少し前に開かれた西オーストラリア州のアボカドイベント。
そこで堪能したのが西オーストラリア州のアボカドです。
甘くクリーミーで、よく食べるアボカドと同じ品種のはずなのにフレッシュ感が段違いでした。
本日はそのアボカドについて。
西オーストラリア州産アボカド
2018年に日本への輸入が解禁となったオーストラリア産アボカド。
その年の12月に西オーストラリア州から初入荷されました。
アボカドは広大なオーストラリア大陸の様々な地域で盛んに栽培されており、現在日本へは西オーストラリア州から高品質のハス種アボカドが出荷されています。
オーストラリアのアボカド産業は、1840年に栽培が始まって以来長い歴史のある成熟した産業です。
現在、オーストラリアのアボカド生産は右肩上がりで伸びてきており、2020年度の生産量は10年前と比べて約2倍となる8万トンほど。
オーストラリアのアボカド生産量は需要の高まりに伴い今後も増加すると見込まれており、2026年には17万トン前後となる見通しです。
今、日本へ輸出可能なアボカドは、西オーストラリア州産のものです。
旬の時期
西オーストラリアから出荷される高品質のハス種アボカド。
日本への入荷は、旬の時期でもある8月から2月までの期間限定。オーストラリア産アボカドは、同時期の他産地と比べても油分が多く、濃厚な味わいです。
オーストラリア産の特徴
・油分が高く、とてもクリーミー。
アボカドの木で、通常の栽培期間よりも長い12か月かけて育成されることにより、しっかりと脂がのり、濃厚な味わいに。
・オーストラリアのアボカド産業の長い歴史の中で培われたノウハウにより、非常に高品質なアボカドを食卓へ。
・オーストラリアの高い食品安全および出荷基準により、消費者にとって安心・安全なアボカドを供給。
追熟のコツ・保存方法
・緑色のアボカドは食べごろになるまで室温でゆっくりと追熟させましょう。
・紙袋にアボカドをリンゴやバナナと一緒に入れると熟成を早めることができます。
・熟したアボカドは冷蔵庫に入れて1〜2日間保存可能です。
・半分に切ったアボカドは、空気に触れると酸化して変色しやすいので、切り口にレモン汁をかけてラップをして保存します。
食べごろの目安
手に吸い付くような弾力がある時が、今日の食べごろ!
堅いときとはあきらかに違う感触です。
また、皮の色が黒くなってきた時も食べごろ。
ヘタが皮から浮いているのも、ひとつのサインです。
栄養効果
アボカドには、食物繊維や葉酸、カリウム、ビタミンC・B5・E、ナイアシンなど20種類以上の健康に役立つ栄養素がたっぷりつまっています。
さらに、アボカドに含まれる脂肪の多くが不飽和脂肪で、血液中のコレステロールを下げる効果もあるため、美容やダイエットにも効果的な食べ物です。
心臓と血管
アボカドは心臓ならびに血管系の循環機能を正常に整える栄養素を備えています。
アボカドの栄養素・・・機能
銅、マグネシウム・・・心拍数の調整
銅・・・血圧を正常に維持
パントテン酸・・・皮膚の健康維持
免疫力
体の免疫システムは、病気や感染から身を守るために不可欠な役割を担っています。
アボカドの栄養素・・・機能
ビタミンC・ビタミンE・・・免疫機能の強化
肌の健康維持
アボカドは体の内側からだけでなく外側も健康に保つ栄養素を備えています。
アボカドの栄養素・・・機能
ビタミンB2・・・細胞の再生を促す
ナイアシン・・・皮膚や粘膜の炎症を抑える
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西オーストラリア州のアボカドが日本に輸入が解禁された旨は以前Aussie Style でも伝えたことがあります。
知識としては知っていても実際に食べたこの驚きは、、、本当に魔法のようでした。
やはり「知って食べる」。
これが良い流れのような気がします。
どうぞどこかで西オーストラリア州のアボカドを見かけたらぜひ手に取って食べてみて頂けますように。
この驚きを味わっていただくことができます。