Craft Beer – American gourmet style

The American Gourmet Style

American Gourmet Style

クラフトビール

Craft Beer

アメリカ各地で体験するクラフトビールCraft Beer Experiences Around the U.S.

ビールフェスティバルで

Food & Drinkin Florida
  • ネイプルズ・クラフト・ビール・フェスト

    ビール通の方は毎年恒例のフロリダ州ネイプルズ・クラフト・ビール・フェスト(Naples Craft Beer Fest)に参加してアメリカ各地の醸造家が作ったバラエティに富んだビールをぜひ味わってみてください。さまざまなレストランの一口料理も楽しめます。試食の料理はビールに合う組み合わせになっています。シェフたちは最高の組み合わせに与えられるピープルズ・チョイス・アワード(People’s Choice Award)を獲得するために競い合うのです。

長い歴史に触れて

Food & Drinkin Texas
  • ビール造りの長い歴史

    テキサス州にはチェコやドイツ出身の移民から受け継いだ豊かなビール醸造文化が今も息づいています。州内で稼働しているビール醸造所はも多数あり。現地のビール醸造所が造っているビールを試すならぜひ 6 月に開催されるヒューストン・ビール・フェスティバル(Houston Beer Fest)に足を運んでみてください。 サンアントニオに行くのもおすすめです。

    チェコやドイツ出身の移民から受け継いだ豊かなビール醸造文化をぜひ。

  • サンアントニオのビールルネッサンス

    サンアントニオでは19 世紀のパールブルワリー(Pearl Brewery)が都会的なフードセンターに再建されました。ザ・パール(The Pearl)という名称でローカルに親しまれているこの建物には質の高い自社醸造ビールで有名なサウザーリー・ファイン・フード・アンド・ブルワリー(Southerleigh Fine Food and Brewery)などのレストランがあります。

クラフト・ビール・トレイルで

Food & Drinkin Virginia
  • バージニア州の州都リッチモンドで食の体験

    リッチモンドのミュージアム地区のキャリータウンには、200 以上の様々なショップ、レストラン、ファーマーズマーケットがあります。道中にある高い評価を受けるストリートアートもどうぞお見逃しなく。リッチモンド・ブルワリー・ツアーズ(Richmond Brewery Tours)、ガイドなしで行くリッチモンド・クラフト・ビール・トレイル(Richmond Craft Beer Trail)のツアーでは、リッチモンドのグルメシーンや盛り上がりを見せるクラフトビール醸造所を見学できます。

アメリカの首都で楽しもう

Food & Drinkin Washington,D.C. and Virginia
  • Bountiful Brews

    首都圏はどこもビール愛好家の楽園! ワシントン D.C.では、DC ブラウブルーイングカンパニー(DC Brau Brewing Company)を訪れましょう。人気のビールを 1956 年から醸造しています。なかでも最も人気を誇る「ザ・パブリック」ははずせません。 すべての電力を太陽光発電でまかなっている醸造所アトラスブルーワークス(Atlas Brew Works)もお勧めです。

    他の州へ行くなら トラベルチャンネル(Travel Channel)が北アメリカ有数のビール産地と名付けたバージニア州へ。 リッチモンドにあるハーディーウッドパーククラフトブルワリー(Hardywood Park Craft Brewery)は再生可能エネルギーのみを使用して、75 リットルのバッチで新しいビールの製造を試みています。 RVA トロリー(RVA Trolley)のビールツアーに参加するとジェームズ川の河畔に立つレジェンドブルワリー(Legend Brewery)などリッチモンドにある醸造所のいくつかを見学することができます。

クラフトビールから探る地元の食の魅力

Food & Drinkin Oregon
  • その起源

    オレゴン州のユージーン(Eugene)、カスケード(Cascades)、コースト(Coast)地域にある受賞歴のあるワイナリーは、有名なウィラメットバレー(Willamette Valley)に位置しています。しかし、地元っ子はこの地域で作られるクラフトビールも誇りに思っています。クラフトビールとのこのような関係は、数世代前から続く自家醸造の伝統とマッケンジー川(McKenzie River)の清水からオレゴン州で栽培されたホップと穀物まで地元で手に入る原料を使用することにその起源をたどることができます。

  • クラフトビールに合う ちょっと変わった食べ物

    個性的なクラフトビールの味を競い合うユージーンのグルメシーンは独創性にあふれています。タコヴォーレ(Tacovore)では風味豊かなタコスにかぶりつきましょう。ワイルドクラフト・サイダー・ワークス(WildCraft Cider Works)ではオレゴン州中から集めたフルーツからつくった手絞りの辛口サイダーを。デザートには地元の人にならってスイート・ライフ・パティスリー(Sweet Life Patisserie)へ。10年以上連続でユージーンのベストベーカリーに名を連ねる名店です。

ノースショアで味わう

Food & Drinkin Louisiana
  • 一日かけて景色とともに味わう

    ノースショアは、個性豊かな小さな町で構成される活気に満ちた観光地です。それぞれの町でシェフ、クラフトビール醸造家、シーフードの調達業者や製造業者が自慢の食べ物を用意して待っています。
    クラフトビールを味わうならば、マンデビルにあるザ・バーリー・オーク(The Barley Oak)でビールをぜひ。2 階のベランダの屋外席に座り、ポンチャートレイン湖を眺めながらカジュアルな雰囲気を楽しむことも思い切って屋内席に座り、幅の広い板を張った床と心地良い暖炉を備えた伝統的なパブの雰囲気に浸ることもできます。この店では、100 種類以上のクラフトビールとビールに合わせたバーフードを用意して、ノースショアのクラフトビールのルーツをたたえています。試飲したり地元の逸品をバーテンダーに尋ねたりしてみてください。チャファンクタ・ブルーイング・カンパニー(Chafunkta Brewing Company)のアイリッシュレッドのバイユーブレイズ(Bayou Blaze)または濃厚なポーターのオールド 504(Old 504)がお気に入りになるかもしれません。アビータ・ブルーイング・カンパニー(Abita Brewing Company)の定番、ザ・ブート(The Boot)はいつでも味わえます。これはルイジアナ州の形にちなんで名付けられた軽い味わいのビールで、州内限定で販売されています。

    周辺地域の気取らない魅力を引き立てる、ザ・バーリー・オークの外に咲く花

メイン州をビール・トレイルで満喫

Food & Drinkin Maine
  • クラフトビール

    メイン・ビール・トレイル(Maine Beer Trail) は州内の 150 以上の地ビール醸造業者やブリューパブを結んでいます。地図に場所が示してあるだけでなく、このトレイルでは州内でメイン州の地ビールを生で飲める醸造業者を教えてくれたりビールスポットを巡る旅行者に便利な印刷して使えるパスポートを提供したりしています。

    メイン州には地ビールの醸造所や工場直営パブがたくさんあり、手作りのエールやラガーなどを楽しめます。

ケンタッキーで見つけるユニークなビアチーズ!

Food & Drinkin Kentucky
  • ビア・チーズ・トレイルで

    本格的なケンタッキー流ビアチーズのベースはシャープチェダー。 そこににんにく、西洋わさびやカイエンペッパー、ドライマスタードを加えますが忘れてはならないのがビールです。 加えるものによってマイルドからスパイシーまで風味はさまざま。クラッカーやパン、生野菜のディップにぴったりのペーストが出来上がります。 ビアチーズはケンタッキー州全土で味わえますが、風光明媚なケンタッキー川(Kentucky River)があるウィンチェスターという町が発祥の地と言われています。 現在ウィンチェスターで、オリジナルのレシピで作られた数種類のビアチーズを出す店は全部で 8 軒。川沿いの店や、数十年前から一族のレシピを守る店、エキゾチックなスパイスで美味しいビアチーズを考案する店もあります。 毎年 6 月に開催されるビアチーズ祭り(Beer Cheese Festival)では、地元の人たちと交流しその珍しいレシピのビアチーズが楽しめます。

    本格的なケンタッキー名物のビアチーズは、シャープ・チェダー・チーズに、にんにく、西洋わさび、カイエンペッパー、ドライマスタードなどを加えた魅力的なディップです。

中西部の小さな町カラマズーで

Food & Drinkin Michigan
  • 偉大なる職人技を味わう

    450 軒のレストランが集まるカラマズーのグルメは近年多くの注目を集めるようになりました。産地直送の地元食材を使ったレストランも日々増えています。特にミシガン州の地ビール熱は高まる一方ですが、ここカラマズーからすべてが始まったのです。ベルズブルワリー(Bell’s Brewery)はアメリカ最古にして最大の醸造所。ここのビールには世界各地に熱狂的ファンがいます。実際のところRatebeer.com によると、ベルズ・トゥー・ハーテッド(Bell’s Two Hearted)は世界でナンバー 1 のインディアペールエールに選ばれたこともあります。ギブ・ア・クラフト・ビール・トレイル(Give A Craft Beer Trail)に出かけて醸造所を 1 つ残らず巡り、ほろ酔いでトレッキングを締めくくるのも良い時間です。

