ギリシャ Greece / マスティハのセミナー
*2018年2月の情報です。
ギリシャ・ヒオス島のマスティハの講演会&レセプションへ行ってきました。
ギリシャのヒオス島でのみ生育するマスティハの木。
その木の樹液が重要です。
最初、
ヒオス・マスティハ生産者組合 副理事長のマスティハについての説明。
次に
ヒオス歯科医師会会長のマスティハ効能についてのセミナー。
*マスティハは口の中の菌を高度に殺菌する作用があり、口臭予防にもなる、ということで歯科医の方が多数セミナーに参加されていました。
ヒヨス産マスティハの概要
ヒオス島産マステハ
ギリシャの東側のエーゲ海域内にヒヨス島(キオス島とも)が位置しています。
(トルコに近い場所です。)
そのヒヨス島南部でのみ栽培されるマスティハの木。
ユネスコの無形文化遺産でもあります。
その木の表面に生産者さんたちは浅く切り込みをいれます。
木から涙の粒のように沁みだした樹脂、それが固まってマスティハと言われるものになります。
古代世界で最初の天然チューイングガム
古代ギリシャの歴史家・ヘロトドスは自書に、
「マスティハを噛むことは口腔と胃に良いことが証明されている。」と記したそうです。
科学的に様々な効能が証明されているマスティハ。
(口腔衛生の維持、抗菌作用、抗炎症作用等々。)
注目されているのはその健康保持効果。
毎日の食にマスティハを加えることで上記に記した健康効果以外の効果もみられるそうです。
マスティハは結晶ですのでオイルやパウダー状に形を変えて簡単に様々な食材にプラスすることができます。
例えば、アンチエイジングスムージーは
ココナッツミルク、パイナップル、バナナ、ターメリック、ジンジャー、チアシード、マスティハオイルで作られます。
パンや焼き菓子、料理の下味に、マスティハパウダーをプラスすることで、手軽に様々な健康的な効果を得ることができるそうです。
今回の講習会では、その様々な効能の内の一つ、口腔衛生の維持についてでした。
口腔衛生の維持
マスティハのガムを噛むことは、通常のガムを噛むことよりもその何倍も唾液を分泌を促します。
そして、口の中の匂いを増長させる菌を抑制する効果があるそうです。
古代ギリシャの医者ヒポクラテスは、マスティハの薬効性と優れた消化および口臭予防効果を推奨し、
「噛むだけでなく、結晶の白色部分をハチミツと混ぜ合わせることで鼻(鼻孔)の感染症用の軟膏としても使うことができる」、と記しました。
古代ギリシャの時代より、様々な効能をもたらし続けるマスティハ。
やっと世界中の国々が注目し、様々な国への輸出が増えています。
日本でもその効能を感じられる時が遠からず訪れそうです。
マスティハを使った料理
カクテルにもマスティハ
マスティハは独特な香りがします。
ミントのようなハッカのような竹のような。
爽やかですっと鼻に抜ける香り、嗅慣れると病みつきになりそうです。
ギリシャ古代の食材は、
神々が住むオリンポスの山で栽培されるハーブティー。
1,728円(税込)!
神々の食材!
圧倒的なパワーを受け取ることが出来そうです。