なビールを製造し続けています。ガイドツアーに参加するとビールの試飲ができるほか、お土産としてグラスをもらうことができます。

  • 世界最大のクランべリー祭り

    ウォーレンズは人口わずか 400 人の小さな町ですが、毎年 9 月には世界最大のクランベリー祭りが開催され、10 万人の人出でにぎわいます。アメリカにおけるクランベリーの生産量 60 % をウィスコンシン州が占めています。

  • エッジウォーターマディソンの
    ザ・ステートハウス

    1948 年以来、ウィスコンシン州マディソンにあるこの宿泊施設は世界中の著名人をもてなしてきました。 きらめくメンドータ湖(Lake Mendota)の岸辺に建つザ・ステートハウス(The Statehouse)での食事も彼らがここを訪れる理由の 1 つ。 ディナーの前ウィスコンシン産の地ビールを片手に沈む夕日を眺めるならここ以外には考えられません。

    ウィスコンシン州マディソンにあるエッジウォーターマディソンのステートハウス

オハイオ州

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  • 文化を愛する人、スリルを求める人、
    家族連れ、グルメ愛好家にお勧めの目的地

    もしアメリカで「最大ヒット」を 1 つ選ぶとしたらそれはオハイオ州かもしれません。牧歌的な景色、ボリュームたっぷりの料理、プロスポーツ、さらにロックンロールまで。ここにはアメリカで人気のあるものがすべて揃っています。北はエリー湖、南はオハイオ川にはさまれたこの中西部の州ではさまざまな人、場所、そして経験が待っています。3 大都市のクリーブランド、コロンバス、シンシナティでは芸術、文化、音楽、グルメやお酒を楽しむことができ、州全体にわたって本物を体験することができます。お腹が空いたら地元のほっとする料理から受賞歴のあるレストランを。オハイオ州には幅広い選択肢があります。

  • エリー湖に浮かぶ島々で

    エリー湖のオハイオ州岸には数多くの小さな島が浮かんでいます。プット・イン・ベイ(Put-in-Bay)は地元の人に人気の場所で、ギネスブックの世界記録によると世界で最も長いバーカウンターを持つビア・バレル・サロン(Beer Barrel Saloon)があります。ケリーズ島(Kellys Island)ではショッピング、食事、そして個性的なワイナリーをお楽しみ頂けます。キャンプや釣りをするならミドルベース島(Middle Bass Island)がお勧めです。本土側の岸辺では、五大湖でもっとも古い灯台、マーブルヘッド灯台(Mablehead Lighthouse)をぜひご覧ください。岸辺に沿って、さまざまな場所から船が運航されています。

  • 多彩なグルメシーン

    300 を超えるワイナリー、300 の地ビール醸造所やレストラン。カジュアルなお店から高級店までオハイオ州はグルメ愛好家の方もきっと満足できます。ホットドッグや山盛りスパゲッティの上にシンシナティ式のチリをのせた一品、あるいはゲッタというドイツの伝統を感じさせるソーセージなど、地域ならではの味を試してみてください。ドーナツ、コーヒー、ビール、カクテル、ハンバーガー、そしてピーナッツバターキャンディをチョコレートで包んだ、オハイオ州の有名なトチノキキャンディなどが並ぶフードトレイルで舌鼓を。

    有名なシェフによる料理を愛するグルメの方なら、「アイアンシェフ」のスター、マイケル・シモンが所有するクリーブランドのマーベルズ BBQ(Mabel’s BBQ)で東ヨーロッパ風の全く新しいスタイルのバーベキューを楽しむのはいかがでしょうか。

  • ショートノース芸術地区

    ショートノース芸術地区は、コロンバスのエンターテイメント、グルメ、ショッピング、ナイトライフにおいて最も活気のあるスポットの一つです。ファンキーなブティックを覗いて公園や緑地を散歩し、ハッピーアワー前に小腹を満たしてください。このエリアには数々のバー、ビール醸造所、レストランがあり、ナイトライフを盛り上げるための美味しいスペシャルドリンクを用意しています。

コロンバス州都

Food & Drinkin Midwestern

州都コロンバスで

オハイオ州コロンバスを訪れる人は見どころやアクティビティの豊富さに驚くことでしょう。コロンバスは成長を続けている州都で、興味をそそるアトラクションや、オハイオ州立大学(Ohio State University)のカレッジの雰囲気が特徴です。ここでは芸術を追求して魂を養い、ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)の食材を生かした料理で食欲を満たし、開放的な人々と出会いながら温かい歓迎を味わってみて頂けます。

  • 職人作のスピリッツと、ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)料理を満喫

    カジュアルな料理を提供するフードトラックやレストランから受賞歴のあるシェフが腕を振るう高級レストランまで、コロンバスの急成長するグルメシーンは訪れる価値があります。オハイオ川渓谷をルーツとする数多くの職人の蒸留所が独自のジン、ウィスキー、バーボンを生み出しています。蒸留所の多くはバックヤードツアーを催行しており、スピリッツの製造過程がわかります。スピリッツやクラフトカクテルを味わう蒸留所としては、ミドル・ウェスト・スピリッツ(Middle West Spirits)、ウォーターシェッド蒸留所(Watershed Distillery)、ハイバンク蒸留所(High Bank Distillery)などがあります。季節の食材を使ったファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)のお料理とともにお試しください。また、フードホール兼ファーマーズマーケットのノースマーケット(North Market)もバラエティに富んだ地元料理を味わえるスポットです。ここは 1876 年に開業しました。加盟店ではこの地域の農家から仕入れたおいしい料理や新鮮な食材をすぐに食べられるようになっています。

    ジンで有名な地元の蒸留所、ウォーターシェッド蒸留所のバーテンダー

ミシガン州

Food & Drinkin Midwestern

  • 美しい自然とエキサイティングな見どころが共存する世界

    ミシガン州の楽しみ方はシンプルです。さらさらの砂浜、色鮮やかな森林、温かく旅人を迎える町、想像力を掻き立てる都市など広大な中西部の暮らしを堪能して頂けます。ミシガン州には大自然と、個性豊かな都市、自動車産業、音楽、エンターテインメントで名声を得た 1 つの大都市が共存しています。

  • マキノー島のグランドホテル

    車が走っていないマキノー島(Mackinac Island)にある 1887 年建築のホテルは、国定歴史建造物に指定されています。ビクトリア様式を象徴する建築物です。のどかな風景の中でクロケットやピックルボールの試合をお楽しみ頂けます。アフタヌーンティーを楽しんだり馬車に揺られてプロムナードをゆっくり観光するのもおすすめです。

  • 醸造所で

    80 を超える地元の醸造所を擁するグランドラピッズは、国内調査で「アメリカのビールシティ」に選出され、USA トゥデイ(USA Today)誌の読者が選ぶ「ベスト・ビール・タウン」(Best Beer Town)、「ベスト・ビール・シーン」(Best Beer Scene)、「ベスト・ビール・シティ」(Best Beer City)の称号を得ました。

  • 路地裏 ザ・ベルト

    おそらくこれほど興味深い路地を歩くことはないと思われます。一般の立ち入りが認められているこの路地は、ストリートアーティストや壁画作家などに開かれていて、現代的なビジュアル作品が定期的に展示されています。ザ・ベルト(The Belt)には新しいギャラリーやレストランが次々とオープンしています。

デトロイト

Food & Drinkin Midwestern

都会的なスポットが増え続けるデトロイトで

都会的なスポットが増え続けるデトロイトでは、昼間や夜を過ごす場所を見つけるのがますます簡単になっています。
個人経営の店でのショッピング、おいしい食べ物、カクテル文化や風変わりなエンターテインメントをお探しならそれらすべてを手近に楽しめるミシガン州デトロイトへ向かってください。ご紹介する穴場スポットをチェックして、地元の人たちのようにデトロイトを探索しましょう。

  • パーカーズアレー

    贅沢なシャイノラホテル(Shinola Hotel)の裏側に、ショッピングスポット、パーカーズアレー(Parker’s Alley)が登場しました。このトレンディなレンガ敷きの小道を見回した瞬間に無数の魅力的な店舗が並んでいることに気がつくことです。ショッピングを満喫した後は、シャイノラホテル内にあるモダンなビヤホール、ザ・ブレイクマン(The Brakeman)へ立ち寄りってください。室内を軽く見渡すとビールタップ付きのテーブルやビールポンで遊べるコーナーが目に入ります。この店では 8 種類あるローテーションのドラフトビールの支払いにトークンを使用します。同じ建物の反対側の端にはおいしいフライドチキンを専門とするカウンタースタイルの屋台、ペニーレッズ(Penny Red’s)があります。おいしい食べ物の匂いを辿っていくだけでお店の場所は簡単に分かります。