国立公園への入り口バイセイリアで

Food & Drinkin California
  • 新鮮な食物とクラフトビール

    世界で最も肥沃な農業地帯の 1 つに位置するバイセイリアにはレストラン、ブルワリー、U ピックファームや、タコ・トラック・チャレンジ(Taco Truck Challenge)、バイセイリア・クラフト・ビール・フェスティバル(Visalia Craft Beer Festival)、テイスト・オブ・ダウンタウン・フード・フェスティバル(Taste of Downtown Food Festival)などのイベントに見られるファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)の精神があります。メインストリートのブルワリー地区を歩きながら、おいしい食事と新たなお気に入りのビールをぜひ探してみてください。1900 年代初頭に創業したバイセイリアで最初のビアガーデンの敷地にあるブルーベイカーズブルワリー(Brewbakers Brewery)も訪れてください。農場ツアーに参加したり、地元の農場でオレンジ、ネクタリン、プラム、ブルーベリーなどの季節の果物狩りをするのも楽しみです。、屋外のバイセイリア・ファーマーズ・マーケット(Visalia Farmers Market)は毎週土曜日の朝にダウンタウンで開かれます。

クラフトビールトレイルCraft Beer Trail

Food & Drinkin Montana, Wyoming, Utah, Colorado, New Mexico, and Arizona

アメリカ西部の地元の味を賞味

公道を通ってモンタナ州からアリゾナ州に行き、アメリカ有数のクラフトビールと広大な景色を楽しみましょう。地元の味の特徴的なビール、赤茶色の岩がたくさんある山や砂漠のドラマチックな風景を満喫してください。
持っていくもの:醸造所の味を賞味する舌、地元の文化を愛する気持ち、国立公園や山中のトレイルを歩くハイキング用品。

  • モンタナ州グレートフォールズからスタート

    モンタナ州のグレートフォールズまで飛行機に乗りいかついアメリカ西部に飛び込むことにしてください。ここはクラフト・ビール・トレイル(Craft Beer Trail)の最初の地点です。ミズーリ川(Missouri River)とサン川(Sun River)が合流し広大な荒野と絶景が楽しめます。喉が渇くまでハイキングコースをひと歩きしてから地元のマイティ・モー・ブルーイング・カンパニー(Mighty Mo Brewing Company)とへ訪れてください。

  • 381キロメートル
    車で 4 時間

  • ワイオミング州ジャクソンの
    受賞歴あるビール醸造所と絶景

    次の地点はジャクソンホールバレー(Jackson Hole Valley)の南端に位置するワイオミング州ジャクソン。市内のジャクソン・タウン・スクエア(Jackson Town Square)でアントラーアーチ(Antler Arch)の写真を撮ってからダウンタウンのウエスタンブティック、高級レストラン、ギャラリーを巡りをお楽しみください。ビールの試飲に向かう準備ができたらスネーク・リバー・ブルーイング・カンパニー(Snake River Brewing Company) とロードハウスブルワリー(Roadhouse Brewery)で受賞歴のあるビールを賞味。どちらもクラフトビールと共においしいおつまみも提供しています。ジャクソンから近いところには国立エルク保護区(National Elk Refuge)、グランドティトン国立公園(Grand Teton National Park)、そして世界的に有名なイエローストーン国立公園(Yellowstone National Park)があり、短時間の移動ですばらしいアウトドアを体験できます。冬はエルクを観察するのや近くのスキーリゾートでパウダースノーを体験するのに格好の季節です。

  • 447キロメートル
    車で 5 時間

  • ユタ州ソルト・レイク・シティでのビールを味わう旅

    次の地点ユタ州ソルト・レイク・シティは、ウォサッチ山脈(Wasatch Mountains)の麓にある繁栄した大都市です。ここには美しい公園、山の景色、ブティックでのショッピング、活気あるレストラン、そしてもちろん地元のビール醸造所のすべてが揃っています。ユタ州で 1993 年に創立されたオールアメリカンのウィンタブルーイング(Uinta Brewing)を訪れて自分の好きな新しいビールを見つけてみませんか。その後はスクワッターズパブ(Squatters Pub)に向かいましょう。創業は 1989 年で今はアメリカの西部全域で知られています。

  • 52キロメートル
    車で 1 時間

  • パークシティのエールとウイスキー

    少しドライブするとユタ州パークシティに到着します。ここはスキーの街として親しまれており、有名なサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)の開催地でもあります。 落ち着いたらウォサッチブルワリー(Wasatch Brewery)に向かってください。ユタ州初のビール醸造所で、遊び心のあるさまざまなビールを試飲できます。流行のタリスカー(Talisker)ではショートリブのシェパードパイが食べることができ、素朴なもてなしを受けられます。ビールをちょっとお休みするなら賞を獲得したハイウエスト蒸留所(High West Distillery)にぜひ立ち寄ってください。蒸留所ツアーに参加するとウイスキーの試飲や伝統的な西部料理の試食ができます。評価の高いキャンプファイヤーウイスキー(Campfire Whiskey)も外せません。

  • 805キロメートル
    車で 8 時間

  • コロラド州デンバーへ

    ビールトレイルの次の地点はグレート・アメリカン・ビール・フェスティバル(Great American Beer Festival)が開催されるコロラド州デンバーです。1 回の旅行では訪問できないほど多くのクラフトビール醸造所があります。デンバーに行く途中でフォートコリンズに立ち寄り、アメリカで 4 番目に大きなクラフトビール醸造所ニュー・ベルジャン・ブルーイング(New Belgium Brewery)のツアーに参加してみてください。デンバーのクラフトビール巡りは 2 日以上をかける価値があります。「マイルハイシティ」と称されるこの街には、評判の高いビール醸造所や、デンバー美術館(Denver Art Museum)、ロド(LoDo)、ユニオン駅(Union Station)といった見どころがたくさん。有名なのは、デンバー初の醸造所パブウィンクープ・ブルーイング・カンパニー(Wynknoop Brewing Company)、グレート・ディバイド・ブルーイング・カンパニー(Great Divide Brewing Company)、デンバー・ビール・カンパニー(Denver Beer Company)などです。デンバーにはクアーズビール醸造所(Coors Brewery)もあります。同社はビール業界の大手で、ここは単一のビール醸造所としては世界最大です。

  • 720キロメートル
    車で 7 時間

  • ニューメキシコ州アルバカーキでの休息

    デンバーから曲がりくねった道を進んでサンディア山脈(Sandia Mountains)がそびえる絶景のニューメキシコ州アルバカーキに向かってください。アルバカーキはニューメキシコ州最大の都市で歴史が古く、アメリカ先住民とスペイン植民地の影響を受けています。砂漠と日干しれんがの家々を巡って観光した後はラクンブルブルーイング(La Cumbre Brewing)のタップルームで上質なクラフトビールの試飲をぜひ。地ビール醸造所の ボスケブルーイング(Bosque Brewing)で最高の締めくくりの体験をするのもおすすめです。

  • 104キロメートル
    車で 1 時間

  • サンタフェの手作りビール

    太陽がいっぱいのニューメキシコ州サンタフェまでドライブを続けます。サンタフェは、サングレデクリスト山脈(Sangre de Cristo Mountains)の麓の丘にあります。この歴史ある州都は 1610 年にスペインの植民地として作られました。その証は象徴的なプエブロ様式の建物で知られる中央広場で目にすることができます。サンタフェは芸術が盛んなことでも知られ、有名なキャニオンロード(Canyon Road)沿いには数多くの美術館やアートギャラリーがあります。その雰囲気に溶け込むために、国際民俗芸術博物館(Museum of International Folk Art)を見学した後で、サンタフェオペラハウス(Santa Fe Opera House)で夜を過ごすことを計画してみてください。サンタ ・フェ・ブルーイング・カンパニー(Santa Fe Brewing Company)製のバレル・エイジド・サワー(Barrel Aged Sours)やセカンド・ストリート・ブルワリー(Second Street Brewery)の手作りビールを飲めば、旅の間に涼しさを保つことができます。

