6月17日のことです。
(すみません。2か月ほど前のことで。
本当にあっという間に月日が過ぎていきます。)
キプロス共和国大使館&大使主催 / ハルミ・フレンドリーランチへ行ってまいりました。
大使公邸でキプロスの食材を使った、大使手作りの料理を思う存分楽しむ会。
こんな会に呼んで頂けるとは、、本当に光栄です。
まずはおつまみ、とワイン。
フィンガーフードを。
キプロスの代表的なチーズ、ハルミの蜂蜜かけ
キプロスの蜂蜜。
(超絶美味です。)
そしてワイン。
キプロスはワインも有名です。
もう1本白ワイン。
キプロスが掲載されているヨーロッパ案内書。
キプロス大使のキプロス料理の数々。
(なんと色々な材料をKitchen Garden 日比谷シャンテ店で購入してくださったそうです。)
大使はいつも来てくださるのです。
ミント入りトマトサラダ。
キプロスの肉料理は
下記画像のアフェリア(赤ワインとコリアンダーでマリネした豚肉のグリル)とクレフティコがあるそうです。
クレフティコ:
ラム肉とジャガイモの蒸焼き。
伝統的な土窯で半日近く蒸焼きにする料理。
加えるハーブや、ワインを使う使わないはそれぞれの家庭で違います。
ラルナカという町にある地元の人たちに昔から人気のクレフティコ屋さんのご主人は『うちのは塩と水、それにベイリーフだけ』を強調していました。
キプロスの本屋に並ぶレシピ本にはワインやいろいろなハーブを使った作り方が紹介されています。
が、キプロス人郷土料理研究家のご本にあるレシピはやはり塩と水とベイリーフ。
ちょっと興味深いのは、ラムではなくマトンを使う村がかつてはあって、月桂樹の枝を窯にくべて焼いていたという記述。(キプロス・インフォメーションサービスより)
*キプロスの肉料理:
スブラキ:
串焼き肉です。ラム、ポーク、チキン、ヤギのアタマとか、、、
焼けたのはそのまま食べる以外に、小さく切って、たっぷりのトマト胡瓜キャベツなどと一緒にピタパンサンドの具にします。キプロスの定番ランチかな?(いや夜も食べてる、、、)
とのことです!
そして、
ケフテデス:フライドミートボール
シェフタリア:炭焼きミートボール
も定番人気肉メニュー。
ハルミチーズ入り春巻きのような料理。
この料理は確か、野菜料理だったかと。(一番上はトマトです。)
じゃがいも料理。
火の通りが絶妙で絶品。
*キプロスはジャガイモも有名なんです!
ハルミを焼いたもの。
キプロスでこのチーズを食べる一番オーソドックスな方法です。
フムス。
(フムスはKitchen Garden でご購入。)
ハルミとキヌアのサラダ。
この組み合わせも絶品。
鶏肉のグリル。
(これも火の通り方が素晴らしく。)
赤ワイン。
実は特別な赤ワインなのです。
ほとんど忘れかけられていた葡萄の品種、マラセフティコ/ Maratheftikoで作られた希少なワイン。
復活キプロス古代品種によるワインの味は一言では表すことが出来ず。
複雑でありつつもそのすっきりとした後味は今まで飲んだことがありません。
特別でした。
*今ではキプロスのほとんどのワイナリーがマラセフティコを使ったワイン作りを行っているそうです。
そして、プロが作ったのではと思われるほど素敵なデザート2種類。
プティングと
ヨーグルトケーキ。
ルクミ!も。
澱粉に砂糖を加えて練り上げて作る伝統菓子ルクミだそうです。
伝統的なキプロス食材ローズウォーターで風味付けされています。
*このお皿もKitchen Garden でご購入されたかも。同じものを販売していました。
*キプロスのローズウォーター
2,700円(税込)!
そして、絶品グリコ。
グリコ:
フルーツのシロップ煮。
今回は、チェリーのシロップ煮(グリコ)。
グリコはキプロス伝統甘味のひとつで野菜や果物をシロップで煮たものです。
オレンジの皮、スイカの皮、ニンジン、ナスなどいろいろあります。
(ナス!おぉ、ナスのグリコ。食べてみたいです。)
*追加で画像を頂きました。
サクランボ。5月が旬だそうです。
丸ごとクルミのグリコ(真っ黒です)を小さく刻んだのが大使のプディングに散らされていたそうです。
気が付かず、美味しい美味しいと食べてしまいました。
*追記です。
クルミのグリコ(クルミのシロップ煮)画像を頂きました。
本当に。真っ黒です。
断面図。
お土産に持っていきました。
虎屋さんの虎柄羊羹。
プティングの切り口。
クルミのグリコ入り。
ヨーグルトケーキの切り口。
お土産です。
可愛く用意されていました。すべて大使によるもの。
本当に温かいおもてなしで感激しました。
大使曰く、政治ではなく食が我々を繋げることが出来る方法だ、とおっしゃっていました。
世界中が食で繋がれば、こんなに嬉しいことはありません。
がんばろう。
輸入食料品専門店