pecorinoromano

2022年11月24日(木)11:00 スタート
ENJOY the taste of life プロジェクト
『ペコリーノ・ロマーノを食べる、プレスランチ』
行って来ました

ペコリーノ・ロマーノとは


about pecorinoromano


ペコリーノ・ロマーノは、産地の農場で生産された新鮮な羊乳のみを使用し加熱調理した、ハードチーズです。
薄いアイボリーや藁のような色の薄い皮で覆われています。中身は、密度が高い状態か数が限られた穴を持ち、その色は製造時の技術的条件によって、白色から多少の強い色合いの麦わら色までさまざまです。
チーズの味は、テーブルチーズの中ではアロマティックで軽くスパイシー、おろしチーズの中では強めのスパイシーさを感じることが出来ます。
丸く上下が平らな円筒形、側面の高さは25~40cm、上下の直径は25~35cmの間で重さは20kgから35kgの間です。
チーズ本体にはペコリーノ・ロマーノのロゴ(角が丸く、羊の頭をかたどった菱形)とペコリーノ・ロマーノという文字が側面全体に刻印されています。
ペコリーノ・ロマーノは、テーブルチーズとして5ヶ月、おろしタイプで8ヶ月の最低熟成期間を経て販売することができます。

 
 

一般社団法⼈⽇本チーズアートフロマジェ協会
副理事⻑ 村瀬 美幸氏 に教えて頂きました。

ペコリーノ・ロマーノは、食感・旨味・コクの3つのバランスがとてもよく調和されているチーズです。
羊の乳から出来る長期熟成チーズです。少量のミルクから多くのチーズを作ることが出来、脂肪とタンパク質で旨味とコクが作られます。
このチーズは切り立てが一番美味しく、かち割りナイフ又はディナーナイフで好きな大きさにカットして食べて頂くことをお勧めします。
またスライサーで薄くスライスしてサラダに乗せたり、チーズおろしで粉チーズにしてカルボナーラに加えるのも美味しい食べ方です。


今回は「ペコリーノ・ロマーノのレモン&ローズマリー⾵味 かぶと紫⼤根のサラダ添え」をご用意しました。
さいの目にカットしたペコリーノ・ロマーノとオリーブと松の実をオリーブオイルで和えて薄くスライスしたかぶに乗せ、羊によく合うローズマリーをハサミで切って加えます。
最後にレモンをグレーターで削ったものを散らして出来上がりです。


ペコリーノ・ロマーノの保存方法としては、ラップで包まないでください。アルミホイルで包むほうが良いです。


リストランテ・オステリア

シェフ ⽯神 治氏の料理を堪能しました。

マス、ウイキョウ、オレンジ
ペコリーノ・ロマーノのサラダ

マスのねっとりとした舌触りとコク、爽やかなオレンジ、ウイキョウの良い香りとペコリーノ・ロマーノの旨味、何とも言えず美味しい一品でした。

ペコリーノ・ロマーノ
DOPチーズ保護協会について


Pecorino Romano
DOP Cheese Protection Association

ペコリーノ・ロマーノDOPチーズ保護協会は、1979年にラツィオ州とサルデーニャ州の関係者により設立され、1981年にはイタリア農業省と産業省からその生産と販売に関する監督を委任されました。
2002年4月28日以降、協会は農林省から原産地呼称保護(PDO)の地位を守るためのさらなる任務を付与されています。
協会の目標は憲章に明記されている通り、ペコリーノ・ロマーノの生産と販売の保護と監督、イタリア国内外での名称の保護、さらに地域、国、EUの団体や組織と協力して消費拡大と品質向上です。