    ペニーレッズのフライドチキンを食べながらザ・ブレイクマンのビールを味わう人たち

  • 街のカクテル文化

    デトロイトにある 2 軒の個性的なバーでは定番のカクテルをそれぞれのスタイルで提供しています。まずはキャピトルヒル地区(Capital Hill District)にあるバッド・ラック・バー(Bad Luck Bar)へ向かいます。店の名前にひるみそうになりますが、実はこの場所は幸運そのものです。路地にある秘密のドアを見つけるのも楽しみのうち。中に入ると薄暗いバーとライトアップされた高級蒸留酒の並ぶ棚が現れ、バーテンダーがユニークで斬新なカクテルを作る姿が目に入ります。ウォッカのレイカとシャンパンストロベリーシュラブのカクテル、ジ・アルケミストを注文して神秘的な雰囲気をお楽しみ頂けます。もう少しおしゃれに決めたい時はダウンタウンの改修されたメトロポリタンビルディング(Metropolitan Building)の 13 階にあるザ・モナーク・クラブ(The Monarch Club)へ。古き良き時代の会員制クラブを彷彿とさせるザ・モナーク・クラブは、特製カクテル、ワイン、ビール、魅力的な軽食を提供する優雅なスポットです。定番のカクテルやスパークリングワインを片手に乾杯して、屋上からの壮大な街の眺めを楽しみましょう。

    革新的なカクテルを提供するデトロイトの穴場、バッド・ラック・バーの魅惑的な照明

  • 楽しく試合をして、
    冷たいビールを 1 杯

    デトロイト近郊のハムトラムクには、フォウリングウェアハウス(Fowling Warehouse)という娯楽施設があります。「フォウリング」とは何でしょうか?フォウリングは、アメリカンフットボールとボウリングが 1 つになった独創的なスポーツです。チームに分かれ、相手チームの 10 本のボウリングピンに向けてフットボールを投げます。相手チームのピンを最初にすべて倒した方が勝ちとなります。勝つためにがんばるのもよし、純粋に楽しむのもよし。どちらにせよアメリカらしいこの陽気なスポーツは観戦にもぴったりです。このユニークなスポーツのために用意された 20 レーンのほか、120 種類以上のビール、ワインとカクテルを提供する 3 軒のバーのすべてが巨大な屋根の下に揃っています。スポーツとお酒がほどよく楽しめる場所をお探しならここは外せません。

    アメリカンフットボールとボウリングが 1 つになった大流行のスポーツ「フォウリング」に挑戦

ミズーリ州

Food & Drinkin Midwestern

  • ノスタルジックなルート 66、
    音楽エンターテインメント、アウトドアの中心

    シンボルのゲートウェイアーチの頂上からブランソンの賑やかなエンターテインメント、その間にある洞窟や森まで、ミズーリ州を訪れるとアメリカ体験の良い所取りを楽しめます。美しい景色から大都市の魅力まで見どころすべてを少しずつお楽しみください。ヴィンテージアメリカーナを求めて車でルート 66 を行きましょう。夜はジャズやブルースなどでダンスを踊り、50 を超える州立公園の 1 つでアウトドアアドベンチャーを楽しみ、そしてじっくり焼かれたバーベキューをお腹いっぱい味わってください。

  • アーサー・ブライアンツ・バーベキュー

    バーベキューがミズーリ州の名物料理なら、アーサー・ブライアンツ(Arthur Bryant’s )は最も伝統に残るようなレストランです。カンザスシティにあるキング・オブ・リブと呼ばれた人物が築いた飾り気のないこの店は、1930 年創業で、ヒッコリーやオークで完全に肉を覆ってじっくりと燻製にします。スライスしたポーク、ソーセージ、バーントエンズ、リブなど、どれを食べるにせよブランツのオリジナルソースかリッチ&スパイシーソースをぜひお試しください。さらにボトルを購入すればテイクアウトもできます。

  • ミズーリ州でバーベキュー

    ウッドスモークの香りが漂う低温でじっくり焼き上げた肉は、ミズーリ州の名物料理です。この州のあらゆる場所にそれぞれのバーベキューがあり、地元の人たちは自分達の味に誇りを持っています。カンザスシティには 100 軒を超えるバーベキューレストランがあります。スパイスをもみ込んだ肉に濃厚なトマトベースのソースがかけられた、甘くてスパイシーな味わいで知られています。セント・ルイスのバーベキューピットマスター達は、甘酸っぱいタレがけのじっくり焼いたポークスペアリブが得意です。同州のいろいろな場所で、スモーキーなブリスケットの「バーントエンズ」からマカロニとチーズ、コールスローとコーンブレッドといった料理を引き立てるサイドディッシュまで本物の伝統の味をお楽しみください。

  • アンハイザー・ブッシュ・ブルワリー
    (Anheuser-Busch St. Louis Brewery)

    この*ブルワリーはアメリカのビール会社として最も歴史が古く、かつ最大の醸造所です。
    *バドワイザーの会社です。
    敷地内の大部分は 19 世紀の歴史を今に伝えています。ビールマスターツアーに参加し、ビール学校に行き、有名なクライズデール馬を見に訪れることができます。

ミズーリ州の最高に美味しい地区

ここには世界各地の味が楽しめるスプリングフィールドのダウンタウンから、カンザスシティのウェストポート地区のおしゃれなレストランやラウンジまで、さまざまな食の選択肢があります。この情報を参考にして最高においしいスポットを見つけてください。

  • セントルイスのザ・ヒル

    セントルイスの中でもイタリア系アメリカ人が数多く住むこのエリア。おすすめは、牛のサルティンボッカなどの伝統的なイタリア料理が味わえるジアズ(Zia’s)はおすすめです。

    ザ・ヒル(The Hill)はアメリカで屈指のイタリア系アメリカ人街のひとつで、実に多くのレストランがあります。

  • カンザスシティの
    プラザ/ウェストポート

    このカンザスシティの歓楽街には、お店やナイトライフスポット、レストランがたくさんあります。グラム&ダン(Gram & Dun)やビアキッチン(Beer Kitchen)のコンフォートフード(食べるとホッとして元気が出る料理)と飲み物でエネルギーを補給してください。

    カンザスシティのプラザ/ウェストポート地区には、昼夜問わず楽しめるお店やナイトライフスポット、レストランがたくさんあります。

  • セントルイスのタワーグローブ/ショー

    これらの地区の中心的役割を果たしているのはミズーリ植物園(Missouri Botanical Garden)などの緑豊かなスペース。カリッと揚げたシーバスとフェンネルの根の蒸煮添えで有名なエライア(Elaia)など、この界隈では新鮮で独創的な料理が人気を集めています。バーベキューやアメリカ南部料理ならシェーブド・ダック(The Shaved Duck)がおすすめです。

  • スプリングフィールドのダウンタウン/
    C ストリート

    由緒あるこの通りにはさまざまな文化が融合しています。高級アジア料理のカイ(Kai)、伝統的なイタリア料理のブルーノズ(Bruno’s:2024年1月23日現在改装中)、ふわふわのクレープが自慢のアヴィアリーカフェ(Aviary Café)、非の打ちどころのないステーキで有名なフレーム・ステーキハウス(Flame Steakhouse)、ベジタリアン料理とグルテンフリーの料理が豊富なペルー料理店カフェクスコ(Café Cusco)など食の選択肢もさまざまです。

    スプリングフィールド市街のエキセントリックな雰囲気漂う C ストリートでは、アヴィアリーカフェ(Aviary Café)などでおいしい料理を楽しめます。

  • カンザスシティのクロスロード

    アート好きにおすすめなのはギャラリーが集まるカンザスシティ周辺の歴史地区。アート観賞の合間にグリューンアウアー(Grünauer)で本格的なオーストリア料理を試してみませんか。リディアズレストラン(Lidia’s Restaurant)の北イタリア料理や大人数でタパスをシェアできるエクストラヴァージン(Extra Virgin)などのレストランがあります。

    この独創的なカンザスシティの街にはスタイリッシュなレストランが溢れています。アートギャラリー巡りを楽しんだ後は、リディアズで北イタリア料理に舌鼓を打ってください。