  • 663キロメートル
    車で 6 時間

  • アリゾナ州セドナのビール、ウォーター、ワイン

    アリゾナ州セドナに向かうドライブは、景色がさらにすばらしくなること請け合いです。スライドロック州立公園(Slide Rock State Park)では美しい赤茶色の岩と並木道や水泳、ハイキング、釣りなどのアウトドアアクティビティを楽しめます。その後で、さまざまなおいしいビールを飲みにオーク・クリーク・ブルワリー(Oak Creek Brewery)とヒストリック・バレル・アンド・ボトル・ハウス(Historic Barrel+Bottle House)に足を向けます。いろいろと試したいのならば、評判のよいセドナのワインをいくつか飲んでみてください。ヴェルデ川(Verde River)のカヤックとアルカンタラブドウ園(Alcantara Vineyards)での試飲を組み合わせているウォーター・ツー・ワイン・ツアー(Water to Wine Tour)は好評なツアーのひとつです。

  • 186キロメートル
    車で 2 時間

  • アリゾナ州のフェニックスとスコッツデールでの
    最後のビール巡り

    2 時間のすてきなドライブでフェニックス大都市圏に到着します。ここではアウトドアアドベンチャーとクラフトビールが待っています。キャメルバック山(Camelback Mountain)に行き広大な谷のパノラマを楽しみながら短いハイキングコースを歩きましょう。オールド・タウン・スコッツデール(Old Town Scottsdale)はあなたの中のカウボーイを呼び覚まします。エネルギーがあれば、フェニックスの博物館を見学し、芸術的なルーズベルトロウ(Roosevelt Row)沿いを散策してみてください。その後で、帰る前の最後のビールを フェニックスブルー(Phoenix Brew) や フォー・ピークス・ブルワリー(Four Peaks Brewery)で味わうのを楽しみにしてください。

マサチューセッツですべて飲む!Drink it All in Massachusetts!

Food & Drinkin Massachusetts

マサチューセッツ州の地ビールを味わう旅

最初の醸造所はピルグリムファーザーズがアメリカ大陸に渡ってわずか 17 年後に設立されたと言われています。 以来、マサチューセッツ州はアメリカのクラフトビール革命を牽引してきました。 州内には多くの醸造所があり、その多くはマサチューセッツ州で生産された麦芽、新鮮なホップ、季節のフレーバーを使ってビールを醸造しています。

  • 地元産の食材と季節の味

    地元産の原材料の影響力を見てみると、 ハドリーのバレーモルト(Valley Malt)は州全体の地ビール醸造用の麦芽を生産しています。 経営規模が小さいためエアルーム種のグルテンフリーの麦芽を醸造所に提供できるのです。ノースフィールドのフォー・スター・ファーム(Four Star Farm)とハードウィックのクロバー・ヒル・ファーム(Clover Hill Farm)はホップを生産しています。 クランベリー、ブルーベリー、ハーブなど旬の地産食材がマサチューセッツ州らしさを加えます。 ボストン郊外のハープーン醸造所(Harpoon Brewery)では、スタウトの風味付けに地元の牡蠣を加えていたこともあります。 フレイミングハムのジャックス・アビー・ブルーイング(Jack’s Abbey Brewing)は一家の農場で収穫した材料でマム&ポップス・ハーベスト・シリーズを醸造し、 パンプキン・クロップ・ラガーなど季節限定の極上ビールを出荷しています。 エバレットのナイト・シフト・ブルーイング(Night Shift Brewing)ではクランベリーを使った酸味のある熟成エール、ケープ・コッダー・ワイセをぜひご注文してみてください。

    エバレットにあるナイト・シフト・ブルーイング。ここで作られるマサチューセッツ州産クランベリーを使った酸味のあるエールが人気です。

  • ブルーパブとタップルーム

    マサチューセッツ州のさまざまな地ビールを味わうには州内に点在するブルーパブを訪れるのが一番です。
    緑豊かなハーバード大学(Harvard University)の構内を散策した後ケンブリッジ・ブルーイング・カンパニー(Cambridge Brewing Company)を訪れ、受賞歴ある 10 種類以上のビールから選んで生で味わってください。 清涼感のあるレガッタ・ゴールデン・ケルシュは、近くのチャールズ川で開催されるボートレースにちなんで名づけられました。ここではビール以外のメニューにも旬の地産食材へのこだわりが感じられます。

  • 醸造所ツアー

    マサチューセッツ州のビールの生産方法について詳しく知りたいなら 各地で頻繁に開催される醸造所ツアーにご参加ください。 根っからのビールファンは醸造所かオンラインでマサチューセッツ・クラフト・ブルーワーズ・パスポート(Massachusetts Craft Brewers Passport)を入手し、醸造所ごとにスタンプを集めることができます。 ガイド付きツアーでは通常生産設備を徒歩で巡り、その後にテイスティングが待っています。

    タップルームではいつでもビールを試飲できます。友人や家族と一緒においしいパブ料理をお楽しみください。

フロリダ州でもすべて飲む!Drink it All in Florida as Well!

Food & Drinkin Florida

ビール醸造所巡り

  • ターポンスプリングズの
    セント・サムホエア・
    ブルーイング・カンパニー

    水辺のコミュニティ、ターポンスプリングズの歴史あるスポンジ埠頭の近くにあるセントサムホエア(Saint Somewhere)はベルギー産麦芽と小麦を調達し、複雑な味わいに仕上げるために無濾過で瓶内で再発酵させるという伝統的なベルギースタイルで自家製エールをつくっています。事前にしっかりと計画して瓶詰めセッションや試飲付きのツアーにも参加してみてください。

  • セントピーターズバーグの
    スリー・ドーターズ・ブルーイング

    かつての倉庫を再利用したスリー・ドーターズ・ブルーイング(3 Daughters Brewing)には広々としたスペースがありました。ツアーに参加したり、くつろいだり、ジャイアントジェンガやシャッフルボードなどのゲームで遊んだり、思い思いにお過ごしください。週末にはライブミュージックの演奏がありフードトラックも店を開きます。ビールのうちシトラス系のセント・ピート・ビーチ・ブロンド・エール(St. Pete Beach Blonde Ale)を選べば間違いありません。その後で隣接するウェアハウス・アーツ・ディストリクト(Warehouse Arts District)またはグランド・セントラル・ディストリクト(Grand Central District)にもぜひお寄りください。

    スリー・ドーターズ・ブルーイングの居心地のよいバーサイドでくつろぐか、醸造所の倉庫を利用したスペースでゲームやライブミュージックをお楽しみください。

  • ダニーデンブルワリー

    フロリダ州最古の小規模醸造所ダニーデンブルワリー(Dunedin Brewery)はダニーデンから歩いて行ける場所にあります。パブ料理、エンターテインメント、少量生産のビールを求めて散策、ショッピング、そして醸造所に立ち寄ってみてください。ケルシュ(Kölsch)からドゥンケル(Dunkel)までさまざまなビールがそろっていますが、一番人気があるのはアプリコット・ピーチ・エール(Apricot Peach Ale)です。

    フロリダ州最古のダニーデンブルワリーは、多様なスタイルを確立してきました。

  • セントピーターズバーグの
    グリーン・ベンチ・ブルーイング

    沢山の種類の生ビールの中から好きなビールを選んだら外へ。グリーン・ベンチ・ブルーイング(Green Bench Brewing)のビアガーデンはセントピーターズバーグのジ・エッジ地区(EDGE District)では見逃せないオープンエアスポットです。近くのトロピカーナフィールド(Tropicana Field)でプロ野球チーム、タンパ・ベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)の試合があるときは、特に活気があります。土曜日に開催される無料ツアーやビアガーデンでのムービーナイトなどの定期的に開催される特別イベントにもぜひ参加してみてください。

    グリーン・ベンチ・ブルーイングはセントピーターズバーグのダウンタウン、レストランやアートギャラリーやショップがひしめき合うジ・エッジ地区で営業しています。

  • セミノールの
    ラップ・ブルーイング・カンパニー

    ラップ・ブルーイング・カンパニー(Rapp Brewing Company) のグレッグ・ラップが造る 20 種類のビールは、曽祖父がドイツの醸造業者だったという彼のルーツを反映しています。スパイシーなゴーゼからチョコレート・ヘーゼルナッツ・ポーターまで、聞いたことのある伝統的なものから聞いたことのないものまで多種多様なビールが勢ぞろい。のんびりした雰囲気の施設のツアーについてはチームメンバーにお尋ねください。

    *セミノール:フロリダ州に居住していたインディアン達

    数種類のドイツビールがアメリカ人の味覚に合わせてつくられています。ぜひ味わってみてください。

  • セントピーターズバーグの
    サイクルブルーイング

    サイクルブルーイング(Cycle Brewing)は、ダウンタウンの歩道に席が設けられIPA のセッションが開催されるなどのんびりしているように見えますが、まじめな樽プロジェクトを運営しています。どんなビールがあるか尋ねてみてください。バーボン、コニャック、テキーラ、ウィスキー、スコッチの樽で熟成されたものかもしれません。

ニューヨークですべて飲む!Drink it All in New York!

