オランダ「フラワーデザインディプロマ」伝達式2024 – The Netherland Food Style


The Eating Style
The Netherlands Food Style

オランダ「フラワーデザインディプロマ」伝達式へ行って来ました
2024年5月14日(火)

良く晴れた丁度良い気候の春の一日、 オランダ「フラワーデザインディプロマ」
伝達式 へ行って参りました。


デニーズ・ルッツ農務参事官よりお祝いの言葉

本日ここに皆様をお迎えし、オランダのフラワーデザインディプロマセレモニーを開催することができますことをたいへん光栄に思っております。大阪、芦屋、そして京都と遠方からオランダ大使館まで足をお運びくださったここにいらっしゃる皆様のお越しを心より歓迎申し上げます。大阪のNスタイルフラワーライセンススクール、芦屋のシーズウィッシュ、そして京都のスパークフラワーアカデミーでオランダのフラワーデザインコースDFAを学ばれた卒業生の皆様、そして卒業生のご友人とご家族の皆様、本日はご出席まことににありがとうございます。

さて今日のこの式典について記事を書いてくださる堀川智香子さんを会場にご招待しています。記事はオランダ大使館が堀川さんと昨年開設したオランダの持続可能な食の生産とオランダの食について発信するウェブサイトにイベント報告書として掲載される予定です。このサイトについてのチラシは後ほど皆様にお渡しいたします。

さてディプロマ授与式に移るまえにオランダと日本両国がが長きにわたり育んできた特別な友好関係について少し触れたいと思います。両国関係が始まるきっかけとなったのは、いまから400年以上も前1600年に日本に漂着したオランダ船デリーフデ号でした。デリーフデはオランダ語で博愛という意味です。デリーフ号を発端とする両国関係はその後数世紀に渡り発展しました。鎖国時代、オランダは長崎湾に造設された人工の島 出島を舞台に日本との交易・技術革新交流を許された唯一の西洋の国でした。

日本国内にはその実施に懐疑的な意見があることは存じていますが、私どもオランダ大使館は来年2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博を大変楽しみにしております。万博では日蘭両国の長い交流の歴史に脚光をあてるだけではなく、オランダがどのようにして日本や世界中のパートナーと力を合わせて社会や地球が直面する課題への解決に貢献できるか、を知っていただく絶好の機会でもあります。万博会場は皆様のお住まいの地域からは至近距離にある大阪で開催されます。ぜひとも万博を訪れ、オランダが国を挙げて出展するオランダパビリオンにお立ち寄りになられ、オランダのイノベーション力やコラボレーション力などオランダの強みについて体験していただけたら幸いです。

花のデザインもまたオランダの強みの一つです。花のデザインの持つ魔法の力を通して皆様とオランダとの絆がなお一層強くなることはうれしい限りです。

私ども大使館職員は花が取り持つパワーを強く信じています。大使館のSNSをフォローされている方がいらしたら大使館が非常に多くの花関連のイベントを開催してることにお気づきでしょう。毎年春には大使公邸と庭が一般公開され、一万三千球のチューリップが満開となる景色を見るために大勢の皆様が訪れます。私どもはオランダ産ユリのプロモーション活動もサポートしております。

これは皆様にとって意外な事実かもしれませんが、日本で販売されているユリの切花はそのほとんどがオランダで育種された球根がもととなっています。両国がともに培ってきた長年の絆を祝い、オランダで開発されたユリ球根の二つの品種に日本のトップアスリートに因んだ品種名がつけらました。

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっていた2020年、スピードスケートで金メダルに輝いた小平奈緒選手に敬意を表して明るいオレンジ色のユリ「コダイラ」と命名されました。そして2022年には鮮やかな赤いユリが、オランダでも活躍した小野伸二元サッカー選手に因み「シンジ・オノ」と命名されました。コダイラ球根は2022年に日本国内での販売が始まり、シンジ・オノ球根は今年の秋に国内市場に出回る予定です。

そして毎年オランダのフラワーデザインのディプロマ授与式を開催できますことを私どもはたいへんうれしく思っております。皆さまに間もなく授与されるオランダフラワーデザインディプロマが、皆さまの今後の生活やお仕事の面で新しい門出となりますことを切に祈ります。そして何よりも皆さまが花を扱うお仕事を楽しまれること、フラワーデザインディプロマコースで習得された理論や技術を最大限に生かされることを願ってやみません。

ご卒業生の皆さま、これまでの努力が実を結び今年の4月にめでたくオランダのフラワーデザイン認定試験に合格されました。

オランダ王立フラワーショップ協会の執行機関であるヨーロッパ・フラワー・デザイン・アカデミーを代表してこれより卒業生の皆さまにディプロマを伝達するお役目を頂戴したいへんうれしく思っております。

さて最後となりましたがこの場をおかりし、本日のディプロマ授与式を企画、調整されたスパークフラワーアカデミー代表村中ゆかりさんに心よりお礼を申し上げ私の挨拶にかえさせていただきます。

  

スクール代表のお二人


スパークフラワーアカデミー 代表 村中ゆかりさん
Spark Flower academy

N-style Flower license school 代表 西田悠加奈さん
N-style Flower license school

農務参事官とお二人

ディプロマを授与された皆様



フォトギャラリー



Dutch floral design, a world-unique combination
ダッチ・フローラルデザイン、世界でも類を見ないコンビネーション

ダッチ・フローラルデザインは多かれ少なかれヨーロピアン・フローラルデザインの黄金のるつぼでしょう。
オランダは小さな国なので、2024年、私たちを取り囲む国々に確かに目と耳を開いています。
次に、切り花栽培で世界的に高い評価を得ています。花はオランダの日常生活に欠かせないものです。しかし、オランダ人は耐久性を大切にします:花は長持ちしなければならないのです。ですから、切り花の手入れと長持ちする切り花を使ったアレンジメントは世界最高水準です。デザイン的にはクラシカルなものから革新的なものまで幅広いスケールのフラワーアレンジメントを高く評価します。私たちのマスターフローラルデザイナーが革新的なフローラルデザインの専門家であるのも不思議ではありません。

オランダのディプロマラインは高水準のダッチ・フローラルデザインに次のものを兼ね備えたものです:

  1. 初心者レベル(DFA)からフローラルデザインのマスターまでの資格証はVBWによって承認されています
  2. DFA、ADFA、ARDFAレベルの教本の完全なラインアップ
  3. コースの内容はプロ実務の最新の動向に応じて頻繁に更新されます
  4. コースは成功するプロになるために非常に適切な準備をするものです
  5. この仕事をしていて、知識と技術の向上とアップデートを望む人にも非常に役立ちます
  6. 内容と試験要件は、ライセンス校とオランダのフローリスト協会VBWが相談の上で決定されます
  7. 世界中で実施されている試験制度は透明で公正です
  8. 試験の結果、世界中の全ての認定証取得者は平等な資格を持ちます
  9. 認定証取得者は公式ロゴの使用が許可されます
  10. 資格のある審査員のみが試験の審査を許可されています
  11. ディプロマはオランダで唯一のプロのフローリスト協会VBWによって発行されます
  12. VBWは、関係する全てのネットワークと緊密に協議し、常に質の向上に取り組んでいます
  13. Aeres/エーレス応用科学・教育大学はVBWに代わってディプロマラインをコーディネートし、インストラクターと認定審査員の訓練にその専門知識を取り入れています

情報提供 : European Floral Design Academy(EFDA)