FOODEXジャパンで注目、オランダ発プレミアム&次世代フード


The Eating Style
The Netherlands Food Style


デニーズ・ルッツ農務参事官セミナーにて講演

FOODEXジャパンで注目、オランダ発プレミアム&次世代フード
― 日本市場で広がる新たなビジネスの可能性 ―

2026年3月10日から13日まで、東京ビッグサイトで「FOODEX JAPAN 2026」が開催されました。アジア最大級の食品展示会として知られる本展示会には、約7万3,000人が来場し、新しい商材を求めるバイヤーと出展企業との商談で賑わいました。毎年出展しているオランダパビリオンには、今年は7社が参加、多様な商品が紹介されました。

オランダパビリオン出展企業

Foodex JAPAN 2026 Netherlands Pavilion Exhibitors

LOGO 企業名/URL 取扱商品
MADEGOOD
eu.madegoodfoods.com
ヘルシー スナック(オーガニック、アレルゲンフリーのグラノーラバー、クッキーなど)
MUELLER
paulmueller.com
外食産業向けビールタンク
TREAT CHANNEL
treatchannel.com
オランダのブランドの菓子類および飲料(ジョニー・ドゥードル、HZ&Z など)の取扱業者。PB商品にも対応。
TRIGON FOOD
trigon-food.nl
マース、ミルカ、TUC など、世界の幅広いブランド菓子やスナックを取り扱う商社
NNA DUTCH
annadutch.nl/en
キャビア、魚卵、および魚介類製品
DUTCH CRANBERRY
dutchcranberrygroup.nl
100%果汁、砂糖無添加のオーガニックフルーツジュース、フルーツシロップ、オーガニックドライフルーツ、スーパーフード など
HENRI WILLIG
henriwillig.com/en
ゴーダチーズ等、各種オランダ産チーズおよびオーガニックチーズ製品

展示会初日、ヒルス べスホープルッフ駐日オランダ大使は、開幕式に出席したのち、オランダパビリオンを視察、出展者らと日本市場進出について意見交換しました。会期3日目にはデニーズ・ルッツ農務参事官主催のレセプションを開催され、出展企業や日本のバイヤー、すでにオランダの商品・飲料を取りあつかう日本企業らが一堂に会し、親睦を深めました。

FOODEX2026開幕セレモニー

駐日大使、オランダパビリオン視察

日本市場では、安全性や信頼性に加え、栄養価や機能性といった付加価値が食品に求められるほか、質の高さや、価格とのバランス、そして健康志向が重視される傾向があります。
オランダ企業はこうしたニーズに合う商品を幅広く展開しており、中近東情勢に伴う貿易環境の変化や円安への対応に迫られる日本のバイヤーから高い関心を集めました。

「オランダ未来の食品」企業による
日本市場視察ツアー

展示会に併せて、「未来の食品(Future Food)」と位置付けられる代替タンパク質や健康食品を取り扱うオランダ企業8社が視察のため来日しました。(参加企業情報)
駐日オランダ王国大使公邸で開催された歓迎セミナーおよび試食昼食会には、日本のバイヤーや関係者が招待され、両国における未来の食品業界の最新市場動向について講演が行われたほか、日本進出に意欲的なオランダ企業向けに、日本の消費者が未来の食品をどう受け止めているか講演が行われました。セミナーでは、専門家による分析を通じて、以下の点が指摘されました。
・日本市場では、購買判断において、環境配慮や動物福祉に加え、品質、価格、健康価値が特に重視される
・オランダ企業にとって、日本市場向けに、商品開発やマーケティング戦略を最適化することが肝要
セミナー後の立食昼食会では、オランダ企業が協賛したプラントベーストミート、ヘルシースナック、ノンアルビール、天然果汁飲料等、原料にこだわったオランダ産食材の試食会が行われ、参加企業間の交流が一層深まりました。

トマト・サラダ

Zwanenberg社植物性ミートのパテ・トースト

Hellema社ヘルシークッキー他

ニシンのレモンマリネ

Swinkels社ノンアル・フレーバービール

オランダ・クランベリー・グループ

日本市場におけるオランダ食品の展望

今回のFOODEX JAPAN 2026を通じて、オランダ食品産業の強みが改めて示されました。
・ 高品質で信頼性の高い商品
・ 健康志向に対応する商品開発力
・ 代替タンパク質をはじめとする先進的な技術力
日本市場は、高水準な品質が求められる一方で信頼関係を構築することで中長期的なビジネスの拡大が期待できる市場でもあります。今後、日本とオランダの食品分野における、取引や連携がさらに深化し、新たな価値創出につながることが期待されます。
文・写真:オランダ王国大使館農務部