Food & Drinkin New York

湖、山、静かな農場に囲まれたニューヨーク州のこの地域には、数え切れないほどのワイナリーや醸造所、蒸留所、シードルメーカーがあります。
そのため風光明媚なこのルートを巡るべき理由にも地元の味を堪能できるスポットにも事欠きません。ニューヨーク州のクラフト・ビバレッジ・シーンを楽しむのに役立つ 9つのアイデアをご紹介します。

ニューヨークを飲み干すツアー

  • ワイントレイル

    地図を片手に数あるニューヨーク州のワイントレイル巡りにいざ出発です。フィンガーレイクスとロングアイランドの世界的に有名なワイン生産地のほか、州を横断するトレイルに組み込まれたワイナリーもあります。

    数あるニューヨーク州のワイントレイルを訪れ、グラスワインに舌鼓

  • 地下ツアー

    ワシントンビルにある 1839 年創業のブラザーフッド(Brotherhood)はアメリカ最古のワイナリーです。地下のワインセラーを見学しいろいろな味をお楽しみ頂けます。ハドソン渓谷(Hudson Valley)はスパークリングからメルローまで種類豊富なワインの生産地です。

    ニューヨーク州のブラザーフッドワイナリーで地下のワインセラーを見学

  • ぶどうの歴史

    ウエストフィールドのグレープ・ディスカバリー・センター(Grape Discovery Center)でぶどう栽培の歴史を学ぶことができます。またレイク・エリー・コンコード・グレープ・ベルト(Lake Erie Concord Grape Belt)のビジターセンターでは教育的展示と特別なイベントのほか、もちろんテイスティングも楽しめます。

    ニューヨーク州産のワイン用のぶどう

  • ワインと料理のクラス

    キャナンデイグア湖(Canandaigua Lake)のニューヨーク・ワイン・アンド・カリナリー・センター(New York Wine & Culinary Center)でグルメ三昧としゃれこむことをおすすめします。クラスやワークショップに参加したり料理の実演も見ることができます。グルメショップで買い物、テイスティングルームでのワインの試飲、2 階のビストロでの食事もお忘れなく。

    キャナンデイグア湖の風景

  • アイスワイン

    ニューヨーク州はぶどうが凍るまでつるに放置される数少ない場所の一つです。凍ったぶどうはフィンガーレイクスとナイアガラ地域の名物、アイスワインになります。フェアポートのカーサ・ラーガ・ヴィンヤーズ(Casa Larga Vineyards)で開催されるニューヨーク・アイスワイン・フェスティバル(New York Ice Wine Festival)では、テイスティングやフードペアリングのほかぶどう畑でそり遊びなどアクティビティも楽しめます。

    アイスワインで知られるニューヨーク州西部ののどかなぶどう畑

  • ビバレッジトレイル

    ニューヨーク州のビバレッジトレイルがワインだけだと思ったら大間違いです。キャピタル・クラフト・ビバレッジ・トレイル(Capital Craft Beverage Trail)ではここで採れた材料を使っているオールバニー・ディスティリング・カンパニー(Albany Distilling Company)やナイン・ピン・サイダーワークス(Nine Pin Ciderworks)の都会的な飲み物に出会えます。

    ニューヨーク州の蒸留所を見学

  • クラフト・ビール・トレイル

    「アメリカのクラフト・ビール醸造の中心地」の異名をとるニューヨーク州中部地域で伝統的なビールを味わってみませんか。クーパーズタウン・ビバレッジ・トレイル(Cooperstown Beverage Trail)にあるオメガング醸造所(Brewery Ommegang)ではベルギービールや夏の音楽祭を楽しむことができます。アメリカ最大の地ビール醸造所 の一つ、ユティカの近くのサラナックブルワリー(Saranac Brewery)では見学ツアーとテイスティングが楽しめます。

    さまざまなビールが味わえるニューヨーク州クーパーズタウンのブルワリーオメガング

  • サイダー農場

    ニューヨーク州中部のクリッツ・ファームズ・ブルーイング・アンド・サイダー・コー(Critz Farms Brewing & Cider Co.)のテイスティングはハードシードルの種類が豊富です。カゼノビア(Cazenovia)やフライ・クリーク・サイダー・ミル・アンド・オーチャード(Fly Creek Cider Mill and Orchard)では、見学ツアーのほか材料となるりんごが育った果樹園を眺めながらテイスティングが楽しめます。

    ニューヨーク州のフライ・クリーク・サイダー・ミル前のアンティークカー

  • 蒸留所

    飲み足りない方はハドソン渓谷のタットヒルタウンスピリッツ(Tuthilltown Spirits)へどうぞ。禁酒法時代後初となるこのウィスキー蒸留所では、ウォツカにジン、ウィスキー、地元産の穀物や農産物を使ったスピリッツが作られています。ニューヨーク州生まれのりんごで作ったフレッシュ・プレス・アップル・ウォツカを味わってみませんか。
    もう一つ、キャッツキル山地(Catskill Mountains)の純水とニューヨーク州産の果物と植物を利用する農場蒸留所、キャッツキル・ディスティリング・カンパニー(Catskill Distilling Company)のテイスティングルームにぜひ足をお運びください。キュリアスジンには地元産のジュニパーベリーが使われています。

    ニューヨーク州のタットヒルタウンスピリッツでテイスティング

ビールトレイルBeer Trail

  • Food & Drinkin Colorado

    デンバー・ビールトレイル

    クラフトビールを抜きにデンバーの文化は語れません。トップクラスの製造業者と個性的な少量生産業者が集まっており、次から次へと新しい味に出会うことができます。1859 年創業のティヴォリ・ブルーイング・カンパニー(Tivoli Brewing Company)はコロラド州最古のメーカーです。ティヴォリ・タップ・ハウス(Tivoli Tap House)でオリジナルのレシピを味わいましょう。デンバーのダウンタウンの東端の元は醸造所だった建物にあります。あるいは芸術と産業が出会うリバーノース地区にあるレイショ・ビール・ワークス(Ratio Beerworks)はいかがでしょうか。屋外のパティオとフードトラックのローテーションスケジュールが人気です。デンバー・ビール・トレイル(Denver Beer Trail)のその他のビール製造所にも訪れてみましょう。ほとんどはダウンタウンエリアから徒歩圏内にあります。
    地元のホットスポット、プロースト・ブルーイング・カンパニー(Prost Brewing Company)ではビール製造にドイツの装置と材料のみを使用しています。人気のラガービールを一杯味わってみてください。プローストはコロラド州で唯一のドイツ式のラガービール製造所です。

    工場の美しさとモダンなデザインが同居する、デンバーのレイショ・ビール・ワークス

  • Food & Drinkin Ney York

    オールバニー・ビールトレイル

    オールバニーでは 古くからある建物、由緒あるクアッケンブッシュハウス(Quackenbush House)で食事を楽しみながら歴史の一面を味わうことができます。ここは 1730 年代に建てられた建物で、現在はオールド・イングリッシュ・パブ(Olde English Pub)が入っています。オールバニーのキャピタル・クラフト・ドリンク・トレイル(Albany’s Capital Craft Beverage Trail)に沿って、何十軒とある醸造所、シードル醸造所、蒸留所を巡り、試飲を楽しむこともできます。

  • Food & Drinkin Maine

    クラフトビールのビールトレイル

    メイン・ビール・トレイル(Maine Beer Trail) は州内の 150 以上の地ビール醸造業者やブリューパブを結んでいます。地図に場所が示してあるだけでなく、このトレイルでは州内でメイン州の地ビールを生で飲める醸造業者を教えてくれたりビールスポットを巡る旅行者に便利な印刷して使えるパスポートを提供したりしています。

    メイン州には地ビールの醸造所や工場直営パブがたくさんあり、手作りのエールやラガーなどを楽しめます。

American Gourmet Style

クラフトビール

Craft Beer

アメリカ各地で体験するクラフトビールCraft Beer Experiences Around the U.S.

