Canadian Food Style についてVol.4
本日は、前回の蜂蜜に引き続きCPTPPの恩恵を受けるカナダの食品・食材No.8。
メープルシロップ・メープルシュガー
*画像:ケベック州 「シュガータイムの伝統的慣習」より
カナダといえば、メープルシロップ。
サトウカエデの甘い樹液から作られた、100%天然食品です。
生産量、輸出量ともに世界一!
ケベック州、オンタリオ州、ニュー・ブランズウィック州、ノバ・スコシア州の4つの州で生産されていますが、中でもケベック州はカナダ最大の生産地。
CPTPPにより、日本の消費者、パン・菓子製造業者、食品製造業者の皆様にとってより入手しやすくなります。
CPTPPの主な利点
メープルシロップ:
最高17.5%または13.5円/kg(高い方を適用)→ 0%
(2021年4月1日までに撤廃)
メープルシュガー:
20.8円/kg→0%
(2021年4月1日までに撤廃)
メープルシロップはデザートや朝食、肉類、魚介類、野菜、サラダ、飲み物、ソースの調味料としても利用できます。
1Lのメープルシロップを作るのに、約 40Lのメープルウォーター(樹液)が必要です。
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もう関税が撤廃されたメープルシロップ。
なかでもメープルシュガーに注目です。
栄養価が高く天然甘味料のメープルシュガー。
もっともっと普段の料理に自宅で使うことができるようになったらどんなに良いか!
塩が変われば料理の味が変わるように、砂糖が変われば菓子だけでなく料理の味も変わります。
塩のように砂糖も選ぶことができればもしかしたら根本的な味がかわるかも、、と時々想像していました。
メープルシュガーはもしかしたらその選ぶ砂糖の一つになるかもしれませんし、日本の食文化も変わるかもしれません。
これからがものすごく楽しみです。