Canadian Food Style についてVol.4
本日は、CPTPPの恩恵を受けるカナダの食品・食材について最後、No.11です。
前回のワインはこちらに。
加工食品・飲料品
より幅広い加工食品・飲料品が、日本の消費者の皆様にお試しいただけるようになりました。
CPTPPの主な利点
ビスケット、クッキー、クラッカー:15% → 0%
(2023年4月1日までに撤廃)
スープとブイヨン:最高8.4% →0%
(即時撤廃)
ミネラルウォーター:3%→ 0%
(即時撤廃)
特殊作物と豆類
健康志向の消費者向けおよび加工用の特殊作物と豆類の関税が削減されます。
CPTPPの主な利点
そばの実:9% → 0%
(2023年4月1日までに撤廃)
キヌア:3%→ 0%
(即時撤廃)
乾燥エンドウマメ類:WTO割当枠内税率10%→0%
(即時撤廃)割当超過分は10年以内に撤廃
小豆、インゲンマメ、ソラマメ、キマメ、その他マメ類:WTO割当枠内税率10%→0%
(即時撤廃)
豆粉:13.6% →0%
(2028年4月1日までに撤廃)
濃縮たんぱく質:10.6% →0%
(2023年4月1日までに撤廃)
ピーマン・パプリカ
ブリティッシュ・コロンビア州産の温室栽培ピーマン・パプリカは肉厚で甘みがあり、栄養価が高くて美味しい野菜です。
特にビタミンA、Cと Eが沢山合まれています。
CPTPP の主な利点
ピーマン・パプリカ:3%→即時撤廃
(ブリティッシュ・コロンビア州産のみ日本向け輸出可能)
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CPTPPによる様々な食材の関税撤廃により、我々の食事情は大きく変わる予感がします。
(反対に日本の食材もカナダへの輸出において、関税撤廃がなされています。
カナダの人達の食事情も大きく変わると思われます。)
自分の口にどのような食材を入れるかは、我々次第です。
でもその選択肢の幅が広がり(価格面においても)、多様性に富む「食」になるならば歓迎したくなります。
新しい「食」の世界の始まりです。
楽しまなくては。