ビールフェスティバルで

Food & Drinkin Florida
  • ネイプルズ・クラフト・ビール・フェスト

    ビール通の方は毎年恒例のフロリダ州ネイプルズ・クラフト・ビール・フェスト(Naples Craft Beer Fest)に参加してアメリカ各地の醸造家が作ったバラエティに富んだビールをぜひ味わってみてください。さまざまなレストランの一口料理も楽しめます。試食の料理はビールに合う組み合わせになっています。シェフたちは最高の組み合わせに与えられるピープルズ・チョイス・アワード(People’s Choice Award)を獲得するために競い合うのです。

長い歴史に触れて

Food & Drinkin Texas
  • ビール造りの長い歴史

    テキサス州にはチェコやドイツ出身の移民から受け継いだ豊かなビール醸造文化が今も息づいています。州内で稼働しているビール醸造所はも多数あり。現地のビール醸造所が造っているビールを試すならぜひ 6 月に開催されるヒューストン・ビール・フェスティバル(Houston Beer Fest)に足を運んでみてください。 サンアントニオに行くのもおすすめです。

    チェコやドイツ出身の移民から受け継いだ豊かなビール醸造文化をぜひ。

  • サンアントニオのビールルネッサンス

    サンアントニオでは19 世紀のパールブルワリー(Pearl Brewery)が都会的なフードセンターに再建されました。ザ・パール(The Pearl)という名称でローカルに親しまれているこの建物には質の高い自社醸造ビールで有名なサウザーリー・ファイン・フード・アンド・ブルワリー(Southerleigh Fine Food and Brewery)などのレストランがあります。

クラフト・ビール・トレイルで

Food & Drinkin Virginia
  • バージニア州の州都リッチモンドで食の体験

    リッチモンドのミュージアム地区のキャリータウンには、200 以上の様々なショップ、レストラン、ファーマーズマーケットがあります。道中にある高い評価を受けるストリートアートもどうぞお見逃しなく。リッチモンド・ブルワリー・ツアーズ(Richmond Brewery Tours)、ガイドなしで行くリッチモンド・クラフト・ビール・トレイル(Richmond Craft Beer Trail)のツアーでは、リッチモンドのグルメシーンや盛り上がりを見せるクラフトビール醸造所を見学できます。

アメリカの首都で楽しもう

Food & Drinkin Washington,D.C. and Virginia
  • Bountiful Brews

    首都圏はどこもビール愛好家の楽園! ワシントン D.C.では、DC ブラウブルーイングカンパニー(DC Brau Brewing Company)を訪れましょう。人気のビールを 1956 年から醸造しています。なかでも最も人気を誇る「ザ・パブリック」ははずせません。 すべての電力を太陽光発電でまかなっている醸造所アトラスブルーワークス(Atlas Brew Works)もお勧めです。

    他の州へ行くなら トラベルチャンネル(Travel Channel)が北アメリカ有数のビール産地と名付けたバージニア州へ。 リッチモンドにあるハーディーウッドパーククラフトブルワリー(Hardywood Park Craft Brewery)は再生可能エネルギーのみを使用して、75 リットルのバッチで新しいビールの製造を試みています。 RVA トロリー(RVA Trolley)のビールツアーに参加するとジェームズ川の河畔に立つレジェンドブルワリー(Legend Brewery)などリッチモンドにある醸造所のいくつかを見学することができます。

クラフトビールから探る地元の食の魅力

Food & Drinkin Oregon
  • その起源

    オレゴン州のユージーン(Eugene)、カスケード(Cascades)、コースト(Coast)地域にある受賞歴のあるワイナリーは、有名なウィラメットバレー(Willamette Valley)に位置しています。しかし、地元っ子はこの地域で作られるクラフトビールも誇りに思っています。クラフトビールとのこのような関係は、数世代前から続く自家醸造の伝統とマッケンジー川(McKenzie River)の清水からオレゴン州で栽培されたホップと穀物まで地元で手に入る原料を使用することにその起源をたどることができます。

  • クラフトビールに合う ちょっと変わった食べ物

    個性的なクラフトビールの味を競い合うユージーンのグルメシーンは独創性にあふれています。タコヴォーレ(Tacovore)では風味豊かなタコスにかぶりつきましょう。ワイルドクラフト・サイダー・ワークス(WildCraft Cider Works)ではオレゴン州中から集めたフルーツからつくった手絞りの辛口サイダーを。デザートには地元の人にならってスイート・ライフ・パティスリー(Sweet Life Patisserie)へ。10年以上連続でユージーンのベストベーカリーに名を連ねる名店です。

ノースショアで味わう

Food & Drinkin Louisiana
  • 一日かけて景色とともに味わう

    ノースショアは、個性豊かな小さな町で構成される活気に満ちた観光地です。それぞれの町でシェフ、クラフトビール醸造家、シーフードの調達業者や製造業者が自慢の食べ物を用意して待っています。
    クラフトビールを味わうならば、マンデビルにあるザ・バーリー・オーク(The Barley Oak)でビールをぜひ。2 階のベランダの屋外席に座り、ポンチャートレイン湖を眺めながらカジュアルな雰囲気を楽しむことも思い切って屋内席に座り、幅の広い板を張った床と心地良い暖炉を備えた伝統的なパブの雰囲気に浸ることもできます。この店では、100 種類以上のクラフトビールとビールに合わせたバーフードを用意して、ノースショアのクラフトビールのルーツをたたえています。試飲したり地元の逸品をバーテンダーに尋ねたりしてみてください。チャファンクタ・ブルーイング・カンパニー(Chafunkta Brewing Company)のアイリッシュレッドのバイユーブレイズ(Bayou Blaze)または濃厚なポーターのオールド 504(Old 504)がお気に入りになるかもしれません。アビータ・ブルーイング・カンパニー(Abita Brewing Company)の定番、ザ・ブート(The Boot)はいつでも味わえます。これはルイジアナ州の形にちなんで名付けられた軽い味わいのビールで、州内限定で販売されています。

    周辺地域の気取らない魅力を引き立てる、ザ・バーリー・オークの外に咲く花

メイン州をビール・トレイルで満喫

Food & Drinkin Maine
  • クラフトビール

    メイン・ビール・トレイル(Maine Beer Trail) は州内の 150 以上の地ビール醸造業者やブリューパブを結んでいます。地図に場所が示してあるだけでなく、このトレイルでは州内でメイン州の地ビールを生で飲める醸造業者を教えてくれたりビールスポットを巡る旅行者に便利な印刷して使えるパスポートを提供したりしています。

    メイン州には地ビールの醸造所や工場直営パブがたくさんあり、手作りのエールやラガーなどを楽しめます。

ケンタッキーで見つける
ユニークなビアチーズ!

Food & Drinkin Kentucky
  • ビア・チーズ・トレイルで

    本格的なケンタッキー流ビアチーズのベースはシャープチェダー。 そこににんにく、西洋わさびやカイエンペッパー、ドライマスタードを加えますが忘れてはならないのがビールです。 加えるものによってマイルドからスパイシーまで風味はさまざま。クラッカーやパン、生野菜のディップにぴったりのペーストが出来上がります。 ビアチーズはケンタッキー州全土で味わえますが、風光明媚なケンタッキー川(Kentucky River)があるウィンチェスターという町が発祥の地と言われています。 現在ウィンチェスターで、オリジナルのレシピで作られた数種類のビアチーズを出す店は全部で 8 軒。川沿いの店や、数十年前から一族のレシピを守る店、エキゾチックなスパイスで美味しいビアチーズを考案する店もあります。 毎年 6 月に開催されるビアチーズ祭り(Beer Cheese Festival)では、地元の人たちと交流しその珍しいレシピのビアチーズが楽しめます。

    本格的なケンタッキー名物のビアチーズは、シャープ・チェダー・チーズに、にんにく、西洋わさび、カイエンペッパー、ドライマスタードなどを加えた魅力的なディップです。

中西部の小さな町カラマズーで

Food & Drinkin Michigan
  • 偉大なる職人技を味わう

    450 軒のレストランが集まるカラマズーのグルメは近年多くの注目を集めるようになりました。産地直送の地元食材を使ったレストランも日々増えています。特にミシガン州の地ビール熱は高まる一方ですが、ここカラマズーからすべてが始まったのです。ベルズブルワリー(Bell’s Brewery)はアメリカ最古にして最大の醸造所。ここのビールには世界各地に熱狂的ファンがいます。実際のところRatebeer.com によると、ベルズ・トゥー・ハーテッド(Bell’s Two Hearted)は世界でナンバー 1 のインディアペールエールに選ばれたこともあります。ギブ・ア・クラフト・ビール・トレイル(Give A Craft Beer Trail)に出かけて醸造所を 1 つ残らず巡り、ほろ酔いでトレッキングを締めくくるのも良い時間です。