  • コロンビアのザ・ディストリクト

    近隣に 3 校の大学があるコロンビアのダウンタウンの活気に満ちたこの地区には、歴史的建造物、ショップ、ライブミュージックスポット、10 軒以上のバーやレストランがあります。地元の肉、チーズ、野菜が楽しめるサイカモア(Sycamore)、寿司屋のカンパイ(Kampai)、タイ料理のバンコクガーデンズ(Bangkok Gardens)、インド料理が恋しくなったらタージマハル(Taj Mahal)でその欲望を満たしましょう。カジュアルな夜のおでかけなら、ビリヤードを楽しみながらジューシーなチーズバーガーが味わえるブーチズ(Booches)やシェークスピアズ(Shakespeare’s)のピザ、仲間と一緒に小皿料理を囲んでビールが楽しめるフラット・ブランチ・パブ&ブルーイング(Flat Branch Pub & Brewing)がおすすめです。

    コロンビアのダウンタウン地区は、ライブミュージックスポット、バーやレストランで活気に満ち溢れています。フラット・ブランチ・パブ&ブルーイングでミズーリ州の地ビールを一杯飲んで、高級パブ料理に舌鼓を打ってから、楽しい夜をスタートさせましょう。

American Gourmet Style

ミッドウエストのFood&Drink

3 / 13の地域料理

Food & Drinkin Midwestern

ミシガン湖をはじめとするグレート・レークスを取り巻く諸州地域。トウモロコシ、大豆の生産が盛んで、ビールや乳製品、肉とソーセージも有名です。アメリカのブレッド・バスケットと呼ばれるほど食糧の潤沢な地域。茹でただけのスイートコーンや、ただ焼いただけの肉料理が好まれているのには訳があります。新鮮で上質な素材に恵まれ、伝統的にフレッシュな食品が容易に手に入るため手間暇をかける必要がないからなのです。

ミッドウエストのフード
代表的な食べ物
ウィスコンシン・グリルド・
チーズ・サンドイッチ

トロトロに溶けたチーズをはさんだサンドイッチは「クロックムッシュ」とも呼ばれ、スライスしたハムと炒めたタマネギ、薄切りトマトを、2種類以上のスライスチーズではさみ、パンの表面にバターを塗って焼き、慎重にサンドを返しながら、パンが黄金色、チーズが程よく溶けるまでじっくり焼きます。

<主な材料>
ジャックチーズ・チェダーチーズ・スイス風アメリカンチーズ・ハム・バター

ポーク・テンダーロイン

フライド・ウォールアイ

ミッドウエストMidwestern

Food & Drinkin Midwestern

主な都市

Iowa / アイオワ州
 Des Moines / デモイン[州都]

Illinois / イリノイ州
 Chicago / シカゴ
 Springfield / スプリングフィールド[州都]

Indiana / インディアナ州
 Indianapolis / インディアナポリス[州都]

Wisconsin / ウィスコンシン州
 Madison / マディソン
 Milwaukee / ミルウォーキー[州都]

Ohio / オハイオ州
 Columbus / コロンバス[州都]

Kansas / カンザス州
 Topeka / トピカ[州都]
 Wichita / ウィチタ

South Dakota / サウスダコタ州
 Pierre / ピア[州都]
 Sioux Falls / スーフォールズ

Nebraska / ネブラスカ州
 Lincoln / リンカーン[州都]
 Omaha / オマハ

North Dakota / ノースダコダ州
 Bismarck / ビスマーク[州都]
 Fargo / ファーゴ

Michigan / ミシガン州
 Detroit / デトロイト
 Lansing / ランシング[州都]

Missouri / ミズーリ州
 Kansas City / カンザスシティ
 St. Louis / セント・ルイス
 Jefferson City / ジェファーソンシティ[州都]

Minnesota / ミネソタ州
 Minneapolis / ミネアポリス
 Saint Paul / セントポール[州都]


グレート・プレーンズ & マウンテン・ウエスト へ

ミッドウエストの伝統料理Traditional Midwestern Cuisine

  • チェリーパイ

    バターを使用したサクサクで風味豊かなパイプラストに赤く熟した新鮮なさくらんぼをフィリングに使った、ジューシーで甘酸っぱい味わいが特徴のパイ。

  • チーズカード

    ウィスコンシン州など乳製品の生産が盛んな地域でとれる熟成されていない若いチェダーチーズのスナック。マイルドでわずかに酸味のある味が特徴でそのままもしくは揚げて食べられている。

  • シカゴディープ
    ディッシュピザ

    厚い生地と逆さに組み立てられることが特徴でシカゴ発祥のユニークなピザスタイル。型を使ったパイのような形の生地の上に具材、チーズ、トマトソースが順番に積み重ねたユニークなピザ。

  • アメリカングーラッシュ

    脂身の少ないグラウンドビーフとマカロニをトマトベースのソースに絡めた手軽で美味しい家庭料理の一つ。

  • シェイカーレモンパイ

    パイ生地にレモンの果汁と皮を使ったフィリングを敷き、メレンゲをトッピングしてオーブンで焼き上げる、レモンの酸味と甘さが絶妙に調和したパイ。

  • スコッチャールーズ

    シリアルなどにピーナッツバターやシロップを混ぜチョコレートでコーティングをしたバー状の伝統的なお菓子。ピーナッツバターとチョコレートの組み合わせが特徴的でおやつとして人気。

  • チーズバーガーパイ

    パイ生地の中にひき肉、レタス、トマト、ピクルス、玉ねぎ、チーズなどの具材を入れ、チーズバーガーの要素をパイに組み合わせた創作的な料理。

  • フレンチディップ
    サンドウィッチ

    薄くスライスしたローストビーフをフレンチロールに挟んだサンドウィッチを別皿に盛った肉汁にディップするかかけて食べる独特のスタイルが特徴的なサンドウィッチ。

  • チキンヴェスヴィオ

    ジューシーな骨付き鶏肉とじゃがいもをホワイトワインやチキンブロス、ハーブと一緒にオーブンで調理したイタリアンアメリカンの料理。

  • シュレッドチキン
    サンドウィッチ

    焼いた鶏肉をフォークや手で裂いてほぐしたシュレッドチキンをレタス、トマト、ピクルス、チーズなどと一緒にパンに挟み、バーベキューソースやマヨネーズなどで味付けをした一品。

  • ランザ

    牛肉、キャベツ、タマネギなどの具をイースト入りのパン生地で包んでオーブンで焼いたジューシーでうま味が染み込んだネブラスカ州の名物料理。

  • ウェットブリトー

    メキシコ料理のブリトーに、ソースやグレイビーをかけて提供されるスタイル。ソースに覆われているため、通常のブリトーよりも柔らかく風味豊かなのが特徴。

ちょこっと「食」に関する地域の情報Tidbits on Local “Food”

  • アイオワ州 主な農作物

    夏は暑く高湿で湿度が高く、冬は降雪量が多くそして寒く。栽培される主な農作物はトウモロコシ、大豆、オーツ麦です。

  • イリノイ州 主な農作物

    イリノイ州は大陸性気候で、夏場は湿度は少なめで比較的爽やかだが(ただ雷は多い傾向で竜巻も起きる)、山や海の影響がなく、寒暖の差が激しいです。冬は非常に寒い。主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、そしてかぼちゃです。

  • インディアナ州 主な農作物

    四季がはっきりしており、夏は気持ちがよく、冬は摂氏-8度まで冷え込みます。 アメリカ中西部の中心にあり、北西端はミシガン湖の南端に位置しています。主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、メロン・スイカなのど果物やかぼちゃ、ミントなどのハーブ類の栽培も盛んです。

  • ウィスコンシンン州 主な農作物

    ウィスコンシン州は北緯42度~47度で北海道とほぼ同じ位置にあります。ここはミシガン湖に近いため穏やかな気候、夏は過ごし易く極端な暑さになるのは稀です。反対に冬は厳しくかなり冷え込みます。-20℃まで気温が下がることはもちろんのこと-40℃まで冷え込むこともあります。四季ははっきりとしています。主な農作物はトウモロコシ、大豆、じゃがいも、小麦、人参、キャベツなど。

  • オハイオ州 主な農作物

    オハイオ州の通常の夏は暑く湿度が高い。冬は概して冷涼から寒冷で、北部ほど降雪も多い。降水量は年間を通じてまあまあです。主な農作物は、大豆、トウモロコシ、小麦、かぼちゃ、オーツ麦など。

  • カンザス州 主な農作物

    カンザス州はケッペンの気候区分で3つの地域に入っています。湿潤大陸性気候、亜乾燥気候、温暖湿潤気候。 目の前で地平線にまで広がる平原、 山や谷といった起伏はなくとても平らなこの州はその3つの気候区分によりそれぞれ気候が変わります。東部3分の2(特に北東部)は湿潤大陸性気候により冷涼から寒気の強い冬と、暑く湿気が多い夏が特徴です。この州で栽培される主な農作物は、トウモロコシ、小麦、大豆です。

