日蘭園芸セミナー – The Netherland Food Style


The Eating Style
The Netherlands Food Style

2023年10月12日(木)
講演
「持続可能で収益性の高い温室事業 / 地域園芸クラスターの可能性と日蘭協力の機会」
『日蘭園芸セミナー』と立食懇親会へ
行って来ました。


モデレーター
駐日オランダ王国大使館 農務参事官
デニーズ・ルッツ氏より開会の挨拶
*配布された冊子「Trade &Innovate mission to Japan / Horticulute 2023」の『はじめまして』より

駐日オランダ王国大使館
農務参事官 デニーズ・ルッツ氏

オランダから日本への施設園芸に関する2023年貿易・技術革新ミッションをご紹介できることを嬉しく思います。

オランダと日本は、4世紀以上にわたるユニークな関係を築いてきました。このユニークな関係は、貿易と知識の交換を中心に発展し、今日でも強く結ばれています。
現在、日本とオランダは持続可能な食料生産を含めた、製品、知識、専門技術の交流における戦略的なパートナーです。

日本とオランダは、農業と食料生産の分野において同じような課題に直面し、同じような目標を共有しています。両国は食料安全保障の強化、増加する労働力不足や生物多様性の損失、気候変動が農業生産に及ぼす悪影響に対する効果的な解決策を見出すことに尽力しています。
施設園芸のイノベーションは、こうした課題に取り組む上で重要な役割を担っています。管理された環境を持つ温室は、天然資源、農薬、労働力の消費を最小限に抑えながら収穫を適正化し、高品質の生鮮農産物を年間を通じて生産するための最良の機会を提供します。

長年にわたり、施設園芸分野における日本とオランダの協力関係は良好であり、日本とオランダの施設園芸関連企業や知識・研究機関の間で数多くのパートナーシップが確立されてきました。
現在、日本の施設園芸分野では持続可能な生産のための革新的な技術や栽培方法の導入がこれまで以上に求められています。
こうした動向は費用対効果に優れ、カーボンニュートラルで、化学薬品を使用しない生産を促進するための、既存および新規のパートナーシップにさらなる機会を提供します。

今回のミッションは、ウェストラント市、ダッチ・グリーンハウス・デルタ、東部オランダ開発公社(オーストNL)、駐日オランダ王国大使館の共催で、科学、企業、教育、政府の代表者で構成され、既存のパートナーシップをさらに強化し、持続可能な食料生産に向けた新たな協力関係を模索し、促すことを目的としています。

このミッションは、2025年大阪・関西万博に向けた駐日オランダ王国大使館の活動の一環でもあります。この国際博覧会は、施設園芸を含む様々な分野における世界的な課題に対する解決策を見出すための日蘭共同の取り組みを紹介する絶好の場となります。
また、2025年は日蘭交流開始425周年にあたるため、日本とオランダの特別な絆を祝う機会にもなるでしょう。

本ミッションが
インスピレーションを与え成功を収め、
大阪万博そしてその先における我々の共同活動に貢献することを願っています。


来賓のご挨拶
農林水産省 農務局 園芸作物課
花き産業・施設園芸振興室
施設園芸対策班 課長補佐 羽田 碧 様
*web よりご挨拶


講演 Ⅰ
「ウェストラント市における
地域園芸クラスターの発展」
ウェストラント市
国際担当戦略アカウントマネージャー
イヴォ・マイヤー氏

イヴォ・マイヤー氏

同時通訳でセミナーの始まり。

オランダ園芸の現状
オランダは世界の花き取引の60%を占めている。
ヨーロッパの中心(経由地)としてのオランダの存在意義がある。

ウエストランとの温室地帯
小さな温室はより大きく、LEDのついた近代的なものへと拡大しつつある。

The horticulture chain
(園芸バリューチェーン)
サプライチェーンの存在がイノベーション効果をもたらし他の温室事業にも良い効果をもたらす。

なぜ施設園芸か。
世界的な人口増加げ懸念されるなか、地産地消は良い流れになる。
地域で生産し地域経済に寄与する。
→産業が発展することになる。
→これは知識の輸出にもつながり、世界にとってもよいことになる。

70年前と比べ、
*ランドスタット1950年

アムステルダム・ハーグ・ロッテルダムはメガシティと言われるよう開発が進んだ。
*現在

航空写真より
また、(画像とは関係ないが)漁業・酪農業も同様に開発が進んでいる。

これはウエストランドの一つの事例。
グリンポートとは?
様々な企業が参加した大規模なクラスター。産官学一体となって取り組み協力関係を築き、課題に向き合う。

グリーンポート・ウエストホラント
ウエストホランド州が一番活気を呈している。

グリーンポート・ウエストホラントの目標
世界の課題を解決するため国際的なクラスターモデルの輸出へ。官民一体、関係を強化しさらなる拡大を。

園芸はオランダのトップセクター
資源や水をより少なくすることで、より良い生産をもたらすソリューションへ。
コラボレート重要性、パートナーであることのメリット。

園芸分野において
他のトップセクター同士との垣根を超えた関係は相互作用を産む。

温室部門でのエネルギー効率。
実用例。

港から温室(グリーンハウス)へのCO2(二酸化炭素)分配の流れ。

知識の共有、開発
温室事業だけでなく皆一緒に知識も共有して進めることが重要。

日本との協力関係
園芸・農業で友好関係をこれからも築いていきたい。

最後に私たちについて


講演 Ⅱ
「農村地域のカーボンニュートラルに向けた
農山漁村エネルギーマネジメントシステム(VEMS)
およびゼロエネルギーグリーンハウスの研究開発」
農研機構 農村工学研究部門 グループ長
石井 雅久 氏

