2年と3ヵ月ぶりの海外 / イタリアでした。
思ったより早く行くことが出来た気はしています。
それでも今回は慎重に慎重を重ねて行って参りました。
久しぶりの海外 / イタリア で思った様々なこと
久しぶりの海外
日本と海外の状況の違いを事前に把握することは難しく。
行ってからの判断になるであろうと考え、すべき準備を可能な限りしました。
持って行ったもの
除菌グッズや他色々、思いつくものはすべて持参。
*通常ならば、パスポートとクレジットカード、仕事で必要な資料があれば良いくらいの感覚で行きます。
でも今回は特別。
・除菌用手洗い石鹸
・除菌ペーパー
・除菌スプレー
・マスク
(FOOD EXPO 会場を廻ります。2重マスク用にかなり多めに。)
・箱ティッシュ、ポケットティシュ、ハンカチ
・多めに洋服と着替え、靴下
・部屋着、パジャマ
・ホテル用スリッパ
(外出先から帰って履く用とお風呂後に履く用の2つ、+機内用の2つ)
・シャンプー、リンス
・化粧品
・歯磨きセット
・靴
・小さめ斜め掛け鞄
・筆記用具(ホッチキスと輪ゴムも)
・名刺(100枚くらい)
・必要な書類
(トランク用と機内持ち込み用と各*2つずつ)
・パスポート
・クレジットカード
(VISA かマスターカードしかほぼ使用できません。ここは要注意。)
・ストール、カーディガン
(かなり寒い日がありました。機内にも持って行って正解です。)
・ビニール袋 各サイズ多めに
・折り畳み傘
下記、余分かもと思いつつ持って行って良かったもの。
・紙コップ
(外から帰ったうがい、歯磨き、すべてこちらで。)
・箸
(全体が袋で包まれている物)
・4つ折りの大きめ紙ナプキン
(顔を洗った時にこれで拭きました。)
事前用意の書類、登録事項、PCR検査について
行くときに必要なもの
・ワクチン接種証明書
(事前に自治体より取得、または接種証明書アプリにて登録)
・EU Digital Passenger Locator Form (dPLF)への登録
(5月1日以降この登録は必要なしになりました。ただ、今後また復活する場合もありますし、他のEUでは必要な場合もあります。登録時に飛行機の座席番号と現地でのホテルなどの住所登録が必要です。)
・加入保険の確認&用紙
(covid-19 対応可の海外用保険があります。入っていた方がよさそうです。)
帰りに必要なもの
・日本帰国用PCR陰性証明書~イタリア出発時刻の時間から72時間以内の証明書
(我々は最終日、CIBUS の会場で受けました。空港でも受けることができますが、事前予約が必要です。)
・日本のアプリ、MySOS の事前登録
(アプリの登録事項が多く、かなり時間がかかります。日本で前もって途中まで登録するのがオススメです。このときも事前に席の指定記載が必要です。)
・日本の空港でのPCR検査
(かなり時間を要します。私はおおよそ3時間かかりました。6月以降簡略化されるかもしれません。)
covid-19 のこと
*コロナという言葉は現地で一切通じないので、この名称で統一へ。
イタリアを含めEUでは、3回ワクチン接種が済んでいる証明があればどの国へにも行くことが出来ます。
日常的な会話、行動は外でも建物の中でもマスクなしです。
(ここはEU内でも国によって差があるかもしれません。)
CIBUS 会場でも同じでした。皆マスクなし。
ただし、飛行機内はマスク着用です。
イタリアでは covid-19 は日常的な病気の一つになりつつあります。
ただし、かかったら隔離するのは基本的にあるようです。
日本的な感覚とかなり乖離しています。
*どちらが良いとはなんとも言えず。私はマスク派ですから、イタリアでも日本でもマスクをします。
日本とイタリア(EU)でのウィルスへの考え方
PCR検査、入国検査の違いについて
前述したとおり、日本との感覚の乖離がかなりあります。
まずイタリアへの入国に関して。
3回ワクチン接種(または2回でも1回でも入国に適合していればOK)でスムーズに入国できます。
PCR検査はなく、感覚的には10分で入国です。
反対に日本は、72時間前にPCR検査があり、そして日本の空港でPCR検査がありました。
両方の時間を合わせると(さらにアプリ登録の時間も合わせると)計、6時間くらいここに時間が費やされた感覚です。
もちろん、きちんとしたことにこしたことはないとは思います。
ただ、疲れ果てて到着した日本で、かなりの距離を延々と空港内歩かされて、他の飛行機の方達も一緒に最終的に同じ場所で待機しなくてはならないのには、かなりのストレスを感じました。
ましては、何も知らない海外の人にとっては全く優しくなく。
日本は我々を歓迎していないんだ、、と思うばかりかと想像するのです。
イタリアの人達は日本人に対して、本当に優しいです。
分け隔てなく、というより尊敬すらしてくれます。
その方達が日本に来ることを思うとものすごく残念です。
経済の流れと治安
日常的な行動や日常品店には人が溢れています。
散歩したり、バールでコーヒーを飲んだり。
日常をきちんと楽しんでいる(慈しんでいる)様子で。
だからと言って景気がよかったりするかどうか、まだ様子見のような感じです。
でも活気には溢れていました。
この前向きな活気のある雰囲気は、意図して自分達を奮い立たせているような、そんな様子も垣間見られました。
前へ進もうとしています。
ただ治安に関しては何とも言えず。
やはり貧しい地域がある様子も見て分かり、肌で感じました。
一人歩きの朝も、あ、この道は入らないほうが良い、あ、今は他の観光客と一緒にまぎれよう、等々呑気にのほほんと散歩するわけにはいきません。
(でも日本でも同じです。東京は特にあ、ここはやばいと思う場所がいくつかあります。)
静かな日本で過ごすように、海外でも静かに楽しみながら過ごせば大変なことにはならないのではと思います
本当に、様々な体験をして色々と思うところがありました。
covid-19 の対応に関して、イタリアと日本、どちらが良いとはなんとも言えません。
ただ、空港での時間的な配慮は必要だと感じました。
人の一生には限りがあります。
そのなかで楽しみに費やせる時間はさらに限りがあり。
その楽しみへの時間をなるべく減らさないようにしてあげて欲しい、と思うばかりです。
*空港職員の方達の労力も大変なものだと感じました。
もう少しバランスよく見極めることは出来ないか、試行錯誤は必要だと理解しつつも皆様が疲弊してしまったら元もこうもありません。
と、このような感じでした。
ご参考になれば幸いです。
今晩もどうぞお気をつけて。
大変遅くなりました。
輸入食料品専門店