  • サウスダコダ州 主な農作物

    サウスダコタ州は四季がはっきりしてる州。夏は昼夜の寒暖の差が激しくため暑く、冬は冷涼で乾燥しています。 主な農作物はトウモロコシ、大豆、小麦、ソルガム、オーツ麦、大麦など。穀物類の種類も栽培量も多い州です。

  • ネブラスカ州 主な農作物

    ネブラスカ州は夏はとても暑く冬はとても寒く、季節による寒暖差が激しいことで知られます。 夏は摂氏30度くらいになり(40度を超えることもあり)州です。この州の主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、じゃがいも、ソルガム、キビなど。

  • ノースダコタ州 主な農作物

    ノースダコタ州はアラスカ州などを除きアメリカ合衆国本土でも最も北に位置する州の一つです。空気が綺麗な州と言われています。夏は暑くならず、でも冬は最北に位置するため非常に寒く。最高気温が氷点下を下回る日々です。 主な農作物は、大豆、小麦、トウモロコシ、キャノーラ、大麦、じゃがいも、エンドウ豆、大麦、亜麻仁、レンズ豆、ライ麦、シュガービーツなど。

  • ミシガン州 主な農作物

    ミシガン州は夏は暖かいが期間が短く、反対に冬はとても寒くて長い期間を過ごさなければなりません。1年を通じて降水量は多く、冬の積雪量も多いです。アメリカのなかでも厳しい寒さを持つ州の一つです。ここで栽培される主な農作物は、トウモロコシ、大豆、りんご、じゃがいも、小麦、ブルーベリー、キュウリ、かぼちゃ(細長い SQUASH という品種)、チェリー、キャベツ、アスパラガスなど。寒さの厳しい州ですが、農作物は野菜と果物に溢れています。

  • ミズーリ州 主な農作物

    ミズーリ州の夏の気温は高くそして湿度も高く、そして冬は気温が低く寒い州です。ここで栽培される主な農作物は、大豆、トウモロコシ、小麦、米、オーツ麦です。

  • ミネソタ州 主な農作物

    ミネソタ州はアメリカ最北端にある州です。アメリカの冷蔵庫と言われるほど冬の寒さが厳しく(-50℃まで下がることも!)、でも反対に夏は暑く。気温の差・寒暖の差が他のどの州よりも厳しいと言われます。ここで栽培される主な農作物は、トウモロコシ、大豆、小麦、じゃがいも、キャノーラ、大麦、ライ麦、豆類です。

アイオワ州

Food & Drinkin Midwestern

  • ユニークで趣深いアメリカ文化の象徴

    ミズーリ川(Missouri River)とミシシッピ川(Mississippi River)に挟まれた位置にあるアイオワ州はアメリカ中西部の主要都市から近く、わりと身近に感じられる州なのです。でも旅の目的地としては穴場的な存在です。『フィールド・オブ・ドリームス』や『マディソン郡の橋』などの映画や小説の舞台になったり、『アメリカンゴシック』という有名な絵画の背景になったりしており、アメリカ文化の源泉がある場所ともいえるでしょう。環境的には、穏やかに起伏する丘、果てしなく広がる農地、静かで落ち着いたメインストリートが特徴ですが、実は胸躍る体験もたくさんできる場所でもあります。

  • 道路沿いで見つかる珍名所

    「世界一大きな」「世界一小さな」「世界一高い」「世界一広い」「世界一奇妙な」などと形容されるモノに興味がある方はぜひアイオワ州を訪れてください。なぜなら、ここは「世界一〇〇な」物体が道路沿いに山ほど存在している場所。世界一大きなコンクリート製の雄牛、世界一高いトウモロコシの茎、世界一大きなスウェーデンのコーヒーポット、世界一大きなイチゴ、世界一大きなポップコーンの粒、世界一大きなコンクリート製の妖精ノームなど、記念撮影の背景にぴったりのオブジェや像には事欠きません。また、世界一高くて長い複線の鉄道橋や、世界一短くて急な斜面の線路もあるので、なんとか怖さを我慢して体験してみてください。

  • アイオワ州ならではの味覚

    アメリカ中西部は肥沃な農地と豊かな作物で知られていますがアイオワ州も例外ではありません。デモイン・ダウンタウン・ファーマーズ・マーケット(Des Moines Downtown Farmers’ Market)では多種多様な農産物を販売しています。アイオワ州はアメリカ有数の豚肉の産地でもあるので、郷土料理であるヒレカツをぜひ試してみてください。酪農場や昔ながらのソーダショップではつくりたてのチーズやアイスクリームを味わってみましょう。世界でもトップクラスにランキングされるトップリング・ゴリアス・ブルワリー(Toppling Goliath Brewery)や、禁酒法の時代から存在する「ザ・グッド・スタッフ」と呼ばれるテンプルトン・ライ・ウイスキー(Templeton Rye Whiskey)の蒸留酒製造所にも足を運んでみてください。

  • アイオワ・エステート・フェア

    このお祭りを普通のお祭りと思ってもらったら困ります。11日間にわたって開催されるアイオワ・エステート・フェア(Iowa State Fair )は、ユニークなフード、風変わりなコンテスト、屋台、農産物のショー、スリル満点の乗り物などで年齢を問わず楽しめるお祭りで、アメリカで 5 本の指に入ると言われています。コンサートも開催されますが、その参加アーティストは想像以上に豪華な顔ぶれ。過去にはエルトン・ジョン、ジャネット・ジャクソン、アリシア・キーズ、ボブ・ディランが出演しました。おすすめなのはフリーマーケット、お祭りならではのゲーム、フードで一番人気の串付きポークチョップです。またバターでつくられた牛の彫刻はこの祭りの目玉の一つなので、ぜひ写真に撮っておいてください。パイ食い、雄鶏の鳴き声、腕相撲などの愉快なコンテストも見逃せません。

イリノイ州 & アイオワ州

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クワッドシティーズ* /
イリノイ州 & アイオワ州 で楽しむ

*この地域について:クワッドシティーズはイリノイ州のロックアイランド、モリーン、イーストモリーンとアイオワ州のダベンポート、ベッテンドルフを含めた地域の総称です。 また周辺にある小さな町も含まれます。この地域はイリノイ州シカゴから車で 3 時間の距離にあり、モリーンのクワッドシティ国際空港(MLI)を利用できます。

  • 地元の料理を味わいつくす

    グルメについて言うと、クワッドシティーズは受賞歴ある地ビール、地元産ワイン、バーボン、ジン、ウォッカ、ウィスキーの産地です。醸造所の一部ではツアーが催されていたり少し立ち寄って味見したりできる場所もあります。
    食べ物も当地のセールスポイントです。伝統的な中西部スタイルの料理を提供する数々の地元のレストランからお選びください。 地元の人気店マシンシェド(Machine Shed)、バス・ストリート・チョップ・ハウス(Bass Street Chop House)、ハリス・ピザ(Harris Pizza)、ジムズ・リブ・ヘブン(Jim’s Rib Haven)などは一例に過ぎません。
    甘党なら昔ながらのソーダファウンテンドリンクや有名なホットファッジサンデーをラゴマシーノズ(Lagomarcino’s)でお試しください。多数のフレーバーを取り揃えたモルト、シェイク、アイスクリームを提供する「ホワイティズアイスクリーム」(Whitey’s Ice Cream)もお勧めです。

    中西部のアットホームなおもてなしをクワッドシティーズでぜひご体験ください。

イリノイ州

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  • ルート 66 とリンカーン縁の地、シカゴ

    アメリカの魅力を発掘しませんか。ガリーナのような趣のある小さな町を散策したりシカゴで大都会ならではの楽しみを満喫したり。アメリカで最も有名な道路ルート 66(Route 66)の旅へも出かけて頂けます。ルイス&クラーク探検隊がかつて通った道や、エイブラハム・リンカーンが故郷と呼んだ地も必見です。

  • シカゴ:中西部を代表する都市

    イリノイ州で最も知られているシカゴ。国際的なこの都市は多くの人がアメリカの文化の中心だと考えています。有名な美術館や博物館、素晴らしい建築物、ミシュランの星を獲得したレストランの数々。シカゴにはその全てが揃っています。

  • アメリカらしい地を探訪

    アメリカの真髄を余すところなく体験したいのであれば、アメリカ髄一の伝説的な高速道路であるルート 66 に沿って進みアメリカの黄金時代を感じるのが一番のお勧めです。イリノイ州を象徴するこのルート 66 沿いには昔ながらのダイナーやドライブインシアター、沿道の一風変わった観光スポットが並びます。

