• アレルゲンフリー / Allergen Free

  アメリカのアレルギー表示は牛乳、卵、魚、甲殻類、ツリーナッツ（木の実）、小麦、ピーナッツ、大豆の８品目、そしてこれらの品目に由来するたんぱく質を含む原材料。さらに、それを含む香料、着色料及び加工助剤のような二次的添加物についても表示しなければなりません。また、2023 年 1 月 1 日からゴマが 9 番目として表示ラベルの原材料リストに明示する義務が生じることになりました。
  
  アレルゲンを含まない食品とは、関係するアレルギー誘発物質に害を与えない食品を指します。ほとんどの人は食物アレルゲンによるアレルギー症状を感じないですみますが、敏感な人にとっては深刻な健康被害をもたらす可能性があるのです。市場を取り巻く成長要因には菜食主義のトレンドの拡大、食物アレルギーの症例数の増加、食物アレルギーをめぐる意識の高まりなどがあります。
  
  環境の変化によりアレルギーを持つ人達が増えていることから「消費者の選択を増やす」「問題を避ける」ためにアレルゲンフリーの食品がトレンドとなっています。

• グルテンフリー / Gluten Free

  グルテンは小麦、大麦、ライ麦、オート麦に含まれるタンパク質の一種で、グルテンフリーとはグルテンを一切含まない食品を指します。セリアック症、非セリアック系グルテン過敏症、疱疹状皮膚炎症、またはグルテンアレルギー一般の症状を抱える人が食するものです。

• プラントベース / Plant Based

  より健康的な選択を求める最新のトレンドが高まるにつれ、プラントベースおよびアレルゲンフリーの食品の需要が急増しています。
  プラントベース食材の最新動向では、栄養たっぷりの植物性マカロニ・アンド・チーズを使った加熱調理食が誕生し、プラントベースのラザニアが、Natural Products Expo West の 2022 NEXTY Awards の Best New Frozen Product 部門でファイナリストに選ばれました

トレンドに関するプチ情報

• 高タンパク質食品は消費者の健康維持に役立ちます。
  タンパク質やビタミン成分を含むグルテンフリーのベーカリー製品やスナックが消費者の間で人気を集めています。
  したがって、食品強化の傾向が高まっており、それがアレルゲンフリー食品市場の拡大を後押しすることになります。

  現代では健康に対する意識が非常に高まっており、
  その大多数は可処分所得のかなりの部分をフィットネスと幸福に費やしていると言えます。
  また、体力を維持するには運動に加えて適切な食事も必要であるということもますます認識するようになっているのです。

参照：Global Newswire
https://www.globenewswire.com/