石井 雅久 氏

*スライド画像のみ掲載します。詳細内容は下記PDFでご確認頂けます。


講演 Ⅲ
「地域園芸クラスター:
日本とオランダにおける成功事例」
デルフィージャパン 代表取締役
アード・ファン・デン・ベルグ 氏

アード・ファン・デン・ベルグ 氏

*スライド画像のみ掲載します。詳細内容は下記PDFでご確認頂けます。


講演 Ⅳ
「農業開発を起点とした新時代のアグリビジネス~全国のコンサルティング事例紹介~」
アグリコネクト株式会社 代表取締役社長
熊本 伊織 氏


パネルディスカッションおよび質疑応答


セミナー終了


立食懇談会へ
もう一つの会場へ席を移し、懇親会へ。

開会のご挨拶 
駐日オランダ王国大使館
農務参事官 デニーズ・ルッツ氏

デニーズ・ルッツ氏

ご臨席の皆様、ご来賓の皆様

本日はオランダ貿易・技術革新ミッションの来日を記念し、オランダ大使館およびオランダ東部開発公社が主催する懇親会にご出席いただきましたこと、心より歓迎申し上げます。本懇親会は、ダッチ・グリーンハウス・デルタとウェストラント市との協力のもと、またオランダ企業庁後援を得て開催するものです。

オランダ貿易・技術革新ミッションには、オランダの施設園芸業界における名だたる企業が名を連ねており、単に日蘭両国双方のビジネスにおける関心度を向上させるだけではなく、持続可能性、技術革新、強いては効率化を促進することを目的としております。

日本とオランダ両国はそれぞれ、農業・食料システムを活気に満ちた持続可能かつ強靭なシステムに移行させるべく熱心に取り組んでおり、その実現に向け類似した課題への対策が必要とされています。

両国に共通する取り組みや課題は、二国間がともに分かちあう基盤「コモン・グラウンド」を生み出し、政策面の交互交流、インスピレーションと通して、パートナーシップや新規ビジネスの共同開発、技術革新のための協力につながっています。「コモングラウンド」は、2025年に大阪で開催される大阪・関西万博に出展するオランダの作業テーマでもあります。

オランダは、大阪・関西万博に至るまでの道のり「Road2Osaka」において、各種貿易・技術革新ミッションや様々なセミナー等多岐にわたる活動を執り行い、既存の協力関係を更に拡大することに努める所存です。

こうした農業・スマート農業分野で開催される様々な活動の企画・運営は、ダッチ・グリーンハウス・デルタが窓口としてコーディネートいたします。では、これよりダッチ・グリーンハウス・デルタのCEOであるミリアム・バーケステインさんに乾杯のご発声をおねがいします。皆様本日はどうぞ本懇親会でお食事・お飲み物をお楽しみいただき、ごゆるりとご歓談ください。


乾杯のご発声
ダッチ・グリーンハウス・デルタ
CEO ミリアム・バーケステイン 氏

ミリアム・バーケステイン 氏

世界の都市は成長を続けており、今後数十年のうちに新たな大都市が地図に加わるでしょう。人口密度の増加、気候変動、水などの資源不足により、美味しく健康的で安全な食品の生産と流通のためのスマートで統合されたソリューションへの需要が高まっています。
オランダは、温室建設業者、資材業者、生産者、種苗会社、研究機関、大学からなる独自の「エコシステム」のおかげで、施設園芸の世界チャンピオンとなっています。

この「ダッチ・デルタ」は東京、上海、デリー、ラゴス、ジャカルタなどの世界都市に機会と解決策を提供しています。
しかし、世界とその主要都市が直面する問題に取り組むためには、セクターとしてさらに力を合わせる必要があります。

ダッチ・グリーンハウス・デルタ(DGD)は、オランダの施設園芸セクターの強みを代表する強力なプラットフォームであり、オランダの施設園芸を世界に広めることで、機会の特定と促進を図っています。これは様々なパートナーが力を合わせ、共通の成長を可能にする基盤です。これにより、安全で健康的、新鮮で手ごろな価格の食品を持続可能かつ地元で生産するという増え続けるニーズに対するソリューションの提供と密接に連動し、業界と各企業の成長を確実にします。
私たちは、科学、企業、教育、政府からなる Farm to Fork(農場から食卓まで)の施設園芸エコシステム全体を提供します。
*簡潔に、でも重要な内容を含めたご挨拶でした。
 詳細も含め配布された冊子「Trade &Innovate mission to Japan / Horticulute 2023」より抜粋しました。


料理


今回はなじみのない議題のセミナーでしたので
少々理解するのに時間がかかりました。
でも、オランダ(世界)の有意義な取り組みが日本でも同じように行われるかもしれない機会に
とてもワクワクしました。
地球にとってプラスになることは、人類にとってプラスになり子孫にとってもプラスになることです。
まだこれから。良い道を一緒に歩むことができればどんなにうれしいことになるか。
未来が楽しみです。