国立公園への入り口バイセイリアで

Food & Drinkin California
  • 新鮮な食物とクラフトビール

    世界で最も肥沃な農業地帯の 1 つに位置するバイセイリアにはレストラン、ブルワリー、U ピックファームや、タコ・トラック・チャレンジ(Taco Truck Challenge)、バイセイリア・クラフト・ビール・フェスティバル(Visalia Craft Beer Festival)、テイスト・オブ・ダウンタウン・フード・フェスティバル(Taste of Downtown Food Festival)などのイベントに見られるファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)の精神があります。メインストリートのブルワリー地区を歩きながら、おいしい食事と新たなお気に入りのビールをぜひ探してみてください。1900 年代初頭に創業したバイセイリアで最初のビアガーデンの敷地にあるブルーベイカーズブルワリー(Brewbakers Brewery)も訪れてください。農場ツアーに参加したり、地元の農場でオレンジ、ネクタリン、プラム、ブルーベリーなどの季節の果物狩りをするのも楽しみです。、屋外のバイセイリア・ファーマーズ・マーケット(Visalia Farmers Market)は毎週土曜日の朝にダウンタウンで開かれます。

クラフトビールトレイルCraft Beer Trail

Food & Drinkin Montana, Wyoming, Utah, Colorado, New Mexico, and Arizona

アメリカ西部の地元の味を賞味

公道を通ってモンタナ州からアリゾナ州に行き、アメリカ有数のクラフトビールと広大な景色を楽しみましょう。地元の味の特徴的なビール、赤茶色の岩がたくさんある山や砂漠のドラマチックな風景を満喫してください。
持っていくもの:醸造所の味を賞味する舌、地元の文化を愛する気持ち、国立公園や山中のトレイルを歩くハイキング用品。

  • モンタナ州グレートフォールズからスタート

    モンタナ州のグレートフォールズまで飛行機に乗りいかついアメリカ西部に飛び込むことにしてください。ここはクラフト・ビール・トレイル(Craft Beer Trail)の最初の地点です。ミズーリ川(Missouri River)とサン川(Sun River)が合流し広大な荒野と絶景が楽しめます。喉が渇くまでハイキングコースをひと歩きしてから地元のマイティ・モー・ブルーイング・カンパニー(Mighty Mo Brewing Company)とへ訪れてください。

  • 381キロメートル
    車で 4 時間

  • ワイオミング州ジャクソンの
    受賞歴あるビール醸造所と絶景

    次の地点はジャクソンホールバレー(Jackson Hole Valley)の南端に位置するワイオミング州ジャクソン。市内のジャクソン・タウン・スクエア(Jackson Town Square)でアントラーアーチ(Antler Arch)の写真を撮ってからダウンタウンのウエスタンブティック、高級レストラン、ギャラリーを巡りをお楽しみください。ビールの試飲に向かう準備ができたらスネーク・リバー・ブルーイング・カンパニー(Snake River Brewing Company) とロードハウスブルワリー(Roadhouse Brewery)で受賞歴のあるビールを賞味。どちらもクラフトビールと共においしいおつまみも提供しています。ジャクソンから近いところには国立エルク保護区(National Elk Refuge)、グランドティトン国立公園(Grand Teton National Park)、そして世界的に有名なイエローストーン国立公園(Yellowstone National Park)があり、短時間の移動ですばらしいアウトドアを体験できます。冬はエルクを観察するのや近くのスキーリゾートでパウダースノーを体験するのに格好の季節です。

  • 447キロメートル
    車で 5 時間

  • ユタ州ソルト・レイク・シティでのビールを味わう旅

    次の地点ユタ州ソルト・レイク・シティは、ウォサッチ山脈(Wasatch Mountains)の麓にある繁栄した大都市です。ここには美しい公園、山の景色、ブティックでのショッピング、活気あるレストラン、そしてもちろん地元のビール醸造所のすべてが揃っています。ユタ州で 1993 年に創立されたオールアメリカンのウィンタブルーイング(Uinta Brewing)を訪れて自分の好きな新しいビールを見つけてみませんか。その後はスクワッターズパブ(Squatters Pub)に向かいましょう。創業は 1989 年で今はアメリカの西部全域で知られています。

  • 52キロメートル
    車で 1 時間

  • パークシティのエールとウイスキー

    少しドライブするとユタ州パークシティに到着します。ここはスキーの街として親しまれており、有名なサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)の開催地でもあります。 落ち着いたらウォサッチブルワリー(Wasatch Brewery)に向かってください。ユタ州初のビール醸造所で、遊び心のあるさまざまなビールを試飲できます。流行のタリスカー(Talisker)ではショートリブのシェパードパイが食べることができ、素朴なもてなしを受けられます。ビールをちょっとお休みするなら賞を獲得したハイウエスト蒸留所(High West Distillery)にぜひ立ち寄ってください。蒸留所ツアーに参加するとウイスキーの試飲や伝統的な西部料理の試食ができます。評価の高いキャンプファイヤーウイスキー(Campfire Whiskey)も外せません。

  • 805キロメートル
    車で 8 時間

  • コロラド州デンバーへ

    ビールトレイルの次の地点はグレート・アメリカン・ビール・フェスティバル(Great American Beer Festival)が開催されるコロラド州デンバーです。1 回の旅行では訪問できないほど多くのクラフトビール醸造所があります。デンバーに行く途中でフォートコリンズに立ち寄り、アメリカで 4 番目に大きなクラフトビール醸造所ニュー・ベルジャン・ブルーイング(New Belgium Brewery)のツアーに参加してみてください。デンバーのクラフトビール巡りは 2 日以上をかける価値があります。「マイルハイシティ」と称されるこの街には、評判の高いビール醸造所や、デンバー美術館(Denver Art Museum)、ロド(LoDo)、ユニオン駅(Union Station)といった見どころがたくさん。有名なのは、デンバー初の醸造所パブウィンクープ・ブルーイング・カンパニー(Wynknoop Brewing Company)、グレート・ディバイド・ブルーイング・カンパニー(Great Divide Brewing Company)、デンバー・ビール・カンパニー(Denver Beer Company)などです。デンバーにはクアーズビール醸造所(Coors Brewery)もあります。同社はビール業界の大手で、ここは単一のビール醸造所としては世界最大です。

  • 720キロメートル
    車で 7 時間

  • ニューメキシコ州アルバカーキでの休息

    デンバーから曲がりくねった道を進んでサンディア山脈(Sandia Mountains)がそびえる絶景のニューメキシコ州アルバカーキに向かってください。アルバカーキはニューメキシコ州最大の都市で歴史が古く、アメリカ先住民とスペイン植民地の影響を受けています。砂漠と日干しれんがの家々を巡って観光した後はラクンブルブルーイング(La Cumbre Brewing)のタップルームで上質なクラフトビールの試飲をぜひ。地ビール醸造所の ボスケブルーイング(Bosque Brewing)で最高の締めくくりの体験をするのもおすすめです。

  • 104キロメートル
    車で 1 時間

  • サンタフェの手作りビール

    太陽がいっぱいのニューメキシコ州サンタフェまでドライブを続けます。サンタフェは、サングレデクリスト山脈(Sangre de Cristo Mountains)の麓の丘にあります。この歴史ある州都は 1610 年にスペインの植民地として作られました。その証は象徴的なプエブロ様式の建物で知られる中央広場で目にすることができます。サンタフェは芸術が盛んなことでも知られ、有名なキャニオンロード(Canyon Road)沿いには数多くの美術館やアートギャラリーがあります。その雰囲気に溶け込むために、国際民俗芸術博物館(Museum of International Folk Art)を見学した後で、サンタフェオペラハウス(Santa Fe Opera House)で夜を過ごすことを計画してみてください。サンタ ・フェ・ブルーイング・カンパニー(Santa Fe Brewing Company)製のバレル・エイジド・サワー(Barrel Aged Sours)やセカンド・ストリート・ブルワリー(Second Street Brewery)の手作りビールを飲めば、旅の間に涼しさを保つことができます。