  • イリノイ州製

    イリノイ州の活力の源である、職人、小規模経営のビール、ウィスキー、ワイン生産者や農家の人達と出会ってみてください。作業場や製造所の見学、手作りの飲み物を味わい、お店を覗いて本当のローカル気分を味わってください。グルメポップコーンや最先端のエスプレッソから再生品や磨いた石を使って作られたアート、家具、ジュエリーまで、これまで見たことも味わったこともないような食事やドリンクがきっと見つかります。

シカゴ

Food & Drinkin Midwestern

シカゴの定番グルメChicago’s Classic Food

グルメホットドッグから最高級ステーキまで、シカゴ料理のスタイルはバラエティに富んだアトラクションと同じくらい有名でエキサイティングです。
中西部のアットホームなおもてなし、多様性に富んだ文化、独自の精神がシカゴならではのフードシーンを生み出しました。イリノイ州を象徴するこの街で味わうべき料理をお探しならどうぞ続きをお読みください。

  • シカゴスタイルのグルメ

    ピザ、ホットドッグ、イタリアンビーフを味わわずにシカゴを訪れたとは言うなかれ。シカゴスタイルのピザには、ディープディッシュ(深さのある生地にチーズ、トッピング、ソースを重ねたもの)、スタッフド(ディープディッシュに似た生地にもう 1 枚生地を重ねてソースをかけたもの)、シンクラスト(カリカリの生地を四角く切ったもの)があります。ルーマルナッティズ(Lou Malnati’s)のピザはバターたっぷりの生地とこだわりの食材で一躍シカゴ名物になりました。

    シカゴドッグと言えば、ポピーシード入りのドッグパンにスライストマト、レリッシュ、オニオン、マスタード、ピクルス、唐辛子、セロリソルト。ケチャップは邪道です。ポーティロズ(Portillo’s)で本場の味をどうぞ。行列ができていてもあっという間に順番が来ます。最後はアルズ・イタリアン・ビーフ(Al’s Italian Beef)のイタリアン・ビーフ・サンドイッチ。薄くスライスしたローストビーフをイタリアンバンズで挟みピーマンか辛い野菜のピクルスを添えて肉汁に浸したファストフードです。紙ナプキンを多めにもらってください。

    深さのある生地にチーズとトッピングとソースを重ねたシカゴスタイルのディープディッシュピザ

  • 伝統あるステーキハウス

    中西部は牛の放牧の中心地。このことがシカゴのステーキハウスの歴史に影響しています。人気店のギブソンズバー&ステーキハウス(Gibsons Bar & Steakhouse)の定番は乾燥熟成肉。分厚くカットしたプライムアンガスのステーキとおしゃれなカクテルで知られるギブソンズは、アメリカのレストランで唯一USDA 認定のアンガス・ビーフ・プログラムを実施しています。ぜひ訪れたいスポットです。

    シカゴの伝統あるステーキハウス、ギブソンズバー & ステーキハウスの乾燥熟成ビーフ

  • シカゴの必見スポット

    地元の人々は上質なリブアイに目がありませんがシカゴは新鮮な野菜料理も豊富です。シカゴ・アスレチック・アソシエーション・ホテル(Chicago Athletic Association Hotel)のシンディーズルーフトップ(Cindy’s Rooftop)は、とびきり新鮮な旬の食材と斬新なカクテルメニューが自慢。眼下に広がるミレニアムパーク(Millennium Park)、シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)、ミシガン湖(Lake Michigan)などオープンエアのテラスから見える街一番の絶景も特筆すべきポイントです。

    シンディーズ・ルーフトップ・レストランのランチは採れたての旬の食材を使った料理と美味しいカクテル

シカゴの産直食材

シカゴ界隈ではあらゆる肉と農産物をどこからでも調達することができますが、近年は裏庭(あるいはすぐ近く)で採れる新鮮な食材に目を向けるレストランが増えています。シカゴのこのようなレストランで好まれるのは肉も野菜も調味料も、とにかく生産者の顔が見えるもの。ひと口味わえば歴然とした違いに気づくでしょう。

  • ブランチだけじゃないザ・ブリストル

    ザ・ブリストル(The Bristol)で食事をすればGQ からザガットまでさまざまな雑誌で取り上げられる理由がわかるでしょう。シカゴのバックタウン(Bucktown)地区にあるザ・ブリストルでは、自家製パスタ、産地直送の農産物、斬新なカクテルや世界のビールを味わうことができます。カルト的な人気を誇るザ・ブリストルのブランチ。コンフォートフード(ビスケットとグレービーを添えたチキン)に風味豊かなサイドディッシュ(ポークチラキレス)、二日酔いの迎え酒ならブラッディマリーとモスコミュールと、豊富なメニューを見ればそれも納得です。

    斬新なカクテルを楽しめる居心地のよいバー、ザ・ブリストルの夜

  • ファーマーズマーケットだけじゃない
    グリーン・シティー・マーケット

    1998 年に 9 軒の商店から始まった小規模な市場は今ではシカゴ最大のファーマーズマーケットへと成長しました。通年開催のグリーン・シティー・マーケット(Green City Market)には毎年 175,000 人が訪れ、持続的に採れる地元産の食材と加工食品が店頭に並びます。市場のほかシェフによる実演や旬の農産物と季節のレシピをサンプルとして提供する「セイバー・ザ・シーズン(季節を味わう)」プログラムも目玉です。7 月には、シェフ BBQ(Chef BBQ)のクラフトビバレッジや伝播作物、極上の肉と野菜のバーベキューを目当てにお腹を空かせた人々がリンカーンパーク(Lincoln Park)に集まります。

シカゴのメイシーズで魅惑の世界を体験

シカゴのメイシーズ・オン・ステート・ストリートは、古き良きアメリカの小売店と伝統ある都市とが交わる場所です。
1858 年以来、歴史あるメイシーズの建物は有名な映画やパレード、楽しみが尽きないショッピングの舞台としてシカゴにおける文化の発信地であり続けています。 歴史とエキサイティングな魅力に溢れるシカゴの街に欠かせない存在です。 フラッグシップストアの 1 つ、メイシーズ・ステート・ストリート(Macy’s State Street)は単なるショッピングだけではありません。メイシーズを訪れることは、ブランド服や家庭用品、ギフトや家具をたまたま販売しているだけの美術館を訪れるのと同じことを意味するのです。

  • 夢のようなダイニング

    7 階にあるクラシック映画に出てくるようなレストラン、ウォルナットルーム(Walnut Room)はシカゴの名物。チキン・ホット・パイなどの昔ながらの(それでいて新しい)味や、ショートリブやテンダーロインといった究極の味が楽しめます。ショッピングの後の休憩に、当レストランのワインバーもおすすめです。おいしいものが揃うフードコート、セブン・オン・ステート(Seven on State)ではグローバルな料理が楽しめます。

    ワールドクラスのレストラン、ウォルナットルームへ

近隣地域の食文化

イリノイ州シカゴには、中西部の代名詞である人懐っこさに加えて目を見張るような建築物、いくつもの博物館や美術館、印象的なスカイラインといった見どころがあり、この地を繰り返し訪れる旅行者が絶えません。
ザ・ビーン(the Bean)の愛称で呼ばれる彫刻「クラウドゲート」(Cloud Gate)の前でのセルフィー撮影やマグニフィセントマイルの散策も大切ですが、シカゴが人気の観光都市である理由はほかにもあります。それはさまざまな地域の食文化です。おしゃれなガストロパブでもクラシックな居酒屋でもシカゴの最も活気があるローカルな食体験をお楽しみください。

  • 知る人ぞ知るシカゴのフードシーン

    活気に満ちた食文化を発見することはあなたが考えているよりもたやすいことです。ザ・ダック・イン(The Duck Inn)のシェフであり誇り高きシカゴ市民であるシェフ、ケビン・ヒッキーに従えばよいのです。もちろんディープディッシュピザにもよいところはありますが、ヒッキーシェフがシカゴの味として一押しするのはポピーシード入りのドッグパンにスライストマト、レリッシュ、オニオン、マスタード、ピクルス、唐辛子、セロリソルトを挟んだシカゴドッグです。ただしケチャップは邪道です。春には、リンカーンパーク(Lincoln Park)の南端にあり、全国的に有名なグリーン・シティー・マーケット(Green City Market)を訪れることをすすめています。マーケットでは、地元でとれた有機農産物、新鮮な農産物、美食家が喜ぶ主要産物が手に入ります。

