SALEN to EAT Vol.22
新パスタ 3 / Ruote Pazze
前回のVol.21、パスタメーカーの歴史はこちらに。
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今回からは順次、様々なパスタを紹介して参ります。
New パスタ
Ruote Pazze di semola di grano duro trafilata al bronzo
高さ約22mmの円筒形。外側のクラウン(Ø 25 mm)がハブ(Ø 6 mm)に6本のスポーク(約9 mm)で歯車状に取り付けられています。
クラウン、ハブ、スポークにはそれぞれ異なる厚みがあり、噛んだときに特定の感覚を与えます。まるで おいしいパンのクラム(中身)とクラスト(外側)の組み合わせのようで、食通にはたまらない歯ざわりです。
サレントの伝統による「Ruote Pazze(狂った車輪)」という名前は、その完璧ではない丸い形に由来します。それでも茹でると「リガトーニ」や「パッケリ」のようには平たくならず、しっかりとした張り(コシ)が残ります。ソースが自由に中に入りそこに留まることもできるパスタなのです。
’Ruote Pazze ’の金型については、1938年の目録に記載があります。それ時以来 我々の’Ruote Pazze’はイタリア国内外で大成功を収め、多くのレストランのメニューに採用されています。
2002年には、New York Fancy Food ShowでNational Association for Specialty Food Tradeの名誉あるオスカー賞を受賞しました。