  • 663キロメートル
    車で 6 時間

  • アリゾナ州セドナのビール、ウォーター、ワイン

    アリゾナ州セドナに向かうドライブは、景色がさらにすばらしくなること請け合いです。スライドロック州立公園(Slide Rock State Park)では美しい赤茶色の岩と並木道や水泳、ハイキング、釣りなどのアウトドアアクティビティを楽しめます。その後で、さまざまなおいしいビールを飲みにオーク・クリーク・ブルワリー(Oak Creek Brewery)とヒストリック・バレル・アンド・ボトル・ハウス(Historic Barrel+Bottle House)に足を向けます。いろいろと試したいのならば、評判のよいセドナのワインをいくつか飲んでみてください。ヴェルデ川(Verde River)のカヤックとアルカンタラブドウ園(Alcantara Vineyards)での試飲を組み合わせているウォーター・ツー・ワイン・ツアー(Water to Wine Tour)は好評なツアーのひとつです。

  • 186キロメートル
    車で 2 時間

  • アリゾナ州のフェニックスとスコッツデールでの
    最後のビール巡り

    2 時間のすてきなドライブでフェニックス大都市圏に到着します。ここではアウトドアアドベンチャーとクラフトビールが待っています。キャメルバック山(Camelback Mountain)に行き広大な谷のパノラマを楽しみながら短いハイキングコースを歩きましょう。オールド・タウン・スコッツデール(Old Town Scottsdale)はあなたの中のカウボーイを呼び覚まします。エネルギーがあれば、フェニックスの博物館を見学し、芸術的なルーズベルトロウ(Roosevelt Row)沿いを散策してみてください。その後で、帰る前の最後のビールを フェニックスブルー(Phoenix Brew) や フォー・ピークス・ブルワリー(Four Peaks Brewery)で味わうのを楽しみにしてください。

マサチューセッツですべて飲む!Drink it All in Massachusetts!

Food & Drinkin Massachusetts

マサチューセッツ州の地ビールを味わう旅

最初の醸造所はピルグリムファーザーズがアメリカ大陸に渡ってわずか 17 年後に設立されたと言われています。 以来、マサチューセッツ州はアメリカのクラフトビール革命を牽引してきました。 州内には多くの醸造所があり、その多くはマサチューセッツ州で生産された麦芽、新鮮なホップ、季節のフレーバーを使ってビールを醸造しています。

  • 地元産の食材と季節の味

    地元産の原材料の影響力を見てみると、 ハドリーのバレーモルト(Valley Malt)は州全体の地ビール醸造用の麦芽を生産しています。 経営規模が小さいためエアルーム種のグルテンフリーの麦芽を醸造所に提供できるのです。ノースフィールドのフォー・スター・ファーム(Four Star Farm)とハードウィックのクロバー・ヒル・ファーム(Clover Hill Farm)はホップを生産しています。 クランベリー、ブルーベリー、ハーブなど旬の地産食材がマサチューセッツ州らしさを加えます。 ボストン郊外のハープーン醸造所(Harpoon Brewery)では、スタウトの風味付けに地元の牡蠣を加えていたこともあります。 フレイミングハムのジャックス・アビー・ブルーイング(Jack’s Abbey Brewing)は一家の農場で収穫した材料でマム&ポップス・ハーベスト・シリーズを醸造し、 パンプキン・クロップ・ラガーなど季節限定の極上ビールを出荷しています。 エバレットのナイト・シフト・ブルーイング(Night Shift Brewing)ではクランベリーを使った酸味のある熟成エール、ケープ・コッダー・ワイセをぜひご注文してみてください。

    エバレットにあるナイト・シフト・ブルーイング。ここで作られるマサチューセッツ州産クランベリーを使った酸味のあるエールが人気です。

  • ブルーパブとタップルーム

    マサチューセッツ州のさまざまな地ビールを味わうには州内に点在するブルーパブを訪れるのが一番です。 緑豊かなハーバード大学(Harvard University)の構内を散策した後ケンブリッジ・ブルーイング・カンパニー(Cambridge Brewing Company)を訪れ、受賞歴ある 10 種類以上のビールから選んで生で味わってください。 清涼感のあるレガッタ・ゴールデン・ケルシュは、近くのチャールズ川で開催されるボートレースにちなんで名づけられました。ここではビール以外のメニューにも旬の地産食材へのこだわりが感じられます。

  • 醸造所ツアー

    マサチューセッツ州のビールの生産方法について詳しく知りたいなら 各地で頻繁に開催される醸造所ツアーにご参加ください。 根っからのビールファンは醸造所かオンラインでマサチューセッツ・クラフト・ブルーワーズ・パスポート(Massachusetts Craft Brewers Passport)を入手し、醸造所ごとにスタンプを集めることができます。 ガイド付きツアーでは通常生産設備を徒歩で巡り、その後にテイスティングが待っています。

    タップルームではいつでもビールを試飲できます。友人や家族と一緒においしいパブ料理をお楽しみください。

フロリダ州でもすべて飲む!Drink it All in Florida as Well!

Food & Drinkin Florida

ビール醸造所巡り

  • ターポンスプリングズの
    セント・サムホエア・ブルーイング・カンパニー

    水辺のコミュニティ、ターポンスプリングズの歴史あるスポンジ埠頭の近くにあるセントサムホエア(Saint Somewhere)はベルギー産麦芽と小麦を調達し、複雑な味わいに仕上げるために無濾過で瓶内で再発酵させるという伝統的なベルギースタイルで自家製エールをつくっています。事前にしっかりと計画して瓶詰めセッションや試飲付きのツアーにも参加してみてください。

  • ダニーデンブルワリー

    フロリダ州最古の小規模醸造所ダニーデンブルワリー(Dunedin Brewery)はダニーデンから歩いて行ける場所にあります。パブ料理、エンターテインメント、少量生産のビールを求めて散策、ショッピング、そして醸造所に立ち寄ってみてください。ケルシュ(Kölsch)からドゥンケル(Dunkel)までさまざまなビールがそろっていますが、一番人気があるのはアプリコット・ピーチ・エール(Apricot Peach Ale)です。

    フロリダ州最古のダニーデンブルワリーは、多様なスタイルを確立してきました。

  • セミノールのラップ・ブルーイング・カンパニー

    ラップ・ブルーイング・カンパニー(Rapp Brewing Company) のグレッグ・ラップが造る 20 種類のビールは、曽祖父がドイツの醸造業者だったという彼のルーツを反映しています。スパイシーなゴーゼからチョコレート・ヘーゼルナッツ・ポーターまで、聞いたことのある伝統的なものから聞いたことのないものまで多種多様なビールが勢ぞろい。のんびりした雰囲気の施設のツアーについてはチームメンバーにお尋ねください。

    *セミノール:フロリダ州に居住していたインディアン達

    数種類のドイツビールがアメリカ人の味覚に合わせてつくられています。ぜひ味わってみてください。

  • セントピーターズバーグの
    スリー・ドーターズ・ブルーイング

    かつての倉庫を再利用したスリー・ドーターズ・ブルーイング(3 Daughters Brewing)には広々としたスペースがありました。ツアーに参加したり、くつろいだり、ジャイアントジェンガやシャッフルボードなどのゲームで遊んだり、思い思いにお過ごしください。週末にはライブミュージックの演奏がありフードトラックも店を開きます。ビールのうちシトラス系のセント・ピート・ビーチ・ブロンド・エール(St. Pete Beach Blonde Ale)を選べば間違いありません。その後で隣接するウェアハウス・アーツ・ディストリクト(Warehouse Arts District)またはグランド・セントラル・ディストリクト(Grand Central District)にもぜひお寄りください。

    スリー・ドーターズ・ブルーイングの居心地のよいバーサイドでくつろぐか、醸造所の倉庫を利用したスペースでゲームやライブミュージックをお楽しみください。

  • セントピーターズバーグの
    グリーン・ベンチ・ブルーイング

    沢山の種類の生ビールの中から好きなビールを選んだら外へ。グリーン・ベンチ・ブルーイング(Green Bench Brewing)のビアガーデンはセントピーターズバーグのジ・エッジ地区(EDGE District)では見逃せないオープンエアスポットです。近くのトロピカーナフィールド(Tropicana Field)でプロ野球チーム、タンパ・ベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)の試合があるときは、特に活気があります。土曜日に開催される無料ツアーやビアガーデンでのムービーナイトなどの定期的に開催される特別イベントにもぜひ参加してみてください。

    グリーン・ベンチ・ブルーイングはセントピーターズバーグのダウンタウン、レストランやアートギャラリーやショップがひしめき合うジ・エッジ地区で営業しています。

  • セントピーターズバーグのサイクルブルーイング

    サイクルブルーイング(Cycle Brewing)は、ダウンタウンの歩道に席が設けられIPA のセッションが開催されるなどのんびりしているように見えますが、まじめな樽プロジェクトを運営しています。どんなビールがあるか尋ねてみてください。バーボン、コニャック、テキーラ、ウィスキー、スコッチの樽で熟成されたものかもしれません。

ニューヨークですべて飲む!Drink it All in New York!