    他のおいしい食べ物にも興味があればヒッキーシェフのアドバイスに従って周辺地域に足を伸ばしてみましょう。アレパでタケリア・ロス・コマレス(Taqueria Los Comales)の本格的なタコスなどのラテン料理が充実しています。またチャイナタウンスクエアではカイ(Cai)の点心や、音を立てながら食べる価値のあるストリングスラーメン(Strings Ramen)のラーメンを試してみましょう。新たに生まれ変わったブリッジポートには地ビール醸造所、高級なコーヒーショップ、オーガニックレストランが登場し地元の人や特に観光客を喜ばせています。

    テイスト・オブ・シカゴでは、定番のシカゴドッグをはじめ、さまざまなトッピングのホットドッグを味わえます

  • 地元でよい飲むところ巡り

    ブリッジポートを訪れたらヒッキーがオーナーを務めるザ・ダック・インでシェフのおすすめメニューを堪能しましょう。ヒッキーの斬新な演出のおかげで生涯忘れられない食事体験ができるはずです。環境への負荷が小さい旬の食材を採り入れた料理は絶え間なく進化を続けています。ただし看板メニューのロティサリーダックはいつでも味わうことができます。これは、ダックファットポテト、ベビーケール、チェリーを添えて、ロゼビネグレットとダックジュスを振り掛けた一品です。とびきりの贅沢をするなら5 品のテイスティングメニューを選択してみてください。訪れた客の心を掴むのは料理だけではありません。居心地がよく、レトロなスタイルの店内は、訪問客を温かく迎え入れます。

    お酒が飲みたくなったらローカルな雰囲気満点の居酒屋を探してみましょう。ミシガン通りにある高級パブ、ザ・ゲージ(The Gage)はいかがでしょうか。ミレニアムパーク(Millennium Park)のすばらしい景色もさることながらプロの目で厳選された充実のカクテルメニューが圧巻です。セカンドシティ(Second City)のコメディショーで大笑いした後はその上の階にある 1959 キッチン&バー(1959 Kitchen & Bar)で小皿料理にぴったりのクラフトビールやカクテルをどうぞ。肩ひじ張らずに過ごしたいときはリンカーンパークの静かな一角にあるザ・モンキーズ・ポー(The Monkey’s Paw)へ。落ち着いた店内では常連たちがクラフトビール、ウィスキー、ファーム・トゥ・テーブル(農地直送)の料理を楽しんでいます。

    高級ショッピング街ミシガンアベニューの活気を味わいながら楽しめるザ・ゲージの極上の料理の数々

インディアナ州

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  • 中西部の中心に見られるアメリカならではの魅力

    インディアナ州には訪れる人にとって本物の体験となる純粋な個性があります。ここでは、蛇行する川でボートを漕ぎ、内陸湖で釣りを楽しみ、メインストリートでショップ巡りをして旅の日々を過ごすことができます。ファーマーズマーケット、食堂、ブドウ園で、地元の味覚を堪能したり生産者との触れ合いも楽しめます。ワールドクラスの都市には世界的に高く評価されている美術館や博物館、舞台芸術、エネルギーあふれるスポーツイベントがあり、そのうえ親しみやすさもあります。活気ある州都を訪れそそり立つ砂丘のふもとで日光浴をし、高い丘に登り海抜以下の地の底を探索することもできます。インディアナ州ではどこへ行っても誠実な人々と本物の体験に出会えます。いたるところでもてなしの心遣いが生きているため、混雑している観光地でも安全と楽しさが配慮されています。そうなのです。これこそインディアナ州なのです。

  • パーマー・ハウス・ヒルトンのロックウッドレストラン

    1873 年頃、イリノイ州シカゴのダウンタウン中心部に建てられたパーマーハウス(Palmer House)はシカゴ美術館(Art Institute of Chicago)歩いてすぐの場所にあり、観光客の人気を集めています。 ホテル内のロックウッドレストラン(Lockwood Restaurant)ではプリフィクスのランチを予約しましょう。歴史専門家が同行するホテル内ツアーやデザートのブラウニーが付いてきます。 このデザートは、1893 年のシカゴ万国博覧会出品のため、ホテルのペストリーキッチンで考案されたと言われています。

    ロックウッドレストランがあるパーマー・ハウス・ヒルトン・ホテルは、シカゴのダウンタウンの中心部にあります。

  • フレンチ・リック・スプリング・ホテルの
    1875:ザ・ステーキハウス

    インディアナ州フレンチリックにある美しいフージャー国有林の近くのフレンチ・リック・スプリングス・ホテル(French Lick Springs Hotel)。宿泊客は 170 年も前から、このきらびやかな雰囲気の中でくつろぎ、英気を養ってきました。 今では、スパやゴルフ場に加え、1875:ザ・ステーキハウス(1875: The Steakhouse)を目当てに訪れる人も増えています。 レストランのオープンキッチンでは、乾燥熟成させた中西部産プレミアムビーフのステーキや甘いインディアン産コーンのクリーム煮など、メインからサイドディッシュまでシェフが腕を振るいます。

    インディアナ州フレンチリックにあるフレンチ・リック・スプリング・ホテルの 1875:ステーキハウスの店内

  • 壮大な歴史的建造物の中で味わう食事

    アメリカ中西部地域にあるヒストリック・ホテルズ・オブ・アメリカで、斬新かつ美味しい料理を味わい魅力あふれるアメリカ史を楽しんで頂けます。

  • トマトジュース

    シェフのルイス・ペランはオレンジジュース不足からヒントを得て、1917 年にインディアナ州フレンチリックにあるフレンチ・リック・スプリング・ホテルでトマトジュース(French Lick Springs Hotel)を考案しました。 シェフに敬意を表して同ホテルのレストランやラウンジでスパイシーなブラッディマリーをどうぞ。

ウィスコンシン州

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  • 四季を過ごす

    満開の桜の中を散策する春、湖のほとりのコテージでリラックスする夏、起伏に富んだ地形に広がる鮮やかな紅葉を愛でる秋、スノーモービルで冒険気分を味わう冬。ウィスコンシン州はいつの季節も人びとを魅了してやみません。アクティブなアウトドア派や子供連れのファミリーはもちろんグルメやカルチャーが大好きな方も、ウィスコンシン州が誇る名所やアクティビティにはきっと大満足していただけることでしょう。

  • 中西部ならではのグルメ

    ウィスコンシン州はお腹を空かせた状態で訪れるべし。なぜなら新鮮なことで有名なアメリカ中西部のグルメが満喫できる場所だからです。ウィスコンシン州ではビールの人気が高く、ビアガーデンでビールを楽しむ人びとの姿が多く見られます。また地ビールの醸造所もたくさんあります。有名どころで訪れてみたいのは、3 シープス・ブルーイング・カンパニー(3 Sheeps Brewing Company)、レイクフロントブルワリー(Lakefront Brewery)、キャピタルブルワリー(Capital Brewery)、ニュー・グララス・ブルーイング・カンパニー(New Glarus Brewing Company)です。ウィスコンシン州にはサパークラブが 300 以上もあるので、古風な味わいの地ビールとフィッシュフライを味わいながら地元の人びととおしゃべりに興じるのもいいかもしれません。

  • 世界最大のクランべリー祭り

    ウォーレンズは人口わずか 400 人の小さな町ですが、毎年 9 月には世界最大のクランベリー祭りが開催され、10 万人の人出でにぎわいます。アメリカにおけるクランベリーの生産量 60 % をウィスコンシン州が占めています。

  • サンデー発祥の地

    デザートもおすすめです。アイスクリームを使ったいわゆる「サンデー」が初めてアメリカで販売されたのはウィスコンシン州のツーリバーズという町で。1881 年のことでした。

  • エッジウォーターマディソンのザ・ステートハウス

    1948 年以来、ウィスコンシン州マディソンにあるこの宿泊施設は世界中の著名人をもてなしてきました。 きらめくメンドータ湖(Lake Mendota)の岸辺に建つザ・ステートハウス(The Statehouse)での食事も彼らがここを訪れる理由の 1 つ。 ディナーの前ウィスコンシン産の地ビールを片手に沈む夕日を眺めるならここ以外には考えられません。

    ウィスコンシン州マディソンにあるエッジウォーターマディソンのステートハウス

  • ライネンクーゲルの醸造所ツアー

    チペワフォールズにあるこの醸造所は、ドイツ移民によって 150 年前に立ち上げられました。ここで醸造されたビールを最初に飲んだ客は、地元の木こり達でした。「ライニー」の愛称で知られるこの醸造所は、現在もライネンクーゲル家が経営しており、いろんな種類のドイツの伝統的なビールを製造し続けています。ガイドツアーに参加するとビールの試飲ができるほか、お土産としてグラスをもらうことができます。

