Canadian Food Style Vol.51
カナダの外交官(リサさん)より 自然の味:カナダのブルーベリー
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カナダ外交官(リサさん)のお話~カナダの秋の楽しみ方、はこちらに。
Canadian Food Style
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季節の変わり目に大切な体調管理。
秋から冬にかけて寒い日が続く中、我が家ではこまめな手洗い、マスクの着用などに加え、フルーツを頻繁に食べることを心がけています。
我が家では日本産のみかんの他、カナダ産ブルーベリーをよく食べます。
甘くて美味しく、子供にも大人にも喜ばれて様々な健康メリットがあると言われている「スーパーフード」のブルーベリー。
ポリフェノールの一種であるアントシアニンや、ビタミンCなどのビタミン類も豊富なフルーツです。
カナダ農務・農産食品省によると、「ブルーベリーは豊富な抗酸化物質を含み、低カロリー、食物繊維と栄養価が高く、抗炎症作用があるとみられるため心臓の健康にも貢献する可能性がある他、血中コレステロール値の低下も助ける可能性がある」と説明しています。
生鮮ブルーベリーは柔らかくて小さな子供でも食べやすいので、カナダでは8月頃から食卓に上り、夏の終わりから秋の初めにかけて収穫の季節には多くのカナダ人に愛されています。
そして、年中味わえるように、ブルーベリーを数キロ単位で買い冷凍庫に保管している人も少なくはないでしょう。
もちろんブルーベリーはそのまま食べる楽しみがありますが、ヨーグルト、タルト、マフィン、フルーツソースなどに入れたり、ポークやチキンの味を引き立てる役割も果たします。
冷凍してヘルシーなスナックにしたり、スムージーに入れたりすることもできます。
きれいな青紫色の果実を持ち、小さな冠をかぶっているように見えるブルーベリー。
カナダはブルーベリーの生産・輸出量では世界第二位で、野生種ブルーベリー「ローブッシュ」と栽培種ブルーベリー「ハイブッシュ」が収穫されます。
ブリティッシュ・コロンビア州、オンタリオ州、ケベック州、そして大西洋岸諸州では、生食用(ブルーベリー)は手摘みされ、冷凍・加工用(ブルーベリー)は機械などで大規模な収穫が行なわれます。
品質・風味を保つため、カナダ産ブルーベリーは摘まれるとすぐに地元の施設で最先端技術を用いて選別・洗浄・加工されます。
(ブルーベリー全体では)世界第二位と言っても、カナダは「ローブッシュ」ブルーベリーでは世界最大の産地です。
ローブッシュのほとんどはケベック州と大西洋岸諸州で商業的に栽培されています。
ローブッシュは加工・冷凍品によく使用され、日本で製造されているブルーベリージャム及びブルーベリーヨーグルトや、コンビニで販売されるパンやデザートにも入っています。
「ハイブッシュ」のほとんど(9割以上)はブリティッシュ・コロンビア州で栽培されています。
ハイブッシュは粒が大きく生鮮及び冷凍で流通し、日本での生鮮ブルーベリーの販売は8月頃から始まります。
ヘルシーな食生活にカナダ産ブルーベリーなどはいかがでしょうか?
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カナダのブルーベリーを食べたことがあります。
非常に身がしっかりとして弾力があり、甘みも強く食べ応えのあるものでした。
なんといってもあの摘みたてのようなフレッシュ感!たまりません。
来年も食べることが出来る事にワクワクしています。
楽しみです。