Food & Drinkin New York

湖、山、静かな農場に囲まれたニューヨーク州のこの地域には、数え切れないほどのワイナリーや醸造所、蒸留所、シードルメーカーがあります。
そのため風光明媚なこのルートを巡るべき理由にも地元の味を堪能できるスポットにも事欠きません。ニューヨーク州のクラフト・ビバレッジ・シーンを楽しむのに役立つ 9つのアイデアをご紹介します。

ニューヨークを飲み干すツアー

  • ワイントレイル

    地図を片手に数あるニューヨーク州のワイントレイル巡りにいざ出発です。フィンガーレイクスとロングアイランドの世界的に有名なワイン生産地のほか、州を横断するトレイルに組み込まれたワイナリーもあります。

    数あるニューヨーク州のワイントレイルを訪れ、グラスワインに舌鼓

  • 地下ツアー

    ワシントンビルにある 1839 年創業のブラザーフッド(Brotherhood)はアメリカ最古のワイナリーです。地下のワインセラーを見学しいろいろな味をお楽しみ頂けます。ハドソン渓谷(Hudson Valley)はスパークリングからメルローまで種類豊富なワインの生産地です。

    ニューヨーク州のブラザーフッドワイナリーで地下のワインセラーを見学

  • ぶどうの歴史

    ウエストフィールドのグレープ・ディスカバリー・センター(Grape Discovery Center)でぶどう栽培の歴史を学ぶことができます。またレイク・エリー・コンコード・グレープ・ベルト(Lake Erie Concord Grape Belt)のビジターセンターでは教育的展示と特別なイベントのほか、もちろんテイスティングも楽しめます。

    ニューヨーク州産のワイン用のぶどう

  • ワインと料理のクラス

    キャナンデイグア湖(Canandaigua Lake)のニューヨーク・ワイン・アンド・カリナリー・センター(New York Wine & Culinary Center)でグルメ三昧としゃれこむことをおすすめします。クラスやワークショップに参加したり料理の実演も見ることができます。グルメショップで買い物、テイスティングルームでのワインの試飲、2 階のビストロでの食事もお忘れなく。

    キャナンデイグア湖の風景

  • アイスワイン

    ニューヨーク州はぶどうが凍るまでつるに放置される数少ない場所の一つです。凍ったぶどうはフィンガーレイクスとナイアガラ地域の名物、アイスワインになります。フェアポートのカーサ・ラーガ・ヴィンヤーズ(Casa Larga Vineyards)で開催されるニューヨーク・アイスワイン・フェスティバル(New York Ice Wine Festival)では、テイスティングやフードペアリングのほかぶどう畑でそり遊びなどアクティビティも楽しめます。

    アイスワインで知られるニューヨーク州西部ののどかなぶどう畑

  • ビバレッジトレイル

    ニューヨーク州のビバレッジトレイルがワインだけだと思ったら大間違いです。キャピタル・クラフト・ビバレッジ・トレイル(Capital Craft Beverage Trail)ではここで採れた材料を使っているオールバニー・ディスティリング・カンパニー(Albany Distilling Company)やナイン・ピン・サイダーワークス(Nine Pin Ciderworks)の都会的な飲み物に出会えます。

    ニューヨーク州の蒸留所を見学

  • クラフト・ビール・トレイル

    「アメリカのクラフト・ビール醸造の中心地」の異名をとるニューヨーク州中部地域で伝統的なビールを味わってみませんか。クーパーズタウン・ビバレッジ・トレイル(Cooperstown Beverage Trail)にあるオメガング醸造所(Brewery Ommegang)ではベルギービールや夏の音楽祭を楽しむことができます。アメリカ最大の地ビール醸造所 の一つ、ユティカの近くのサラナックブルワリー(Saranac Brewery)では見学ツアーとテイスティングが楽しめます。

    さまざまなビールが味わえるニューヨーク州クーパーズタウンのブルワリーオメガング

  • サイダー農場

    ニューヨーク州中部のクリッツ・ファームズ・ブルーイング・アンド・サイダー・コー(Critz Farms Brewing & Cider Co.)のテイスティングはハードシードルの種類が豊富です。カゼノビア(Cazenovia)やフライ・クリーク・サイダー・ミル・アンド・オーチャード(Fly Creek Cider Mill and Orchard)では、見学ツアーのほか材料となるりんごが育った果樹園を眺めながらテイスティングが楽しめます。

    ニューヨーク州のフライ・クリーク・サイダー・ミル前のアンティークカー

  • 蒸留所

    飲み足りない方はハドソン渓谷のタットヒルタウンスピリッツ(Tuthilltown Spirits)へどうぞ。禁酒法時代後初となるこのウィスキー蒸留所では、ウォツカにジン、ウィスキー、地元産の穀物や農産物を使ったスピリッツが作られています。ニューヨーク州生まれのりんごで作ったフレッシュ・プレス・アップル・ウォツカを味わってみませんか。
    もう一つ、キャッツキル山地(Catskill Mountains)の純水とニューヨーク州産の果物と植物を利用する農場蒸留所、キャッツキル・ディスティリング・カンパニー(Catskill Distilling Company)のテイスティングルームにぜひ足をお運びください。キュリアスジンには地元産のジュニパーベリーが使われています。

    ニューヨーク州のタットヒルタウンスピリッツでテイスティング

ビールトレイルBeer Trail

  •   

    Food & Drinkin Colorado

    デンバー・ビールトレイル

    クラフトビールを抜きにデンバーの文化は語れません。トップクラスの製造業者と個性的な少量生産業者が集まっており、次から次へと新しい味に出会うことができます。1859 年創業のティヴォリ・ブルーイング・カンパニー(Tivoli Brewing Company)はコロラド州最古のメーカーです。ティヴォリ・タップ・ハウス(Tivoli Tap House)でオリジナルのレシピを味わいましょう。デンバーのダウンタウンの東端の元は醸造所だった建物にあります。あるいは芸術と産業が出会うリバーノース地区にあるレイショ・ビール・ワークス(Ratio Beerworks)はいかがでしょうか。屋外のパティオとフードトラックのローテーションスケジュールが人気です。デンバー・ビール・トレイル(Denver Beer Trail)のその他のビール製造所にも訪れてみましょう。ほとんどはダウンタウンエリアから徒歩圏内にあります。
    地元のホットスポット、プロースト・ブルーイング・カンパニー(Prost Brewing Company)ではビール製造にドイツの装置と材料のみを使用しています。人気のラガービールを一杯味わってみてください。プローストはコロラド州で唯一のドイツ式のラガービール製造所です。

    工場の美しさとモダンなデザインが同居する、デンバーのレイショ・ビール・ワークス

  • Food & Drinkin Ney York

    オールバニー・ビールトレイル

    オールバニーでは 古くからある建物、由緒あるクアッケンブッシュハウス(Quackenbush House)で食事を楽しみながら歴史の一面を味わうことができます。ここは 1730 年代に建てられた建物で、現在はオールド・イングリッシュ・パブ(Olde English Pub)が入っています。オールバニーのキャピタル・クラフト・ドリンク・トレイル(Albany’s Capital Craft Beverage Trail)に沿って、何十軒とある醸造所、シードル醸造所、蒸留所を巡り、試飲を楽しむこともできます。

  • Food & Drinkin Maine

    クラフトビールのビールトレイル

    メイン・ビール・トレイル(Maine Beer Trail) は州内の 150 以上の地ビール醸造業者やブリューパブを結んでいます。地図に場所が示してあるだけでなく、このトレイルでは州内でメイン州の地ビールを生で飲める醸造業者を教えてくれたりビールスポットを巡る旅行者に便利な印刷して使えるパスポートを提供したりしています。

    メイン州には地ビールの醸造所や工場直営パブがたくさんあり、手作りのエールやラガーなどを楽しめます。

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