オハイオ州

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  • 文化を愛する人、スリルを求める人、
    家族連れ、グルメ愛好家にお勧めの目的地

    もしアメリカで「最大ヒット」を 1 つ選ぶとしたらそれはオハイオ州かもしれません。牧歌的な景色、ボリュームたっぷりの料理、プロスポーツ、さらにロックンロールまで。ここにはアメリカで人気のあるものがすべて揃っています。北はエリー湖、南はオハイオ川にはさまれたこの中西部の州ではさまざまな人、場所、そして経験が待っています。3 大都市のクリーブランド、コロンバス、シンシナティでは芸術、文化、音楽、グルメやお酒を楽しむことができ、州全体にわたって本物を体験することができます。お腹が空いたら地元のほっとする料理から受賞歴のあるレストランを。オハイオ州には幅広い選択肢があります。

  • 多彩なグルメシーン

    300 を超えるワイナリー、300 の地ビール醸造所やレストラン。カジュアルなお店から高級店までオハイオ州はグルメ愛好家の方もきっと満足できます。ホットドッグや山盛りスパゲッティの上にシンシナティ式のチリをのせた一品、あるいはゲッタというドイツの伝統を感じさせるソーセージなど、地域ならではの味を試してみてください。ドーナツ、コーヒー、ビール、カクテル、ハンバーガー、そしてピーナッツバターキャンディをチョコレートで包んだ、オハイオ州の有名なトチノキキャンディなどが並ぶフードトレイルで舌鼓を。

    有名なシェフによる料理を愛するグルメの方なら、「アイアンシェフ」のスター、マイケル・シモンが所有するクリーブランドのマーベルズ BBQ(Mabel’s BBQ)で東ヨーロッパ風の全く新しいスタイルのバーベキューを楽しむのはいかがでしょうか。

  • エリー湖に浮かぶ島々で

    エリー湖のオハイオ州岸には数多くの小さな島が浮かんでいます。プット・イン・ベイ(Put-in-Bay)は地元の人に人気の場所で、ギネスブックの世界記録によると世界で最も長いバーカウンターを持つビア・バレル・サロン(Beer Barrel Saloon)があります。ケリーズ島(Kellys Island)ではショッピング、食事、そして個性的なワイナリーをお楽しみ頂けます。キャンプや釣りをするならミドルベース島(Middle Bass Island)がお勧めです。本土側の岸辺では、五大湖でもっとも古い灯台、マーブルヘッド灯台(Mablehead Lighthouse)をぜひご覧ください。岸辺に沿って、さまざまな場所から船が運航されています。

  • ショートノース芸術地区

    ショートノース芸術地区は、コロンバスのエンターテイメント、グルメ、ショッピング、ナイトライフにおいて最も活気のあるスポットの一つです。ファンキーなブティックを覗いて公園や緑地を散歩し、ハッピーアワー前に小腹を満たしてください。このエリアには数々のバー、ビール醸造所、レストランがあり、ナイトライフを盛り上げるための美味しいスペシャルドリンクを用意しています。

コロンバス州都

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州都コロンバスで

オハイオ州コロンバスを訪れる人は見どころやアクティビティの豊富さに驚くことでしょう。コロンバスは成長を続けている州都で、興味をそそるアトラクションや、オハイオ州立大学(Ohio State University)のカレッジの雰囲気が特徴です。ここでは芸術を追求して魂を養い、ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)の食材を生かした料理で食欲を満たし、開放的な人々と出会いながら温かい歓迎を味わってみて頂けます。

  • 職人作のスピリッツと、ファーム・トゥ・テーブル
    (農場から食卓へ)料理を満喫

    カジュアルな料理を提供するフードトラックやレストランから受賞歴のあるシェフが腕を振るう高級レストランまで、コロンバスの急成長するグルメシーンは訪れる価値があります。オハイオ川渓谷をルーツとする数多くの職人の蒸留所が独自のジン、ウィスキー、バーボンを生み出しています。蒸留所の多くはバックヤードツアーを催行しており、スピリッツの製造過程がわかります。スピリッツやクラフトカクテルを味わう蒸留所としては、ミドル・ウェスト・スピリッツ(Middle West Spirits)、ウォーターシェッド蒸留所(Watershed Distillery)、ハイバンク蒸留所(High Bank Distillery)などがあります。季節の食材を使ったファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)のお料理とともにお試しください。また、フードホール兼ファーマーズマーケットのノースマーケット(North Market)もバラエティに富んだ地元料理を味わえるスポットです。ここは 1876 年に開業しました。加盟店ではこの地域の農家から仕入れたおいしい料理や新鮮な食材をすぐに食べられるようになっています。

    ジンで有名な地元の蒸留所、ウォーターシェッド蒸留所のバーテンダー

ミシガン州

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  • 美しい自然とエキサイティングな見どころが共存する世界

    ミシガン州の楽しみ方はシンプルです。さらさらの砂浜、色鮮やかな森林、温かく旅人を迎える町、想像力を掻き立てる都市など広大な中西部の暮らしを堪能して頂けます。ミシガン州には大自然と、個性豊かな都市、自動車産業、音楽、エンターテインメントで名声を得た 1 つの大都市が共存しています。

  • 醸造所で

    80 を超える地元の醸造所を擁するグランドラピッズは、国内調査で「アメリカのビールシティ」に選出され、USA トゥデイ(USA Today)誌の読者が選ぶ「ベスト・ビール・タウン」(Best Beer Town)、「ベスト・ビール・シーン」(Best Beer Scene)、「ベスト・ビール・シティ」(Best Beer City)の称号を得ました。

  • マキノー島のグランドホテル

    車が走っていないマキノー島(Mackinac Island)にある 1887 年建築のホテルは、国定歴史建造物に指定されています。ビクトリア様式を象徴する建築物です。のどかな風景の中でクロケットやピックルボールの試合をお楽しみ頂けます。アフタヌーンティーを楽しんだり馬車に揺られてプロムナードをゆっくり観光するのもおすすめです。

  • 路地裏 ザ・ベルト

    おそらくこれほど興味深い路地を歩くことはないと思われます。一般の立ち入りが認められているこの路地は、ストリートアーティストや壁画作家などに開かれていて、現代的なビジュアル作品が定期的に展示されています。ザ・ベルト(The Belt)には新しいギャラリーやレストランが次々とオープンしています。

デトロイト

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都会的なスポットが増え続けるデトロイトで

都会的なスポットが増え続けるデトロイトでは、昼間や夜を過ごす場所を見つけるのがますます簡単になっています。
個人経営の店でのショッピング、おいしい食べ物、カクテル文化や風変わりなエンターテインメントをお探しならそれらすべてを手近に楽しめるミシガン州デトロイトへ向かってください。ご紹介する穴場スポットをチェックして、地元の人たちのようにデトロイトを探索しましょう。

  • パーカーズアレー

    贅沢なシャイノラホテル(Shinola Hotel)の裏側に、ショッピングスポット、パーカーズアレー(Parker’s Alley)が登場しました。このトレンディなレンガ敷きの小道を見回した瞬間に無数の魅力的な店舗が並んでいることに気がつくことです。ショッピングを満喫した後は、シャイノラホテル内にあるモダンなビヤホール、ザ・ブレイクマン(The Brakeman)へ立ち寄りってください。室内を軽く見渡すとビールタップ付きのテーブルやビールポンで遊べるコーナーが目に入ります。この店では 8 種類あるローテーションのドラフトビールの支払いにトークンを使用します。同じ建物の反対側の端にはおいしいフライドチキンを専門とするカウンタースタイルの屋台、ペニーレッズ(Penny Red’s)があります。おいしい食べ物の匂いを辿っていくだけでお店の場所は簡単に分かります。

    ペニーレッズのフライドチキンを食べながらザ・ブレイクマンのビールを味わう人たち

  • 街のカクテル文化

    デトロイトにある 2 軒の個性的なバーでは定番のカクテルをそれぞれのスタイルで提供しています。まずはキャピトルヒル地区(Capital Hill District)にあるバッド・ラック・バー(Bad Luck Bar)へ向かいます。店の名前にひるみそうになりますが、実はこの場所は幸運そのものです。路地にある秘密のドアを見つけるのも楽しみのうち。中に入ると薄暗いバーとライトアップされた高級蒸留酒の並ぶ棚が現れ、バーテンダーがユニークで斬新なカクテルを作る姿が目に入ります。ウォッカのレイカとシャンパンストロベリーシュラブのカクテル、ジ・アルケミストを注文して神秘的な雰囲気をお楽しみ頂けます。もう少しおしゃれに決めたい時はダウンタウンの改修されたメトロポリタンビルディング(Metropolitan Building)の 13 階にあるザ・モナーク・クラブ(The Monarch Club)へ。古き良き時代の会員制クラブを彷彿とさせるザ・モナーク・クラブは、特製カクテル、ワイン、ビール、魅力的な軽食を提供する優雅なスポットです。定番のカクテルやスパークリングワインを片手に乾杯して、屋上からの壮大な街の眺めを楽しみましょう。

    革新的なカクテルを提供するデトロイトの穴場、バッド・ラック・バーの魅惑的な照明

  • 楽しく試合をして、冷たいビールを 1 杯

    デトロイト近郊のハムトラムクには、フォウリングウェアハウス(Fowling Warehouse)という娯楽施設があります。「フォウリング」とは何でしょうか?フォウリングは、アメリカンフットボールとボウリングが 1 つになった独創的なスポーツです。チームに分かれ、相手チームの 10 本のボウリングピンに向けてフットボールを投げます。相手チームのピンを最初にすべて倒した方が勝ちとなります。勝つためにがんばるのもよし、純粋に楽しむのもよし。どちらにせよアメリカらしいこの陽気なスポーツは観戦にもぴったりです。このユニークなスポーツのために用意された 20 レーンのほか、120 種類以上のビール、ワインとカクテルを提供する 3 軒のバーのすべてが巨大な屋根の下に揃っています。スポーツとお酒がほどよく楽しめる場所をお探しならここは外せません。

    アメリカンフットボールとボウリングが 1 つになった大流行のスポーツ「フォウリング」に挑戦

ミズーリ州

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  • ノスタルジックなルート 66、
    音楽エンターテインメント、アウトドアの中心

    シンボルのゲートウェイアーチの頂上からブランソンの賑やかなエンターテインメント、その間にある洞窟や森まで、ミズーリ州を訪れるとアメリカ体験の良い所取りを楽しめます。美しい景色から大都市の魅力まで見どころすべてを少しずつお楽しみください。ヴィンテージアメリカーナを求めて車でルート 66 を行きましょう。夜はジャズやブルースなどでダンスを踊り、50 を超える州立公園の 1 つでアウトドアアドベンチャーを楽しみ、そしてじっくり焼かれたバーベキューをお腹いっぱい味わってください。

  • ミズーリ州でバーベキュー

    ウッドスモークの香りが漂う低温でじっくり焼き上げた肉は、ミズーリ州の名物料理です。この州のあらゆる場所にそれぞれのバーベキューがあり、地元の人たちは自分達の味に誇りを持っています。カンザスシティには 100 軒を超えるバーベキューレストランがあります。スパイスをもみ込んだ肉に濃厚なトマトベースのソースがかけられた、甘くてスパイシーな味わいで知られています。セント・ルイスのバーベキューピットマスター達は、甘酸っぱいタレがけのじっくり焼いたポークスペアリブが得意です。同州のいろいろな場所で、スモーキーなブリスケットの「バーントエンズ」からマカロニとチーズ、コールスローとコーンブレッドといった料理を引き立てるサイドディッシュまで本物の伝統の味をお楽しみください。

  • アーサー・ブライアンツ・バーベキュー

    バーベキューがミズーリ州の名物料理なら、アーサー・ブライアンツ(Arthur Bryant’s )は最も伝統に残るようなレストランです。カンザスシティにあるキング・オブ・リブと呼ばれた人物が築いた飾り気のないこの店は、1930 年創業で、ヒッコリーやオークで完全に肉を覆ってじっくりと燻製にします。スライスしたポーク、ソーセージ、バーントエンズ、リブなど、どれを食べるにせよブランツのオリジナルソースかリッチ&スパイシーソースをぜひお試しください。さらにボトルを購入すればテイクアウトもできます。

  • アンハイザー・ブッシュ・ブルワリー
    (Anheuser-Busch St. Louis Brewery)

    この*ブルワリーはアメリカのビール会社として最も歴史が古く、かつ最大の醸造所です。
    *バドワイザーの会社です。
    敷地内の大部分は 19 世紀の歴史を今に伝えています。ビールマスターツアーに参加し、ビール学校に行き、有名なクライズデール馬を見に訪れることができます。

ミズーリ州の最高に美味しい地区

ここには世界各地の味が楽しめるスプリングフィールドのダウンタウンから、カンザスシティのウェストポート地区のおしゃれなレストランやラウンジまで、さまざまな食の選択肢があります。この情報を参考にして最高においしいスポットを見つけてください。

  • セントルイスのザ・ヒル

    セントルイスの中でもイタリア系アメリカ人が数多く住むこのエリア。おすすめは、牛のサルティンボッカなどの伝統的なイタリア料理が味わえるジアズ(Zia’s)はおすすめです。

    ザ・ヒル(The Hill)はアメリカで屈指のイタリア系アメリカ人街のひとつで、実に多くのレストランがあります。

  • セントルイスのタワーグローブ/ショー

    これらの地区の中心的役割を果たしているのはミズーリ植物園(Missouri Botanical Garden)などの緑豊かなスペース。カリッと揚げたシーバスとフェンネルの根の蒸煮添えで有名なエライア(Elaia)など、この界隈では新鮮で独創的な料理が人気を集めています。バーベキューやアメリカ南部料理ならシェーブド・ダック(The Shaved Duck)がおすすめです。

  • カンザスシティのクロスロード

    アート好きにおすすめなのはギャラリーが集まるカンザスシティ周辺の歴史地区。アート観賞の合間にグリューンアウアー(Grünauer)で本格的なオーストリア料理を試してみませんか。リディアズレストラン(Lidia’s Restaurant)の北イタリア料理や大人数でタパスをシェアできるエクストラヴァージン(Extra Virgin)などのレストランがあります。

    この独創的なカンザスシティの街にはスタイリッシュなレストランが溢れています。アートギャラリー巡りを楽しんだ後は、リディアズで北イタリア料理に舌鼓を打ってください。

  • カンザスシティのプラザ/ウェストポート

    このカンザスシティの歓楽街には、お店やナイトライフスポット、レストランがたくさんあります。グラム&ダン(Gram & Dun)やビアキッチン(Beer Kitchen)のコンフォートフード(食べるとホッとして元気が出る料理)と飲み物でエネルギーを補給してください。

    カンザスシティのプラザ/ウェストポート地区には、昼夜問わず楽しめるお店やナイトライフスポット、レストランがたくさんあります。

  • スプリングフィールドのダウンタウン/C ストリート

    由緒あるこの通りにはさまざまな文化が融合しています。高級アジア料理のカイ(Kai)、伝統的なイタリア料理のブルーノズ(Bruno’s:2024年1月23日現在改装中)、ふわふわのクレープが自慢のアヴィアリーカフェ(Aviary Café)、非の打ちどころのないステーキで有名なフレーム・ステーキハウス(Flame Steakhouse)、ベジタリアン料理とグルテンフリーの料理が豊富なペルー料理店カフェクスコ(Café Cusco)など食の選択肢もさまざまです。

    スプリングフィールド市街のエキセントリックな雰囲気漂う C ストリートでは、アヴィアリーカフェ(Aviary Café)などでおいしい料理を楽しめます。

  • コロンビアのザ・ディストリクト

    近隣に 3 校の大学があるコロンビアのダウンタウンの活気に満ちたこの地区には、歴史的建造物、ショップ、ライブミュージックスポット、10 軒以上のバーやレストランがあります。地元の肉、チーズ、野菜が楽しめるサイカモア(Sycamore)、寿司屋のカンパイ(Kampai)、タイ料理のバンコクガーデンズ(Bangkok Gardens)、インド料理が恋しくなったらタージマハル(Taj Mahal)でその欲望を満たしましょう。カジュアルな夜のおでかけなら、ビリヤードを楽しみながらジューシーなチーズバーガーが味わえるブーチズ(Booches)やシェークスピアズ(Shakespeare’s)のピザ、仲間と一緒に小皿料理を囲んでビールが楽しめるフラット・ブランチ・パブ&ブルーイング(Flat Branch Pub & Brewing)がおすすめです。

    コロンビアのダウンタウン地区は、ライブミュージックスポット、バーやレストランで活気に満ち溢れています。フラット・ブランチ・パブ&ブルーイングでミズーリ州の地ビールを一杯飲んで、高級パブ料理に舌鼓を打ってから、楽しい夜をスタートさせましょう。